比良正面谷より金糞峠、奥ノ深谷、八雲ヶ原にて秋の花探索

山仲間のヨネちゃんより、比良は秋の花が本番になりそうとの情報をもらう。
イン谷口への通行止めも解除されており、週末がどうも雨予報なので本日に緊急出動！
寝坊の我が身にしては早めの午前6時過ぎに枚方を発進。名神、湖西道路を順調に走行し、
妹子の郷で登山前の儀式と食料を手配。1時間20分程のドライブで7時20分にイン谷に到着。
持病の影響で武奈ヶ岳に登る体力が無いので、正面谷・八雲ヶ原の花探索目的である。

山行日：2024年10月2日（水）
天候：晴れ時々雲
メンバー：単独

今日の花1　ダイモンジソウ

今日の花2　ウメバチソウ

今日の花3　マツムシソウ

今日の花4　リンドウ


今日のルート
イン谷口駐車場（7：27）→大山口→（正面谷）→隠れ滝→青ガレ→金糞峠（9：43　9：57）
→（奥の深谷）→八雲ヶ原（10：39　探索＆ランチ　11：20）→北比良峠（11：35　11：38）
→（ダケ道）→カモシカ台→大山口（12：52　12：56）→イン谷口駐車場（13：09）
ルート図

行動時間：5時間42分　歩行距離：8.6ｋｍ

仕度をし、虫除けスプレーをプシューとして出発！
約5ヶ月ぶりとなるイロハモミジのトンネルをカメも驚くスローペースでテクテク。
大山口を通過し、水場で一息。隠れ滝に何か咲いていないかと寄り道するも花はなし。
登山道へ戻り、もう登ることは出来ないと思うルンゼ取り付きを左に見て高度を上げると青ガレに着く。
ここからが登り不適応になっている我が身にとって最大の難所となるので事前の大休憩。

駐車場（先着の車は4台程）・イロハモミジのトンネル

大山口・隠れ滝

堂満ルンゼ取り付き・青ガレ


アキチョウジとアキノキリンソウをパチリとして青ガレを三点支持で登る。
以前はササッと登れたのであるが、今は息も絶え絶えでよっこいしょ、よいしょと声がでる。
やっぱり一気には登れずに、途中のタコ松さんで一息入れてなんとか登り切る。
谷筋に今年初見のアケボノソウ・ダイモンジソウが花を付けており、正面谷核心部に向けて元気をもらう。
核心部は金糞峠までガレ場の急登が続き、我が身にとって心が折れそうになる心臓破りのルートである。
何度も得意の立休憩を繰り返して、八雲ヶ原にリンドウ・ウメバチソウが待っているぞ！頑張れと
自己に言い聞かせるようにして金糞峠へと登り着く。もうフラフラである。
駐車場を出てより2時間16分を要したようであり、健脚の方であればコヤマノ岳に着いているであろう！
まま！前期高齢者にしては合格点としておこう！

正面谷核心部

金糞峠手前の急登・交通の要所金糞峠


正面谷で出会った花々
アケボノソウ

ダイモンジソウ・ヨシノアザミ

アキノキリンソウ・ヤマトウバナ


金糞峠でしっかりと体力回復の休憩タイムを取り、奥の深谷へ下降。
深谷沿いのルートは八雲ヶ原までほぼ水平移動になり、我が身でも快適に歩ける。
花を探しながら40分少々で八雲ヶ原へと到着。
期待していたルツニンジンを見つけることは出来なかったが、トリカブトには間に合う。
高層湿原を見学したあと石テーブルで早めのランチタイム。
平日の為か先行の登山者はおられず、独り占めの八雲ヶ原となる。

奥の深谷へ・沢沿いに続く快適な道

何度か小橋を通過・間に合ったトリカブト

高層湿原・八雲ヶ原


おにぎり二個とソーセージでお腹を膨らませたあと石テーブル廻りを散策し、
ゲレンデ跡を花を探しながら北比良峠へと登り返してゆく。
秋の女王リンドウが3株程咲きはじめており、センブリもチラホラと姿を見せてくれる。
そしてひと際存在感をあるマツムシソウがこちらを見つめるように咲いていおり、やったと感激のパチリ！
まだ花盛りには少し早いが大満足の八雲ヶ原であった。

八雲ヶ原で出会った花々
マツムシソウ・リンドウ

ウメバチソウ・ミミカキグサ

センブリ・アキノキリンソウ


北比良峠で盟主武奈ヶ岳に別れを告げ、蟻地獄上部をラバースしてダケ道より下山。
ダケ道は良く踏まれて危険な場所は無いが、石道とザレ場が連続する場所があるので
油断なく慎重に降る。途中のカモシカ台で一息入れて大山口に着地。
流れで顔を洗い、Ｔシャツを着替えて駐車場に戻り正面谷、八雲ヶ原花巡り終了。

北比良峠・武奈ヶ岳とお別れ

蟻地獄トラバース道・ダケ道上部

カモシカ台・大山口


帰路も渋滞に巻き込まれずに14時30分に無事帰宅。
今回も正面谷の登りでフラフラになったが、たくさんの花を愛でられたことで◎であった。完