劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

ヒップホップダンス

2023-01-29 21:40:40 | 2023年
1月29日(日)
IVY Dance Studio
孫(小2)出演👁
熊本市城南火の君文化センター
子どもたちのヒップホップダンス🩰
カッケー!
カワイイを超えたダンス。
600人収容ホールが家族連れで立ち見が出るほどの熱気だった。
恐るべしヒップス、ポップス、ジャンプス。
カッケー!は
ああ〜インターナショナル、我ら民衆のもの〜♪

風と雪のムチ

2023-01-24 19:27:39 | 2023年
1月24日(火)3℃~−3℃

寒い。老体に鞭打ち血流活発。

今夜から明日の明け方まで、熊本市暴風雪警報発令中。
昨夜、ファミリー男組(ゆうむ・クドシン・私)外食飲み会をやって正解だった。今夜だったら中止だったろう。
大雪!天気予報通り。冷え込みで脳卒中・心筋梗塞注意である。

(注)ファミリーと言ってもヤクザの組ではない。余計なことを言うようになった。

週刊月曜日 第32号

2023-01-23 14:53:51 | 2023年
劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第32号 2023.1.23発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/
※バックナンバーを見れます。
只今、劇団夢桟敷はMINAMATA PROJECT と銘打ち〈舞台〉と〈映像〉に同時多発的に準備中です。
尚、演劇ワークショップとロケハンの日程についてのお問い合わせを受け付けております。



胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか
(「ドグラ・マグラ」夢野久作より)

あの時はドキドキしたが、今は安心している。血管が弛緩する。
「気が狂うかもしれない。」と友人の先輩から勧められたのが「ドグラ・マグラ」だった。
その先輩は布団の中でタバコを吸いながら「狂気は優しい」と言って咳き込んでいた。血を吐いて死ぬのではないかと心配したが只の風邪だったようだ。
「雨が降ると死にたくなる」と言う女性と同棲していた先輩は夢野久作マニアだった。
本棚には夢野久作が並んでいた。「ドグラ・マグラ」の一冊を開いて声を潜めた。
妙に「気が狂うかもしれない」に魅せられた。その時は血管が収縮した。精神の危険を冒険したくなった。
無知の私が未知の貴方と遭遇したような驚き。貴方は?
無知の涙は未知の笑いに代わるか。
狂笑冷笑。
舞台となっているのは精神病院だったか?精神科医の研究論文だったか?
精神とは奇なり。
それを感じた学生時代は自由に目覚めた。叛乱時代だったようにも思う。
「学び」と言うより「気づき」の喜びだった。
記憶喪失の「私」とは誰だったのか?
喪失を埋め合わせる想像力が恐ろしいのか、美しいのか。
その幻想的で怪奇な世界に魅せられた。それはアングラ劇の登場に出会った時と同じような衝撃だった。アングラ劇は概知の演劇では計り知れない「新・新劇」に思えた。「新・新」は西洋とは違うブンカ、日本土着の伝統にも通じる。
今日で言われる「小劇場」とは違う「地下演劇」。
血が騒いだ。矢鱈元気になる。
影が笑う世界。影のパワフルなポジ世界。ネガが反転した。
時は古き大正デモクラシーの世、世界大戦後の昭和動乱期(1968-‘72)の自由と混沌の時代と共鳴したかのようだった。
「ドグラ・マグラ」冒頭歌の「胎児よ胎児よ…」
これは歌であると同時に夢だ。
胎児の夢。
母親のお腹の中で、胎児が夢を見ているのではないかという「表現」の最たる「自由」ではないか。
「命の原始が人間に至るまでの進化の過程の夢を見ているのではないか」という妄想。
胎児は妄想する。妄想をオドル。
わかったようでわからないのが妄想の面白さよ。
胸を張って言おう。母は胎児のオドリを見ることができる。
母は子宮という劇場を持っている。
海だ。
夢を共有できる。
胎児が成長する過程では、単細胞の受精卵が魚のような形へ変わり、トカゲや獣のような姿を経て、やがて人の形を成すオドリだ。

オドリは「独白体形式」と「書簡体形式」で作られる。
(注)この形式はシナリオ作成にあたって偶然に見えてきた。結果、必然と言ってしまえるだろう。
不知火ダンスと名付けた。
シナリオは未完だが、「独白」も「書簡」も「言葉」では語り尽くせないようだ。
ト書きは絵や音で表す。
この形式がオドリになる。
暗黒舞踏を想起した。声高に暗黒舞踏を語る恥ずかしさよ。黙ってオドルに限る。
沈黙の反動でオドリから離れると口数が増える。
不知火海のオーロラ現象を追いかける。
光が屈折すると目に見えない光が見えると言われる。
この光は一体?
死んだ人が帰って来たのではないだろうか?
鬼火伝説がある。輪廻転生か。
鬼火は生まれる前に見た夢をオドル。
オドリが生まれかわる。
何故オドル?
水俣の町、海の埋立地でマイクを持って尋ねる。
それをランダムに記録する。
記録しながらパズルゲームのように並び変える。
見えなかった問いが現れる。

質問
「お国は水俣病認定を何故渋っているのでしょうか?」
「医者と裁判所は認定基準を何故複雑にしてしまったのでしょうか?」
「認定のわからなさを逃げ道にする意図は?」
行政の担当者やチッソ責任者を訪問劇にしましょう。
質問が続くと、怪奇幻想は現実で叛乱するでしょう。

これは、これは!…現実の問題です。
「不知火幻視行」Movieでは幻想と現実が入り乱れるでしょう。
幻想の中に現実があり、現実の中に幻想がある。
現実と幻想のボーダレスに生きることは闘いでもあると。
名付けて、Shiranuhi Dance.
(注)科学は現実と幻想を線引きする。
write👉J.Yamanami


【ロケハン予定】
⭐︎1月31日(火)am10熊本市発→水俣市日帰り→夕方熊本市着
①相思社
②オーガニックカフェ「おるがんと商店」
③エコパーク水俣(親水護岸)創作地蔵のある公園
※取材が目的のロケハンですが、劇団所有の創作仮面と衣装を持参します。テスト撮影も行う予定です。
同行されたい方はお問合せください。

【お断り】
胎児オドリとシラヌヒダンスは鬼火のようにふわふわと海を漂う。

おやびん

2023-01-21 22:53:22 | 2023年
1歳3ヶ月の女子にしては豊かな表情筋。
思わず「親分(アネさん)」と言いたくなる。
生まれた時から貫禄あり。
親分肌。

今日も要らぬことを言ってしまった、シマッタ、島倉千代子。
シラーッ。