ボクのところに、１枚の寂しいハガキが届きました。それは「みしま西山連峰登山マラソン大会の終了」のお知らせでした。
この大会は長岡市の三島地域（旧・三島町）で長年にわたって行われてきた歴史あるマラソン大会で、「登山マラソン」の名の通りとても厳しい坂道コースが設定された大会です。毎年五輪メダリストの有森裕子さんがゲストランナーとして、ボランティアで参加して大会を盛り上げてくださる大会としても有名でした。
ボクはここ数年で走り始めたばかりのランナーなので、この大会には３回ほどしか出場経験がありません。ですがわが家から比較的近くで開催されるマラソン大会ということもあり、またアットホームな雰囲気で地元のボランティアスタッフが地域をあげて盛り上げる大会ということで、とても愛着のある大会でした。
ここ２〜３年ほどはコロナ禍のため、他のマラソン大会と同様に中止を余儀なくされていたわけですが、今回の大会実行委員会からのハガキによると、「今年の大会が中止」ではなく「大会の終了」、「みしま西山連峰登山マラソン大会の終焉を決定した」ということでした。
ハガキへの記載事項によると、「新型コロナウイルス感染症の影響やスタッフの確保を含め安全な大会運営が困難な問題等から総合的に判断」ということですが、おそらく地域の高齢化に伴いスタッフの確保が難しくなったことが大きな原因なのではないかとボクは推測しています。
新潟県内では新潟市に次ぐ第二の都市である長岡市ですが、特に合併支所地域では少子高齢化が顕著です。今回のマラソン大会の終了にも、そのことが大きく影響しているんだろうなぁ…と思います。非常に残念です。
まぁ決定してしまったことはしょうがありません。今まで地域やボクを元気にしてくれた「みしま西山連峰登山マラソン大会」に、心から感謝したいと思います。そして、有森裕子さんと新潟県との絆が、これからも絶えることなく続いてくれたらいいなぁ…と願っています。
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