先日出席した研修会。
比較的高齢な女性講師が、パソコンからスクリーンに投影しながらサクサクと進行している。しかし横に幅広い会場の為、スクリーンが二面あり、さらに講師の使用するパソコンともうひとつのスクリーンが連動していないため、そのスクリーン用のパソコン操作専用の担当者が講師の操作に合わせて、必死に画面を合わせていた。なんだかアナログちっくである。
そして研修会の半ばで動画視聴となった。その時、どうやって二つの画面を「同時に」再生するのか?を興味深く見ていると、講師は操作専用担当者に向かって「せーの」と小さな声で合図を出した。さらに昭和ちっく満載である。その時、何故か「きっと上手く行かないだろうな?」と思っていると、案の定、講師は掛け声の後に再生ボタンをクリックし間違えて、微妙にずれた動画がふたつのスクリーンに映し出されていた。そうなると音声は輪唱のようになるのでは?とさらに興味深く見ていると、講師は自分のパソコンのスピーカーに自分の使用していたマイクを当て、音声を流し始めた。とても音質の悪い音声を必死に聞く参加者たち。
何だかほのぼのした研修会だった。