卓球の戦型に「カットマン」というタイプがあります。シェークハンドでカット(ボールに強い下回転をかける技)をし、相手がミスをするのを待つ戦型です。カットマンにはどんな球も粘り強く返す高い技術が必要であり、最近ではラケットなどの用具の進化により、強力な打撃や回転を繰り出す選手が多くなったため、カットマンの選手は減少傾向にあります。
そんなある意味マニアックで、あまり一般的ではないと思われる「カットマン」について、昨日の新潟日報「おとなプラス(夕刊)」がトップ記事で特集していたのでビックリしました。
はい。これがその記事です。このイラスト、わかりやすいですね。ボールに下回転(カット)をかけている様子が、理解しやすいです。1枚ページをめくるとこの通り。
県内出身選手の「カットマン」として活躍する様子を紹介したり、カットマン用のラケットやラバーを解説したり、ボクら卓球人には親しみやすい内容だけど、かなりマニアックな内容の特集記事でした。いやぁ~こんな特集記事を新潟日報さんが組んでくれるなんて、そして多くの読者が記事を読んで卓球に興味をもってくれたら、卓球に関わる者の1人として嬉しい限りです。
特に東京オリンピックでの混合ダブルスの優勝(水谷隼&伊藤美誠)以来、スポーツニュースや朝のワイドショーなどでも卓球が取り上げられることが多くなっており、ボクは「この傾向がずっと続くといいな…」と思っています。BSで放送されている「卓球ジャパン」なんかも、結構多くの人が見ていてビックリすることもあります。
ちなみにプレーヤーとしてのボクの戦型はこの「カットマン」ではなく、多くの人がプレーする「ドライブ主戦型」でもなく、表ソフトラバーの「中国型前陣速攻」という20世紀の(笑)卓球スタイルです。そんなボクは「カットマン」には滅法弱く、中学生の頃からカットマンと対戦するとミスを連発して負ける…という戦績を何度も残してきています。まぁ最近はカットマンが少なくなってきているので、対戦することは稀になりましたけどね。
今日は卓球の話題でした。卓球は面白いですよ。年をとってもずっと楽しめます。皆さんもぜひ楽しんでプレーしてください。