雪 積もってた

　夜半、時々雨垂れが途絶えるなあと思っていたが、友人からのメールで外を見たら時々みぞれになっているらしい。これは、降るね、と思って早朝外を見ると（寒くて目が覚めた）お向かいの屋根が白い。路面は濡れている程度だったが、空は灰色だし、おまけのおまけの雪景色だ。
　どうりで冷えるはずだよ。

　再び目が覚めると、晴れてる！　やったあ！　時々、青空も見えるぞ。
　あんなにきれいな空が毎日広がっているのに、雲は隠しちゃっていやだねえ、いやいや雲を運んでくる風のせいか、なんておとぎ話のようなことを考えながら外に出る。多摩川に向かう。

　三日間の雨上がり、多摩川も浅川も今日は滔々と堂々とよどみなく流れている。両岸の桜はかなり散っているが、路面の花びらがきれいだなあ～。まだ花がかなりついている樹もあって、個体差ですねえ。
　桜も葉が出て来たが、近ごろはけやきの若葉がきれい。それとたんぽぽ。なんだか今年はたんぽぽがとってもきれいに見える。

　途中、いつもの20号バイパスで神明２丁目あたりの軒下で何カ所か雪の融け残りを見かけた。ここらは積もったのかな。
　日が出ているし昨日よりは断然暖かいのだが、それでも「明け方まで雪が降っていたあとの晴れ」という感じはする。スキー場の朝みたいな感じ（だからちょっと懐かしい）。きらいじゃない、この感覚。