東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

ハリウッドへ行って来た

2018年12月01日 10時16分48秒 | 街の話

大衆キャバレー・ハリウッド北千住本店へ行って来た。

「キャバレー王」「キャバレー太郎」こと福富太郎が昭和35年に新橋で開店してから、首都圏を中心に20店舗まで直営店を拡大。従業員は3千人を数え、キャバレー・料亭部門で所得番付全国1位にまで上りつめた。今年5月に86歳で逝去した際には北千住の本店を貸切にしてキャバレー葬が執り行われた。昭和50年代に「ロンドン」「ハワイ」と共にキャバレー全盛期を迎えたハリウッド。以前小岩にもあったが、今はもう北千住と赤羽店しかないそうだ。その昔、先輩方に何度か連れて行って貰ったが、レトロな店内の印象が強烈に残っていたが、残念ながら年内で閉店すると聞き、北千住へと向かった。

まずは18時から営業していることに驚きながら、有名なマスコットキャラクターの金髪女性を目印に、小さな扇風機付きの小さなエレベーターで4階まで上ると、入店人数を知らせる太鼓で迎えられる。

独特のネオンカラーと広々とした店内。奥のステージで専属バンドが奏でる生演奏のBGMも心地良く、日替わりショーや抽選会を始め、ホステスさんの熟練された会話が実に居心地が良い

店内の数々の調度品にも実に趣がある。また明朗会計を謳っている店のセットプランには飲み物の他につまみがひとり一品付き、おススメの「カツサンド」と「ピザ」を注文する。

店内は別れを惜しむかのように、次々に太鼓が鳴り響き一瞬にしてほぼ満員となり、店員さんが忙しそうに行き来している。ちなみに12/30までのラスト三日間は完全予約制とのことで、出入り口の手書きの予約表はかなり埋まっていた。

私にとって全盛期は知らないが、父親世代が夜な夜な楽しんだ大人の世界を垣間見れて、少しだけ成長した気がした夜だった。

Say Goodbye To Hollywood!!

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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