2007年に亡くなった作詞家・阿久悠。
これまで本ブログでも何度か取り上げていた彼だが、今年没後10年の節目を迎える影響なのか、コンサートを始め、テレビ・ラジオで最近とてもよく取り上げられている。その都度、彼の偉大さを改めて実感している。番組の中で記念館がある事を知り、休日に明治大学内にある阿久悠記念館に出掛けてみた。
コンパクトな記念館は7つのコーナーに分かれていて、まずコーナー1の「阿久悠と明治大学」から辿って行く。コーナー3では「歌もよう・人もよう」に展示してあった約5000曲もの作品一覧をじっくりと何度も眺めながら、松崎しげるの「君は何をおしえてくれた(1971年)」、西城秀樹の「君よ抱かれて熱くなれ(1976年)」、ジュリーの「あなたに今夜はワインをふりかけ(1978年)」も彼の作品だったのか~と驚く。
コーナー4には彼の書斎が再現されていて、コーナー7ではパソコンで彼の楽曲が視聴出来る。実に素晴らしい記念館で、これが無料なんて申し訳ない。館外に出ると彼の作品たちのシングルレコードが飾られていた。
帰り道、彼の楽曲たちを口ずさみながらお茶ノ水駅まで向かった。