東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

赤塚不二夫展

2009年09月13日 09時58分15秒 | 二代目のつぶやき
松屋銀座で「赤塚不二夫展」が開催されていた。



ご存じの通り、彼は『ひみつのアッコちゃん』『おそ松くん』』『もーれつア太郎』等数々のヒット作品を世の中に送り出して来たが、私にとってはやはり「天才バカボン」である。本はほとんど持っていたし、今でもバカボンパパは非常に上手く書ける。催場には平日にも関わらず数多くの来場者で混雑していた。彼の発表した作品順に展示されているのだが、私はもちろん「バカボン」のコーナーに多くの時間を費やした。

彼はその昔から遊び心に満ち溢れており、画期的で独創的な試みを色々紙面で実験していた。紙面一面に描かれた「実物大バカボン」(注1)や、空白だらけの紙面(注2)、文字を使用しないマンガ(注3)、下手なマンガ(注4)には当時小学生の私は驚き、また大いに笑ったものだ。

注1・・・見開きすべてにバカボンの顔が描かれ、実物大バカボンに挑戦したが、最後はコマ足りなくなり非常にコマ目の小さいに無理やり押し込めた
注2・・・最終回と題して書き始めたが、どうも書く気が無いと中途半端なバカボンが登場。(もちろん最終回は嘘)
注3・・・吹き出しにすべて「絵」が書いてあって、それを解読して読む
注4・・・利き手を骨折(もちろん嘘)したので、逆手でプロとは思えないようなバカボンを描いた。(その次には両手を骨折したと足で描いたバージョンもあった)



また彼の作品には主人公以外にも「イヤミ」「レレレのおじさん」「ケムンパス」「ココロのボス」「ニャロメ」等、特徴ある愛すべき脇役が多数登場する。お土産コーナーには懐かしの「うなぎ犬」が帽子になっていた。欲しい・・・でも被る勇気が・・・



レジで貰った買い物袋にはパパがプリントされていた。嬉しい。非常に嬉しい。帰宅すると「これは息子の汚れたユニフォーム入れにちょうどいい」と妻が呟くが、もちろんそれには使わせない。

また改めて読み返したくなったな~

有限会社やな瀬不動産
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