入院日記(6) 2/28

入院した当初は今日が退院予定日だった。
大腸ヘルニアは手術で治った。肺炎さえおこさなければ、今夜は座長とサシでカラオケボックスだったのだ。
今朝、主治医から明日のレントゲン検査で異常がなければ3/3(日)が退院と告げられた。…「春よ来い」を歌おう。
注//禁煙パイポである。談話室で浮く。

入院日記(5) 2/27

術後5日目。歩行器なしで歩けるようになった。
看護師は女優である。走りたい衝動に駆られる。流石に倒れるだろう。
演劇ワークショップでは倒れる練習をする。日常生活ではほとんど役に立たない。

レントゲン、採血の検査結果によると肺炎は回復傾向にある。
主治医と看護師さんたちが大変喜んでくれた。知らなかったが死因にもなるらしい。

座長は昨日、みなし仮設後の新居契約を終えた。4月からである。平屋一軒家3DK…めでたし！
近くに温泉施設「あがんなっせ」もあり豊かな環境だ。
ファミリー集合で使うこともあるだろう。

入院日記(4) 2/25

術後3日目。痰が切れず苦行していた。
痰を吸入器で取ろうとすると腹がよじれる苦しみ。
レントゲン、採血の検査結果で肺炎を起こしていると判明。
今日から抗生物質を飲む。楽になった。
今、やっとトイレができる状態。他のことは看護師さんにやってもらっている。ハーレム。

入院日記(3) 2/24

腹壁ヘルニア修復術！(腹腔鏡下・開腹下併用)
その手術は2/22(金)昼から3時間で終わった。あくる日は歩行訓練だったが痛くてできなかった。今日に持ち越す。これでトイレも行ける。
痰のキレが悪く発熱もある。…病人らしくして頑張り過ぎないようにしよう。

入院日記(2) 2/22

「白い巨塔」二日目の朝は「ねじ式」(つげ義春)のメメクラゲだ。
午後から手術のため絶食に入る。右腕は点滴に噛まれる。漫画に出てきそうな主治医が「ヘルニアですね。今日で閉じますよ！」とモーニングコール。

全身麻酔で夢が開くか？
目が覚めた時の台詞は「ウニクラゲ」と叫ぼう。うまくいくか？