【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

サイトポイント接種後の経過について

2021-07-24 | 保護犬ハッチ
はじめに、サイトポイント接種に至るまでの経過を
ざっくり説明すると、

ハッチのアレルギーによる痒み、
今まで何とか軽減できないものか……と、何度も何度も検討して
出来る事を実行してきた。

環境アレルゲンによる対策としては
掃除はもちろんのこと、布団を替え、畳を替え、
座布団もアレルギー対策用の素材のものに替え、
散歩後にはハッチの手足を洗い、マズル周りを拭いて
花粉や埃を取り除くよう、毎日取り組んだ。

食事面での対策としては
フードを何種類も試して、(馬肉、鹿肉、ホッケ、マグロ、カンガルー等々)
ハッチに合うフードを探した。
ハッチは元気で食欲はあるけれど、軟便が続いたからだ。
どうやら油に弱い体質であることが分かり、
今は、「ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラー」(病院処方食)で
調子が良いので続けている。

痒みが酷い時には、アポキルの服薬もして
痒みを抑えるように対応していたのだけれど、
長期間の服薬による副作用を心配して
なんとか薬の量を減らしていこうと努力した。
1日1回だけ、2日に1回だけと期間を延ばしていき、
その代償として
夜中、痒みが酷い時にはハッチの気を紛らすために
散歩に連れて行き、
痒みで起きるハッチを早朝3時前から散歩に連れて行く、
ということも何度も。
それでも治まらない時には、頓服としてステロイドを服用。

そうやって対応してきて、調子が良い日もあったのだけれど
先日、マズルと目の周りを酷く掻きむしり
このままではダメだ、と。
再検討して、相談して、動物病院に受診して
今回の《サイトポイント接種》に至った。

効果の出る確率は8割位だそうだ。
必ず効くわけではない、ということと
さらに、注射の摂取1回の料金が高額なため
病院側も安易に勧めることが出来ないようだった。

「ハッチの痒みが治まるならば!」と、接種を希望した。

サイトポイントの摂取自体は、あっという間に済む。
後ろ足に注射して、はい終わり。


……で、サイトポイント摂取後の経過について ↓

摂取1日目、注射をしてもらい、病院から戻って疲れてぐったりのハッチ。
病院での緊張から解放されて、疲れもあってか全く掻く姿なし。
これは薬が効いているのか……?よく分からない。
夕方の散歩では普通に歩くし、元気も食欲もある。
アポキルの服薬なし。

【 サイトポイント接種 2日目 】
夜中もぐっすり眠り、朝も4時過ぎまで起きることなく
掻く姿も見られなかった。
以前の、早朝3時前から痒みで起き出していたハッチとは
別の犬になったようだ……!
散歩では普通に歩く。排便あり、食欲あり。
アポキルの服薬なし。


引っ掻くことはないのだけれど、
まだ以前の掻きむしった傷が痛々しいハッチ。


マズルと目の周りはまだ酷い状態。


アポキルの服薬もしていないのに、穏やかに過ごす時間が増えている。
注射の効果が出ているような気がする。

【 サイトポイント接種 3日目 】
前日と同じく、夜中も引っ掻く姿はなく穏やか。
嬉しい反面、逆に心配になる……
違う病気に罹ったわけじゃないよね??

散歩では元気に歩き、食欲もある。排便の調子も良い。
アポキルの服薬なし。


時々、マズル周りのかさぶたが痒いようで、気にする姿がみられた。


毛が生えそろうまでは、気になるのは仕方ないだろうなぁ……


それでも、痒みが少ないからか穏やか。
この後、ウトウトと眠るハッチの姿が見られた。

【 サイトポイント接種 4日目 】
夜中は引っ掻くこともなく穏やかに眠っていたが、早朝3時過ぎに起きる。
慌てて散歩へ行く。特に変わった様子なし。排便の調子も良い。
散歩から戻った直後、小雨が降りだした。
どうやら、雨が降る前に散歩に行きたかったようだ。

フード完食。
アポキルの服薬なし。

マズル周りの傷がかさぶたの状態で、まだ気にする姿あり。


前足でマズルを気にするも、
以前のように掻きむしるほどではない。


目の周りは、少しづつだけど毛が生えてきているようだ。


ぼくは頑張っているよ!の、ハッチ

今のところ、注射の効果が出ているように思われるのだけれど……
まだまだ油断は出来ない。