劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

熊日連載④「わたしを語る」口止め料(笑)

2020-04-27 07:49:28 | 2020-2022 日記

「長岡(私の旧姓)!オレオレ…」
学生時代の悪友からの電話だった。
熊日「わたしを語る」連載記事を読んで、友達の友達の友達から電話番号を知ったと言う。
風の便りで私が熊本で暴れていることは聞いていたらしい。暴れてはいない。
45年ぶりに声を聞いた。東京の仕事を退職して熊本県人吉市で年金暮らしで孫と暮らしているという。
「頼むから、あのことは新聞で書かんでくれ」と念を押された。…彼は人吉市で平穏に暮しているらしい。
「あのこと」とは
①ストリートキング(全裸で町を走ること)
②学園の中庭の池の鯉を食べ尽くしたこと
などなど…。
「それは犯罪行為だから秘密にしておいてくれ」と言われた。
もう記事は書き終えているのだが、彼は悪行の数々を暴露するのではないかと悩んでいたようだ。
書けば良かった。読者はそのようなエピソードを待ち望んでいるに違いない。
忘れていた。…いつか会う機会があれば口止め料をいただこう。

熊日「わたしを語る」は昨日で⑨まで掲載された。この4日間は東京時代(1979-1984)、劇団の立ち上げから東京で影響を受けた人々を綴っている。
いよいよ今日から熊本での1984〜を語る。又、口止め料が増えるかもしれない。
購読と記事にたいするお問い合わせ「みなよむニッコリ熊日」0120-374625


テラヤマプロジェクト(11)リアルと妄想

2020-04-26 04:03:21 | 2020-2022 日記

workshopとして書簡演劇を提案するも賛成ゼロで没。反対もゼロ。闇に消えた。
総理大臣に「この国をどうしたいのだ?」をテーマに訪問劇を企てることだったのだが…。
企画が幼稚過ぎた。(笑)
ドキュメント演劇を探る。
「疫病流行記」と「1メートル四方国家独立宣言」はリアルと妄想の演劇である。
名付けて空想的社会主義。…演劇にも思想が問われる。死相ではない。
運動不足だ。息が切れる。はぁ、はぁ。
発泡する。あわあわ。発砲する。ドッカーン。


熊日連載③「わたしを語る」反響

2020-04-24 09:42:17 | 2020-2022 日記

朝、目が覚めるといの一番で新聞受けに行く。
熊日「わたしを語る」連載が打ち切りになったのではないか?の不安ではなく、「わたし」を見るのに浮足立っているのだ。
そして、「恥ずかしながら」が口癖になった。
ケーハクな自分、自己顕示欲、出べそ!…そう言われて叩かれることを期待している自分に気づいた。

反響は大きい。妄想編
近所を散歩していると「ほら、あの人がアングラ爺さんよ」と後ろ指をさしている気配を感じる。隣の住民も顔を合わせると逃げるように家に引っ込む。
その光景は「わたし」の妄想であって事実ではない。自虐的な妄想を楽しむ悪い癖がある。
痛みは成長に繋がっていたことを知っている。SMだと「M」か?

それにしても反響は大きい。事実編
「熊日新聞購読の契約をした」「あんたと付き合って誇りに思う」「まともな文章でわかりやすい」「次が楽しみ」「面白い」
穴を掘って叫びたい。
「善人なおもて往生を遂ぐ いわんや悪人をや」…悪人こそ救われる❗️
善人こそ救われる世の中になって欲しいと願いを込める。

今日の
「わたしを語る〜熊本アングラ万華鏡⑦」4月24日(金)朝刊
「師匠流山児さんとの出会い」1979年東京時代
(少年から青年へ、いよいよ演劇の世界に入り込む)

「こらっ、ジュンペイ!」の声が飛び込んでくる予感に怯える。(笑)

三密のことを壇蜜と言うのは間違いだった。
三密の「密」は秘密の「密」。
私が「闇ルート」とお知らせしたかったのは合法的で「秘密」ではなかった。

熊日「わたしを語る」(無料サイト、スポットのみ)
https://kumanichi.com/feature/kataru/yamanami-jyunpei/1441684/

熊日ビューアー(有料サイト、全部)
kumanichi.com/kumaview/

注)
オンラインによるバトンが大流行ですね。「読書」のナントカが回ってきたが手違いで削除してしまった💦一体、何だったのだろうか。


愛の園

2020-04-23 01:48:38 | 2020-2022 日記

この歌を聴きながら1メートル四方国家で出口君を探しているよ。
出口君は何十年もかくれんぼの鬼を待っていたのだった。
もう、出ておいで。…何処にいる?

スティービー ワンダー「愛の園」
https://m.youtube.com/watch?v=hoRVcR-9VEQ&feature=emb_logo&time_continue=17


熊日連載②「わたしを語る」青春の門

2020-04-22 11:40:52 | 2020-2022 日記

4月18日から始まった熊日新聞「わたしを語る」連載(全30回)も今日で5回目となった。
「熊本アングラ万華鏡」の副題で毎回記事に即した見出しに変わる。
昨日今日と書くのも辛く、読むのも辛い私の青春時代のことだった。
その時は辛く、この先「どのような人生が待ち受けているのだろうか」と宙ぶらりんな日々を送っていたのだが、私が26歳を迎えた1978年は私の生き方を決定づける大きな出会いがあった。
それは状況劇場(通称、赤テント)が熊本市子飼橋下河川敷でテント芝居「ユニコン物語」(作 唐十郎)が上演されたことだった。
この上演に向けて熊本で受け入れた実行委員会のような集団ができた。
劇群、熊本映画祭など川鶴にあった喫茶JOYで様々なアングラ愛好者の人間関係が築かれたことで視野は広がり勇気づけられた。
芝居を見てアングラ演劇に感染した。観客のひとりであった筈なのに、劇世界の当事者のように響いた瞬間だった。情報として知っていたことが弾けた瞬間でもあった。
アングラ演劇の始まりの時代に遅れて火が点いた「遅れてきた青年」だった。
あくる年の1979年からこの世界に入り込んだ。
今でも迷路から抜け出せないことが自慢でもある。
夢から覚めない爺ちゃんになった。(笑)

注)写真は今年で3歳になる5番目の孫が字を読めないのに新聞を眺めている様子。