ボクがよく利用する農道に、新しい米の品種を育てていることを示す「のぼり旗」が立てられています。本数はそれほど多くはないのですが、こんな感じです。
「幸の栖(さちのすみか)」という聞き慣れない名称のお米。「多収米」という表示もあります。ここらの田んぼは、早生の「こしいぶき」、定番の「コシヒカリ」、最近は「新之助」などが作付けされていることは知っていましたが、「幸の栖」という名称は初めて見ました。いったいどんな特徴のお米なんでしょうか?
「幸の栖」は農研機構と住友化学が共同で育成した品種。「幸の栖」は、「コシヒカリ」より稈長が短く茎が太いため、倒伏しづらいということです。さらに、刈り遅れても胴割れしにくく、収穫適期が長いのだそうです。変動幅の少ない価格設定と多収により、安定的な収益増を目指すことができるということです。
まぁ、ボクら消費者としては、美味しい新潟米を(できれば安価で)食べることができるならば、品種は何だろうとありがたいばかりです。「幸の栖」も、早く食べてみたですね。