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映画「ゼロ・ダーク・サーティ(2013年公開)」を観た。
【解説】2011年5月2日に実行された、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を、「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が映画化。テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官マヤを中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出していく。9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビンラディンを追うが、何の手がかりも得られずにいた。そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。マヤはやがて、ビンラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむが……。脚本は「ハート・ロッカー」のマーク・ボール。主人公マヤを演じるのは、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ツリー・オブ・ライフ」のジェシカ・チャステイン。
冒頭の拷問シーンから気が重くなる。以前観た「アメリカン・スナイパー」同様、兵士たちの精神的な疲弊が蔓延している中、劇中の台詞にある「政治のリズム」の悪さは、事案の規模が大きくなればなるほど、対外的にも対内的にも悪く遅くなるんだろう。
最前線の活動からじれったさまで非常にのめり込んでしまったのだが、肝心のクライマックスが暗過ぎてなんのこっちゃか分からないまま、エンディングを迎えてしまった。ちなみに当時も話題なった「本当に本人だったのだろうか?」にはそれほど触れていない。