劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

稽古 再スタート‼️

2018-07-31 03:11:41 | ブラジル稽古日記
ブラジルから帰国後、1回目の稽古。
これより本番体制です。
台本一頁より順次追うことになる。決め決めで進めながら変更随時。…進化するために稽古は続きます。

9/3 熊本市国際交流会館
10/6 プロミッソン市劇場
10/10 サンパウロ市ブラジル熊本県人会ホール

問 090-4581-5190 制作事務局

注: 写真は稽古後の会議風景です。これより確認と点検が問われます。誰だ?ビールを呑んでいるのは…私も同罪(笑)

ブラジル道中膝栗毛 7/20-7/27

2018-07-29 18:32:21 | ブラジル2018メモ 【記録・報告】
座長さかもとまり と私こと山南のブラジルへのふたり旅。
7/20-7/27の短期渡航とはいえ、圧縮された時間は百年を彷徨ったようなタイムトラベルを味わった。
日本人のブラジル移民の歴史が始まって110年。ジャングルだったプロミッソンを開拓移植して百年経った。
この地を上塚第1植民地と名付けていた。
この大地にブラジル移民の父 上塚周平氏(熊本市南区城南町出身)が眠っている。
プロミッソンで墓守をされてきた安永忠邦さんは移民2世の97才。生きて9年ぶりの再会ができ、感動のあまり言葉が詰まった。
「死んでも待っているからね。」と忠邦さんは言っていた。
9年前の公演では大きく泣いてくれた。それは自身の体験や思いが深かったのだと思う。
忠邦さん、そして安永ビッグファミリーもそのような方々だ。
私には家族そのものが大きな歴史に見える。移民を通してもう一つの日本が見えてしまう。
言い尽くせない歴史を感じる。ここには無名の多くの亡くなられた群衆も感じ取れるから不思議でたまらない。
悲しみも大きな空や平原に吸い込まれてしまう力がある。大きい!明るさえを見る。

今回のふたり旅は
①プロミッソン入植百年祭に出席するため。
②10月3日〜10月13日のブラジル公演打ち合わせのため。
これが目的だった。



7/21 サンパウロ空港に着くと安永KODOさん、KIYOSHIさん親子が迎えに来てくれた。何と500km離れたプロミッソンからである。明日がプロミッソン入植百年祭の大忙しの時期にである。
私を見るなり、「日本のマフィアのようだ。」と笑って握手してくれた。プロミッソン滞在中、KODOさん宅で三宿義理人情を受ける。
他にも15名のサンパウロ市からの民謡三味線グループを受け入れていた。最早、ゴッドファーザーである。誤解があってはならないので「マフィア」ではない!と特記する。

7/22 朝から上塚周平公園にて入植百年祭が開催されていた。大規模な祭だ。貸切バスの団体も駆けつけてており、人口4万人の町に延べ2万人の来場者があったとニッケイ新聞で報じられていた。これは50年ぶりの大イベントだと聞いた。
夕方から皇室の御嬢様も来られて、ブラジル軍の音楽隊パレードも行われる。実は会場をウロウロしている時、私を日本人と分かるや、この軍人さんからビールをおごってもらった。よくよく考えると意味不明なおもてなしだった。
これがブラジルか!言葉が通じないのに日伯同盟。
ウロウロしているとコスプレ女子から日本語で「日本に連れてって。」と声をかけられる。アニメで日本語を覚えたらしい。こころの中で夢桟敷に入りなさい!と願ったが、声に出さなかった。ムッツリジジイを装う。
上塚周平ボーイスカウトを紹介された。会場のゴミ拾いで日頃からプロミッソン市でのボランティア活動をしている。代表者にプロミッソンで演劇公演をすることを伝えると歓迎してくれた。
この会場にて9年前にお世話になった方々とハグで再会を果たし、10月公演の宣伝もできた。
イベントの最後のプログラムは盆踊りで締めくくる。南十字星の下で盆踊りに参加した。

