スプリングコンサートの日に渡辺陽一の文化講演会があった
コンサート終了後すぐに市民会館へ向かった
開演1時間前に着いたが駐車場は満車 遠くの空き地にまわった
全席指定なのに早くから人がいっぱい 1470人満席状態
講演会と言うよりショー 渡部陽一ワンマンショーだ
おとぎ話を語るような あの独特の喋り方で
舞台を前後左右に90分間動きっぱなしで語った
はじめに東北大震災を取材したことを伝え
言葉で伝わらないことでも写真なら伝わると
戦場カメラマンになった経緯も話した
子供までも兵士にしているルワンダ内戦の真実
戦争の犠牲者は常に子供たちだと嘆いた
戦争は当事国同士では終わらない 第3国の力が必要だと訴えた
アフガンではすでにロボットによる戦争が始まっている事実も伝えた
変わった喋り方で人気 そのおかげで多くの人が集まる
そこで戦争の悲惨な事実を多くの人に伝える
そのことにより 忘れかけた平和のありがたさに気づく
そういう人を一人でも増やすことが戦場カメラマンの大きな仕事だ 尊敬する
渡部さんは最近アメリカ兵と一緒に取材したと話したが
その時撮った写真はすべて発表できるか伺いたかったが
質問時間で意図が理解できないようなことを長々
質問する人がいて 時間がなくなったことに悔いが残った
最後に渡部さんは 世界を自分の目で確かめることを勧めた
会場では中学生など若者も多くて真剣に聞いていたのが嬉しい