【12/31(木)午後~1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「駅 STATION(1981年公開)」を観た。
【解説】オリンピックの射撃選手であり、警察官でもある一人の男と、事件を通して彼の心を通り過ぎていく女たちを描く。脚本は「冬の華」の倉本聰、監督は「仕掛人梅安」の降旗康男、撮影は「復活の日」の木村大作がそれぞれ担当。
「1967年1月直子」「1976年6月すず子」「1979年12月桐子」とそれぞれ主人公と交差する女性の名前が「章」のタイトルとして出て来る。特に冒頭の「直子」の敬礼シーンはとても印象的である。
「魅せられて」「ジュリーがライバル」等、当時の歌謡曲が頻繁に流れ、私の好きな「舟唄」がキーソングとして何度も流れる。居酒屋「桐子」に初めて来店した際の二人の何とも自然な振る舞いや、若さはちきれんばかりの烏丸せつこが実にいい。
駅って時に出発だったり、終着だったりと悲喜こもごもドラマがある場所である。