7/23 上塚周平氏が眠る墓地で手を合わせる。KODOさんが挨拶をしている時、胸が熱くなった。3世、4世まで上塚周平氏は生きているのだ。
公演会場であるプロミッソン市劇場を訪問した。スタッフが9年前のことを覚えていた。携帯灰皿をプレゼントしたことにお礼を言われた。義理人情に熱い。これもブラジルか。
忠邦さんのところで食事会となる。みんな安永ファミリーで大集合となっていた。
プロミッソン公演の打ち合わせも座長と主だったファミリーでまとまる。
祭が終わったあくる日だというのに長男のKAZUNORIさんは元気ハツラツで嬉しくなる。
忠邦さんは背筋を伸ばしてビールを飲みながらみんなを静かに眺めていた。

7/24 KIYOSHIさんの車でサンパウロ市に走る。親戚の経営する食堂でご馳走になった。
お酒を飲んでいないのに「私は次に来る時、移民するつもりです。」と口走った。何故か、ブラジルが故郷のように思えた。…余生をプロミッソンで!
サンパウロ市ではリベルダーデ(東洋人街)、ニッケイホテルにて社長(ニッケイ新聞社)と会見する。週に3回の人工透析を受けており大変な状況の中、会ってくれた。サンパウロ市での公演はブラジル熊本県人会ホールの予定。関係者にトップ交渉、ご挨拶を電話でテキパキと進めてくれた。忖度が頭の中でグルグル回った。
終わってサンパウロ空港へ。KIYOSHiさんが最後まで送ってくれた。感謝してもしきれない。

次にブラジルに来る時が本番である。座長と気を引き締める。
7/25〜7/26、サンパウロ〜ドバイ経由〜成田の移動時間は30時間。空の上で大西洋、アフリカ大陸、アジア大陸を横断したことになる。日本は雲の上からみると小さな島国なんだ。

7/26 夜に成田到着後、息子ファミリーが住む横浜で一泊する。
7/27 人形町の旧友と会う。サルサで南米交流をしている坂上君。座長との早稲田文学部の頃からの付き合いだから40年にもなるのか!話は尽きない。劇団の旗揚げから応援してくれている貴重な友人である。
熊本に帰り着くと彼から郵便で寄付を送ってくれていた。



ブラジルの現地では夫婦喧嘩をすることもなく、平和に過ごせた。そもそも、喧嘩は演劇である。
40年も連れ添うと座長は鬼より怖い存在だ。まだまだ大人しくなれないクルクルジジイである。
座長に続く看板女優の登場を待つ。…さて、7/30より稽古も本番体制に突入する。
Yumesajiki project in Brazil❗️ トップギアーで滑走する。飛べ!ブラジルへ❗️

万華鏡〜百年物語
熊本公演 9/3 熊本市国際交流会館
ブラジル公演
10/6 プロミッソン市劇場
10/10 サンパウロ市ブラジル熊本県人会ホール

準備終わって明日

2018-07-20 01:43:27 | ブラジル2018メモ 【記録・報告】
今日が明日の日付に変わってしまった。
深夜に及んだ準備、ブラジルFace to Faceの旅へ!
7/20 熊本→福岡空港→成田空港→ドバイ経由
7/21 サンパウロ空港→プロミッソン市
日付変更線を超えてしまうので半日の時間が過去に後戻ることになる。
7/22 プロミッソン入植百年祭
上塚周平公園
安永ファミリー様には大変お世話になります。
座長との二人旅。
帰国は7/26の予定。横浜一泊、熊本着は7/27。

もう寝ます。ハイボールでサウージ(乾杯)

明後日ブラジル行き 準備中

2018-07-19 00:02:33 | ブラジル2018メモ 【記録・報告】
明後日7/20発、座長とブラジル行き準備を進めている。
荷物は出来る限りコンパクトにする。座長とサキが手分けして買い物に走ってくれた。
私は向こうでお渡しする先日のイベント報告書を作成する。
熊本でイベントをしたことで大変喜んでくれている。
7/22 プロミッソン入植百年祭(上塚周平公園)に出席するのだが、報告書はその時に配る。
10/4-10/13ブラジル公演にも繋げたい。
当日は2009年2月ブラジル公演でお世話になった方々とお会いできる。尚、細かいことも打ち合わせする。
帰国は7/26。横浜で1泊して熊本着は7/27。
明日の夜遅くまで準備はギリギリである。