劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

自転車が欲しい?

2019-12-12 23:38:22 | 40周年2019 制作日記

あわてんぼうのサンタクロース
クリスマスまえに やってきた♪

「自転車が欲しい」とママに言っている。乗れる場所があるのかな?「もう少し大きくなってからにした方が良いのではないか」と思いつつ、口に出せず。5歳児暴走族を思い浮かべる。群ても可愛いだろう。チリンチリン♪


フォトブック(10) とーく(talk)

2019-12-08 16:48:48 | 40周年2019 制作日記

フォトブック(10)
おても大明神〜とーく (talk)

今回の公演ではトークタイムを設けた。劇団夢桟敷40周年でもあり、一節つけたと思う。
元劇団員との昔話、肥後にわか座長のキンキラ陽子さんなど、危険な話や笑いが飛び出る。
初期メンバーだった坂上君(東京時代)から神社で盗んだダルマさん事件で警察にお世話になったことや諸々のエピソード(市街劇)が暴露される。
キンキラ陽子さんからは「どこが肥後にわか?」と叩かれるのではないかとドキドキしたが、現代劇とにわか芝居の作り方やお客さんとの関係のあり方などを教わる。
ところで「おてもやん」、「アングラ肥後にわか」と「大明神」とは何だったのだろうか?
熊本名物「おてもやん」を民衆のエネルギーとして捉えた。今でも愛されている。それを熊本の裏面史として演劇で表現しようと試みた。

尚、「おても大明神」は演劇からフォトブックに移ります。メモを整理しながら別冊として作ります。
これより次に向けて座長との作戦会議があります。公開できたらお知らせ致します。
死ぬまで演劇。…夢桟敷は一回性か?後継者へバトンを渡したくもあり、若い世代の育成も心がけようとも考えています。
これからもどうぞ宜しく見守りお願い致します。


フォトブック(9) 貧困と戦乱の世に

2019-12-08 02:28:44 | 40周年2019 制作日記

フォトブック(9)
おても大明神〜貧困と戦乱の世に

「娘さん、いい所に連れて行こう」
「何をなさるのです、お父さん」
遊郭に売られる時代だった。料亭では下働きとして養女となり、おてもやんは幼い頃から働く。芸者や遊女で華やぐ熊本二本木。ここから「おてもやん」の歌が全国に広まる。

エピソード
「おてもやん」の歌を流行らせた赤坂小梅役の遥ちゃんは静岡市からの出演だった。
公演前日は個別に詰めの稽古に費やした。
狐の嫁入りの「嫁」として登場し、おてもやんと入れ替わり、歌を作った永田イネの弟子になるという事実とは違った設定を設ける。
大スターの小梅さんは遊郭か大明神のいる黄泉の世界か、〈虚構〉に連れ去られる。
歴史家からみれば、とんでもない演劇だったと言えよう。
時代背景を読み取り、想像力で翼を広げる。…一期一会の演劇は見た人の記憶の中で新たな「おてもやん」像として時間とともにひとり歩きするだろう。


フォトブック(8)語りがドラマに巻き込まれ

2019-12-07 12:01:06 | 40周年2019 制作日記

フォトブック(8)
おても大明神〜語りがドラマに巻き込まれ

講談師は「おてもやん」の歴史背景や演劇を引回す。ところが、語り役がドラマに引き回される。虚構の中で生きる俳優が「現実と芝居」の境界を見失うことがあると言う。認知できれば、それが俳優の力というものだと確信する。


イメージを刺激する言葉

2019-12-07 00:45:40 | 40周年2019 制作日記

日本の戯曲研修セミナーin福岡vol.2

「唐十郎独白激情」…会場の冷泉荘は外見アパートだったが、中に入るとスタジオ。流山児演出はいつも刺激的で新鮮だ。知っている台詞が心地よく、見えないものが見えてくる。12/8(日)15:00-福岡アジア美術館あじびホールで発表&上演あり。熊本からも必見ですよ❗️