涙が止まらん...

　お昼のゲゲゲは絶対見逃さないと気合いをいれていたのに、それでもはっと気がついたのが45分になってからってどういうことだ？！
　前もって次回の予告を読むのが好きな私は、今日の放送内容を知っていたのに、こんなに泣かされるとは思わなんだ。。。。。
　
　今日の内容は水木プロ設立２０周年謝恩パーティーだったのだが、次々と登場する懐かしいお顔に、もう涙が止まらなくなってしまった。特に初代アシスタントさん３人が揃った時、もう最高潮！　一つ一つのエピソードが浮かんでくる。あのころ、暑さと明るさとともに、食い入るように毎日見入っていた頃。夫婦の20年以上の歩みを垣間みさせていただいたこととともに、半年間ほぼ毎日観続けた自分の時間をも思い出す面もあるのだよね。
　すごい貧乏で生活は苦しかったけれど、心は苦しくなかった。見えない豊かさがあったから、ただの貧乏な暗い人たちじゃ全然なかった。まるで自分もこの会場にいて、集う面々を見ながら、この夫婦の魅力を改めて思い返すような気さえしてくる。

　いよいよ今週末（明後日だ。。。）が最終回で、それに向けて謝恩パーティの回を流すのは、今までの登場人物が一堂に会して「ああ懐かしい」と言わせるというよりも、本当に村井夫妻がこれまでお世話になってきた方々に御礼を伝えたいというほうが強く出ていて、それがまたこの二人の魅力なんだよなあと再確認する。ちゃんと周囲に感謝する心をもっている人（社会性ともいうと思う）は、違うんだよね。
　自分の人生にとっても、この時期にこの二人の生き方を見させていただいたことはものすごい勉強になったし、有形無形の刺激を受けた。「大人としてのふるまい」とか「大人として生きていくこと」みたいなこともよく考えさせていただいた。言葉の世界の味わいに再度目を開かれたのもそうだった。今まで観てきたあらゆるドラマの中で群を抜いて一位だった「ゲゲゲの女房」、このドラマに出会えたことを心から感謝する。
　ああまだウルウルしとる。明後日で終わりか。。。。。。