一昔前には町の商店街に魚屋さんがあったり、仕出し屋さんと魚屋を兼業しているお店に煮魚や刺身を配達してもらうなど、ボクらの生活に「魚屋さん」という存在が間違いなくありました。しかし、いつの頃からか「八百屋さん」や「肉屋さん」と同様に、町から「魚屋さん」が消えていきました。兼業の魚屋さんも、仕出しや一本になっちゃいましたね。
現在わが家の場合、魚を購入するのは98%がスーパーの魚売り場やお惣菜コーナーで、残りの2%が鮮魚センターという状況です。鮮魚センターは「寺泊の魚のアメ横」ですね。そういう生活スタイルになっちゃいました。
ところが、懐かしい「魚屋さん」を見つけたんですよ。長岡市の隣の出雲崎町にあるこのお店です。
長岡方面から中永峠を通って出雲崎の町中に入り、駅前から海の方に向かう道路の左側にこのお店はあります。店主から名刺もいただきました。
なんと営業日は、週に3日(木金土)に限定のこのお店。漁師の店主が地元の漁港に上がった魚のみを扱い、漁のあった場合のみ営業するという地元密着の魚屋さんです。扱う魚の種類も漁の結果しだいとのこと。思わぬ珍しい魚が店頭に並ぶこともありそうです。
で、ボクがお店を訪れた土曜日(22日)は、残念ながら漁が行われた日の関係でお刺身はなかったのですが、美味しそうな煮魚やフライ、魚系のお惣菜などが販売されていました。女房との晩ごはんのおかずに、カレイのキスの唐揚げと購入しました。
いやぁ~美味かった。やっぱり地場産は新鮮で美味いですね。これで500円でした。このお店、また覗いてみようと思います。とりあえず、次回は刺身と「サザエの炊き込みご飯」をねらっています。