二日目の行程

2011-11-25 23:54:54 | Weblog
 3週間前の今ごろは、温泉から上がって玉林園のグリーンソフトを食べた後、波の音を聞きながら港の様子を眺めていた。ちょうど漁に出る時間だったらしく、煌煌と灯りを灯した漁船が一隻ずつ並んで港を後にしている。ようやく、漁に出るところだと気がついたのだ。

 今年は昼間の日差しは暖かい日が続くが、もう少し強い日差しだと、知恩院を目指して京都の町を走っていた時のことを思い出す。あるいは、青モミジの木々の下、木陰の心地よさを味わいながら石段を降りてくる感じ。京都の日中の、あの感覚。

 進々堂で朝ご飯をいただき(関西のパン屋さんのパンは、子どものころ食べていたごく普通のまじりけのないパンの味を思い出す)、どのパンにも私の好きな神戸のパン屋さんにも匹敵するおいしさに膝を打ちながら(笑)、ひとときを楽しむ。京都は日本一のパンの激戦区と知ったが、なかなかどうして。最終日に名古屋の高島屋でたまたま出店していた別の京都のパン屋さんのパンを買って帰ったが、パン好きではない妹が絶賛していた。(私にとって、わざわざそこのお店のパンが食べたいからイートインするパン屋さんなんて、東京ではゼルコバさん以外に思いつかないぞ! 麦むぎさんのパンは時々帰り道に食べちゃうけど)
 その後まあいろいろもたもたして、「11時半には京都を出たいね」と言っていたまさにその時刻に、ホテルを出て知恩院に向かった。思い返すとこの午前中がタイムキーパー(笑)としては初めて気をもんだ。不機嫌になったもん(笑)。
 異常あったか警報の出ていたあの週末、京都の暑い日差しの中知恩院にお参りした後、時間の関係で(新選組ファンとしてはぜひとも行きたかった)壬生を泣く泣く素通りして和歌山へ向かう。この旅のメインイベントその2!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