『無常という事』

2010-09-23 18:55:05 | Weblog
 確か学生時代に、戦後の日本を代表する評論の第一人者と聞いて興味をもった小林秀雄。
 一冊もっている文庫本が『無常という事』。一度読みかけたがやはり歯が立たず、長らく放置されていたものを、寝る前の読書に再チャレンジしてみた。
 冒頭の文章に「今度、文芸銃後運動の講演旅行に参加させていただいたが、ぼくは平素考えているところと違ったお話をしようとは少しも考えておりませぬ」とあり、いったいこれはいつ、何歳頃の文章なんだろうと見ると(昭和15年11月)とあり、著者38歳の時の講演である。38歳で!!!!! とこの事実に強い衝撃を受け、初日は一段落で陥落してしまった。
 気を取り直して読み続けますが。。。。。。
 

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