山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比良武奈ヶ岳(今冬初めての雪山)

2021-12-05 21:54:35 | 山歩き
天気予報も晴れとのことで12月初めての山歩きは比良へ出動。
頑張って早起きをし午前6時20分我が家を発進。
昨夜の雨が雪に変わっていればうれしいなとハンドルを握る。
南インターより名神、湖西道路を順調に走り、イン谷口に7時20分過ぎに到着。
ここで想定外の出来事に遭遇・・・雨・雨・雨。
天気予報はどないなってんねん!

山行日:2021年12月5日
天候:雨の後雲(青空無し)
メンバー:登り 単独 下り ヨネちゃん、かおりさん同行

本日の山頂


本日のルート
イン谷口トイレ前P(7:46)→青ゲレ(8:35 8:40)→金糞峠(9:18)→四つ辻(9:42 9:46)
→コヤマノ岳南尾根→コヤマノ岳(10:35)→武奈山頂→(11:03 11:16)→パノラマコース
→八雲ヶ原(ランチタイム)→北比良(13:19)→大山口(14:59)→トイレ前P(15:11)
ルート図

行動時間:7時間25分 歩行距離10.7km

車の中で30分程雨宿りをしているとなんとか雨が上がりようやく出発。
葉を落としたイロハモミジのトンネルをくぐり大山口を通過。
見上げると山紅葉がまだ見れるのであるが、日差しが無く鮮やかさには程遠い。

イロハモミジのトンネル!

まだ楽しめる山紅葉!

大山口


今日は気温が低いのでTシャツ×2、フリース、レインウェアと重ね着をしているのであるが、
水場までくると汗がではじめてフリースを脱ぐ、脱ぐと身体が冷えてまた羽織るの繰り返しで青ガレに到着。
ごましおを振りかけたようになっている青ガレを見ながら休憩していて、ああ!ポールを忘れたのに気付く。
普段無雪期には使用しないが、積雪期に必須のポールを忘れるとは・・・最近忘れ物がひどいで!
まあ今日ぐらいの薄い雪であれば大丈夫と思うが!

上部は薄っすらと積雪

青ガレ(ごましお模様)


以前は簡単に通過できた青ガレを何度かの立ち休憩を繰りかえして登りきる。
金糞峠に続く正面谷上部の核心部に入ると徐々に雪景色となってくる。
なんど登ってもここは私にとって地獄坂!
折れそうになる心を励まし、得意技のカメ脚を繰りだして標高を稼ぎ金糞峠に到着。

青ガレを登る

正面谷上部

金糞峠


風が強く休憩は四つ辻まで我慢! 奥の深谷へ下降し、小橋を慎重に渡る。
牛コバ分岐よりヨキトウゲ谷へと入り、分岐より四つ辻へと上がって一息。

奥の深谷の小橋

大橋・牛コバとの分岐

ヨキトウゲ谷ルート

南尾根への小橋

四つ辻(尾根・奥の深谷からのルートあり)


ここからコヤマノ岳まではブナ林が現れるまで退屈な一本道の急な登りが続く。
ここでも得意のカメ脚と立休憩を繰り返して標高を上げてゆく。
ブナ林が姿を見せ始めたころ「光よ届け」とカメラアングルを探っていると山仲間のナベさんが
登って来られ、あとにかおりさん、先生ご夫妻、ヨネちゃんも続いていると情報をもらう。

前半は杉林の急登が続く

コヤマノ岳が近づくとブナ林が広がる

中峠からの道と合流


合流点を過ぎて光があれば見事な広がりを見せてくれるランドマークのコヤマノクラウンも
今日はグレーのキャンパスの中に静かにたたずんでいるのみである・・・残念!
コヤマノ岳山頂標識を白黒に自動設定しているかのようなカメラでパチリ! カラーで撮りたいなあ!

コヤマノクラウン

コヤマノ岳


コヤマノ岳ブナ林は春夏秋冬比良山系の中でもお気に入りの場所であるが・・・!
目線に映る霧氷・樹氷はきれいなのだが、日差しが無い為もうひとつテンションが上がらない。
それでもパチリを繰り返しているとナベさんが戻って来られ、風が強く、展望も無いので
山頂には行かず下山されるとのこと。またお会いしましょうとお別れする。

鞍部より武奈は全く見えず、これは相当寒いぞとフリースを着こんで冬道より山頂へ。
途中、右太ももが攣るアクシデントでガクンとペースダウンするもなんとか山頂稜線に登り着く。

コヤマノ岳ブナ林

山頂への冬道

山頂稜線に到着


稜線では何時もよう来たと微笑んでくれる武奈がいない! 行方不明か!
ピ―クへ近づくとようやくポールが姿を現して無事を確認。先着されていた方に写真をお願いする。
今年はじめて見る樹氷を何枚かゲットし、西南稜への分岐でしばらく待機するも寒いの下山開始。
ランチは寒いので八雲ヶ原で!

武奈は何処へ

山頂にて

樹氷1

樹氷2


下山をはじめるとイブルキコバへの分岐でヨネちゃんと遭遇。
八雲ヶ原でラーメンを作りながら待ってますと一旦別れる。
パノラマコースとの分岐ではブナ林を颯爽と登ってこられるK先生ご夫妻と先月比叡山以来の再会となる。
奥様より西山森の案内所への安全ルート図を頂く。
わざわざ比良まで持って来てくださり、これであの嫌な道を走らずに済みそうと感謝。

樹林帯を抜けてパノラマコースに入ると前方に青空が広がり気持ちも晴れてくる。
積雪と泥で滑らないように注意しながら降って八雲石テーブルに着地。

K先生ご夫妻

パノラマコースへ樹林帯

琵琶湖上空に広がる青空

釈迦岳を望む


今日のランチはラ王の柚子しおラーメン。
普段は食べないインスタントラーメンであるが、山で食べるとこれがまた美味く出汁まで完食。
そうしているうちにヨネちゃん、かおりさんが降りてこられる。
三人揃ったところで記念撮影!

八雲ヶ原

シニアトリオ


八雲高層湿原をパチリとして北比良へ登り返し、マザーレイクをパチリとする。
トレースの無いアリ地獄上部トラバース道でちょっぴりスリルを楽しんでダケ道より大山口に下山。
最後に比良駅のHSでk先生ご夫妻も合流して山談義に花を咲かせ本日の登山を終える。

八雲高層湿原

北比良峠より望むマザーレイク

アリ地獄トラバース道

ダケ道休憩ポイント カモシカ台

大山口


最後にまたおいでとばかりに見事な青空を見せる比良山系