【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

ハッチ、心境変化か…

2018-02-15 | 保護犬ハッチ
昨日、夕方の散歩でのこと。

師匠と一緒に、ハッチを車に乗せて
少し離れた場所へ散歩に行く途中、
車内から外を眺めていたハッチが
柴犬を散歩させている50代くらいの女性を見つけた途端…

クーン、と寂しそうな声を出しながら
その柴犬と50代くらいの女性の姿を
ずっと、それこそ姿が見えなくなっても、ずっと
目で追い続けていた。

立ち上がって、車内から見つめ続けるハッチ

その女性が、前の飼い主さんに似ていたのか、
又は、ハッチが保護された【ワールドラブハート】の
ボランティアさんに似ていたのか…

とにかく、ハッチにとって
大事な、懐かしい存在の人に似ていたのかもしれない。

こういう時、保護された成犬の里親っていうのは
複雑な心境になってしまう…
ティップの時もそうだった。

ティップは、高齢の夫婦を見ると
いつも立ち止まって確認をしていた。
そして、違うと分かると残念そうな表情をしていた。
(そうやって確認するのは、3年ぐらい続いていた)

ティップもハッチも
どういう理由で捨てられたのか
私たちには、分からない。

本当は飼い続けたかったけれど、手放さなければならない
事情があったのかもしれない。

ただ、ティップやハッチを通して
いえることは
「犬はいつまでも覚えている」という事だ。

そして、頭では理解しているけれど
私の気持ちとしては
「早く忘れて、私たちのことだけを想ってほしい」と。
もちろん、これは自分勝手な気持ちなんだけれど…

で、夕方の散歩の後、帰宅すると…
いつも私の後をついて部屋の中を動いていたハッチが
後をついてこなくなった。

単純に、ここの生活に慣れてきただけなのか…
疲れていただけなのか…
それとも、ハッチの気持ちに何か変化があったのか…

しばらく、様子見です。


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