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東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

トマトゼリー

2008年02月22日 09時25分29秒 | 二代目のつぶやき
先日の休みは娘の15歳の誕生日だった。当日主役に予定があった為、誕生日会は別の日に行うことになっており、当初は何もしない事になっていた。しかしそれは可哀想だとケーキの代わりになるようなデザートぐらいは作って上げようと数日前から準備をしていた。かと言ってケーキを作った経験は無く、いきなりは危険である。色々と考えた末に以前作った混ぜるだけの簡単ゼリーをアレンジして作ることに決めた。

私の構想ではまず型となるボールの底に数センチだけ赤いゼリーを流し込み、固まったところで「15」の数字を切り抜き、次に緑色のゼリーを流し込み、数字が浮き立たせる。その後は交互に違うゼリーを流し、ストライプ状のデカゼリーの誕生と言うものだった。計画は万全だったが・・・

一層目が固まった所で、事前にデザインした形通りに楊枝で慎重に型を切り取る。ん?ボールにへばりついて綺麗に取れない。何度も試すがこれ以上やると大事な一層目が粉々になってしまうと判断し、楊枝を持つ指を離す。「上から15になるように何か貼り付けよう」などと考えながらそのままの状態で緑のゼリーを流し込む。ん?切れ目から何か混ざってしまったような気がするが、そのまま冷蔵庫に入れる。一時間後恐る恐る冷蔵庫から取り出すと、二層になっているはずが、赤と緑が見事に交じり合ったただの一色ゼリーとなっていた・・・一層目を冷やす時間が短すぎたようだ。もうがっかりである。力なく三層目の赤を流し込んだ。前回の失敗が活かされていない。
もう見たくない冷蔵庫・・・そのまま妻にメールでケーキを依頼した。

夕食の時間になり、ゼリーを取り出す。巨大なゼリーは結構重く、二人がかりで皿に移す。ぶりんと力なく皿を滑る。重みで高さは無く、遠くから見ると何だか分からない物体に見えた。食卓にケーキと謎の物体。家族はぎこちなく巨大ゼリーを誉めてくれている。しかし途中から「トマトゼリー」と名を変えて大笑いの中で誕生日は終わって行った。

まあ~これも我が家らしくていいや

有限会社やな瀬不動産