劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

大晦日

2023-12-31 15:27:19 | 2023年
12月31日(日)大晦日

今年も暮れようとしている。歩く速度は遅くなったが、時間が経つのは速くなった。
お芝居や日常生活面で、皆々様には大変お世話になりました。
冬というのに陽気で温暖な年の瀬。しかし、世界は戦争や貧困で混沌。笑顔も薄れる2023年だった。

新年の準備に取りかかっている。それにしても休憩が多い。プライムビデオで時間が奪われる。

皆様、健康であろうが不健康であろうが良いお年をお迎えください。
無理でも不自然でも笑顔は力ですね。

忘年会

2023-12-26 23:09:30 | 2023年
12月26日(火)
いよいよ2023年も大詰め!
もう6回寝るとお正月。
劇団夢桟敷、1回ポッキリの忘年会は不知火少女(オチャラシスターズ)がメインだった。全員、ノンアルコールだった。

キックバックなし。座長は裏金(ヘソクリとも言う)を使ってキッズたちにプレゼントを配る。

週刊月曜日 第66号

2023-12-23 10:12:40 | 2023年
劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第66号 2023.12.23発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/

Minamata project 2023年
夢桟敷年末所感・この1年の演劇活動回顧。
夢現ひとり芝居+1「苦海からの呼び声〜不知火幻視行」を中心に振り返る。
指差し確認、前へススムために!

今年2023年「週刊月曜日」では「苦海からの呼び声…」の掲載が続いた。
劇団夢桟敷Facebook home page参照👇
https://www.facebook.com/yumesajiki
それは11月17日・18日の公演に向けての広報や活動記録を残すためでもあったが、水俣病への想いを綴ることが主眼だった。
このお芝居は「苦海浄土」「みなまた 海のこえ」など(原作 故 石牟礼道子さん)を坂本真里が構成して脚本化したものである。
座長夢現こと坂本真里の〈ひとり芝居〉は劇団夢桟敷の人的な縮小でどこまでテーマを掘り下げ、今の人たちへMINAMATAへの関心を広げていけるかの課題へ挑戦した1年でもあった。

私事、
演出の山南が直腸癌(3bレベル)とリンパ節癌切除から8年、その後、2型糖尿病の発覚と治療、初期食道癌と初期胃癌(いずれも内視鏡による手術)など入退院を繰り返しつつMINAMATA に向かった1年。
山南は病気との平和共存(笑)の日々、座長夢現の前面への押し上げによってどこまで遠くへ飛べるか?夢桟敷のひとり芝居は「永久」助走ともなった1年。

夢現本人はひとり芝居をライフワークと宣言した。山南は勘定なしの夢現宣言に呼応して、今後より演出引退を発表した。夢現への無責任なお任せではない。引き継ぎは夢現から!に自信が持てるからだった。夢現から次の世代へ。

結果オーライだったと確信できた。想像以上の反響をいただく。
「よくセリフを覚えられた、お上手だった」の恥ずかしくなるような感想はなかった。
明るく楽しい演劇を届ける以上に、悲しみや怒りの中に人間としての力が沸き起こることもある。お芝居の力、ここにも感動を覚える。
人の苦しみ、闘うことへの共感、その向こう側にこそ未来がある。

2020年からの3年コロナ禍である。
テラヤマプロジェクト“ワークショップ中止“(3月)から始まり、2021年3月「あたしはあなたの病気です」(『疫病流行記』寺山修司よりシナリオ構成)上映会と寺山偏陸氏「『人間寺山修司』を語る」までなんとかギリギリ漕ぎ着けた。
上映に関して、映像製作は内容的技術的にも強力なスタッフワークが必要だと身に染みる。デジタルの時代、勉強不足、経験不足、力不足であったことに自覚あり。撮影に乗じての「市街劇・訪問劇」は甘ちゃんだった。むしろ演劇実験室天井桟敷の演劇革命の偉大さを知る。

餅屋は餅屋!役者「命」!生舞台「命」!である。手作り初心貫徹!
初心忘れたか?焦ったか?
負の一因、現象として…結果、役者スタッフが生活のために熊本から離れる事情が生じていた。
演劇を生活として捉える意味を再考する。冒険である。
忘れられた東京ぼん太ではないが「夢もチボーもない」時代に見えるからこその今。

今回は夢現(構成脚本と出演)と山南(演出と照明)、〈+1〉として小学生(1年〜3年)を不知火少女(おちゃら3人組、メグル・マヒロ・リク)として出演した。
音響にタカハシユウジ、ダンス振付は坂本咲希、他当日の会場スタッフとしてNagayamaさん、村上君、ミシェル、Rieさん、クドシンなど「ひとり芝居」は小さな集団としての形が整う。
大小問わずの小劇場、地下地上を問わずのアングラ劇…。変幻自在が前提の。

実際のところ稽古はマンツーマンで淋しかった。雑音はない。気が散らない。細かいことや内容については深く掘り下げられる。一重に夢現の思いの深さと大量の学習、水俣現地取材が裏付けられる。
それにしても、
水俣病をテーマにしたお芝居を、石牟礼道子原作の表現を、物語や作品として位置づけるには辛い現実があった。
何故ならば、水俣病チッソ公害認定から67年である。苦しくも辛い被害者への補償問題は今尚続いている。
9月に大阪地裁で未認定患者128人原告が水俣病と認定されたが、10月にはチッソ、国と熊本県が控訴した。まだまだ未認定患者はいるが高齢化が進み、控訴は被害者が死ぬのを待っているかのような底無しの理不尽に見えて止まない。

2023年は昨年より続くロシア-ウクライナ戦争、5月にコロナ5類引き下げ、8月は福島第1原発の処理水を海洋放出開始、10月はイスラエル-ガザ戦争など、
数え上げれば問題多発の時代。

劇団夢桟敷は時代に呼応しながらリベンジする。
尚、これまでの「週刊月曜日」を手渡しできますように再編集中です。
今後ともよろしくお願いします。

private おおもり君

2023-12-20 09:39:06 | 2023年
「覚せい剤やめますか? それとも人間やめますか?」(覚せい剤追放キャンペーン:民放連1983年〜CM)
「人間やめますか?」に恐怖を覚えた。

しかし
「人間やめますか?猫になりますか?」
と言われれば、
私は猫になりたい。
(写真は猫のおおもり君)

おおもり君に好かれるようになった。

private morning coffee

2023-12-19 07:51:49 | 2023年
private time 12月19日(火)
朝のホットコーヒーで始まる1日。

熊本県山間部では大雪の注意報が流れる。座長は週イチで山都町に通っているが道路が心配。
インフルエンザ学級閉鎖で孫(小3)のお守りが続く。と言っても手がかからなくなって気は楽。

冬らしくなった。
ジジイらしく丸くなって過ごそう。
血中酸素不足か?運動不足か?
動くと息が荒くなる。
興奮しやすくなった。