自宅は公園に面している。そのおかげで日当たり
も良く、木々を通って流れてくる風は涼しく
、子供たちがまだ小さい頃は家に居ながら様子を覗うことも出来た。忘れ物や飲み物補給もフェンス越しで出来る。だからたまに深夜の若者たちの騒ぐ声がしても、公園が与えてくれるたくさんの恩恵に比べれば小さい話で腹も立たない
。
しかしこの季節になるとほんの少しだけ憂鬱
になる。なぜならば公園で盆踊りが開催されるからである。公園では本番前々日からやぐらが設営され、ちょうちんが取り付けられ、スピーカーから試験的に音楽が流される。今年は新しい音頭が加わるらしく、聞いたこともない音楽と共に踊りの練習が繰り返されていた。(朝窓を開けると公園が夏祭り一色となっており、ギョッ!
とする)
そして当日は二時間以上大音量の音頭が流される前に、早めに雨戸を閉め、クーラーを入れるのだが、テレビ
のボリュームを上げてほとんど聞こえず、私の頭の中には「炭鉱節」や「大東京音頭」「アラレちゃん音頭」が繰り返し繰り返し流され、ついつい「よいよい!」と口づさんでしまう。また公園と自宅を子供たちが行き交うので、全く落ち着かない
。
だからここ数年私は大抵その期間は非難の為、外へ逃亡してしまうのである
。
それは仕方の無いことだ
。
http://ics.tokyo.zennichi.or.jp/members/28837/



しかしこの季節になるとほんの少しだけ憂鬱


そして当日は二時間以上大音量の音頭が流される前に、早めに雨戸を閉め、クーラーを入れるのだが、テレビ


だからここ数年私は大抵その期間は非難の為、外へ逃亡してしまうのである

それは仕方の無いことだ

http://ics.tokyo.zennichi.or.jp/members/28837/