etceterakoの勝手にエトセトラ

「生意気娘Kの勝手にエトセトラ」は改題いたしました。カテゴリ「ブログ改題について」をご覧ください。

最近のトピックスいろいろ

2006年09月14日 | 宝塚歌劇
 雪組の新人公演、ぜんぶ出たね。
 今回はヒロインがさゆちゃんなのよねー。かなめちゃんと、美男美女コンビだね!
 そらちゃん、専科さんの役ーっ。どんなふうになるんだろうね。がんばってね!
 遠麻くんがちかちゃんの役・・・なのはまぁ、想定の範囲内かな。
 あやりちゃん、マコさんの役。あやりちゃーん!将来はマコさんみたいな、優秀な上級生女役さんになってくれると信じてたのにー(泣)やめちゃうの、さびしい!
 みずせくんがハマコさんの役かー。みずせくんっ!パワー出してがんばってっ!
 いづるんの役がせーこちゃん。おお!ふたりとも転向組だ!
 えりちゃんの役をコマちゃんね。コマちゃん、背筋のばしてがんばってねっ。
 あ、せしるくんがキムちゃんの役だ!明るいキャラは通じるものがあるから、これ楽しみだね。(つっても見られるわけじゃないんだが・・・。)芸達者なキムちゃんから、がっつり学べるといいね、せしるくん!
 そしてせしるくんの役をぐっちょん!!・・・さりげなくぐっちょん応援中なんです。ぐっちょん頑張れー。
 かおりちゃんは、今回あみちゃんの役ね。お歌を生かしてがんばってね!まぁ、ヒロインはひとりしかできないから、今回はしょうがないね・・・。可愛いかおりちゃんの活躍を、これからも楽しみにしてます。本公演はどんな出番かなー!

 花組マインド・トラベラーのポスター見たけど・・・ゆうくん、お痩せになった!?

 竜馬の特別サイト、おもしろいね。
 人物相関図の写真、みんなかっこいい!タニちゃん、日本モノも似合うじゃないの。
 わたしは石田昌也作品の大FANなので、特別サイト見てテンション上がりましたわー。早くみたいな、竜馬ー。友の会もばっちりエントリー済みだし!

 もう愛短も終わりですね。わたるくんのサヨナラショー、どんな演目が出てくるんでしょうねー。で、愛短が終わるといよいよ雪組だぁー!ドキドキ 楽しみだなー!ワクワク

「小林一三は大阪で花柳界に夢中になったらしい!」 56へえ!

2006年09月14日 | レヴューのトリビア

「小林一三は大阪で花柳界に夢中になったらしい!」
 56へえ!

「日本財界人物
全集第5巻 小林一三」(三宅晴輝/東洋書館)より

********************************
 ※なんか字がデカい・・・。(理由がわからない・・・)なぜ一三先生シリーズになると、字体やサイズが変わってしまうんでしょーか・・・。読みにくかったらすいません。

 まぁ、あんまり意外でもないよな・・・。
 わたし、どうも「タカラヅカ」のシステムって、花柳界の影響受けまくってる気がしてて、「一三みたいな事業家のおヒトなら、座敷通いぐらいしてたんじゃないの。それをモデルにして、タカラヅカを整えたんじゃないのかなぁ」とずっと思ってたんですね。ほら、八坂女紅場学園と宝塚音楽学校(と劇団員=生徒システム)とかさぁ。(考えすぎ?)

 八坂女紅場学園(ウィキペディア)→ココ

 でも、一三が(事業家として成功してから)花柳界を見下げる発言をしてヒンシュクをかったエピソードを読んだことがあって、じゃー違うのかなぁって思ってたんだけど、なんだ、若いころはバリバリ(←遊びが)だったんだね。

 なんか、三井銀行では入社して4、5ヶ月すると、全国の支店に出されるんだそうだ。ものすごい辺鄙なところに飛ばされることももちろんあるワケで、それが理由でヤメちゃう社員もいたらしい。で、一三は「(どうせ行くなら)京都か大阪の、上方情緒豊かなトコがいいなv」と思い、ちょーど大阪にポストがあるときに、支店長に働きかけて、大阪行きの椅子をゲット!同輩にはうらやまれたそうな。(てゆーか・・・コネ!?コネですか!?新入社員が支店長に働きかけるチカラがあるって・・・コネだよね。イイとこの坊ちゃんだったんだなー、一三・・・。)

 で、めでたく大阪に行くこととなった一三。秘書課長から「大阪に行く連中は最初は北野の某下宿で暮らすけど、その間にみんな悪いことを覚える!(それじゃマズいから)菊本君(超マジメ銀行員。のち三井銀行社長)とこに行け!」って言われて、堅物の菊本家に下宿したと。・・・しかし秘書課長の努力むなしく、一三はガンガンに遊び、茶屋遊びはもちろん、芝居を見たり、新聞社の文学仲間と文学雑誌に小説書いたり、楽しく暮らしたらしい。

 芝居はともかく、花街で舞妓さんや芸妓さんと遊ぶには金がかかりまくる!彼の当時の月収は、(賞与もいれて)だいたい月二十円。下宿代は八円で、食費は月一円あればOK。20-(8+1)=11円も余裕があるんだけど、それでも足りなかった!と。(そうだよねー。相場はわからんけど、そりゃ高いでしょうねー、そーゆー遊びはー)それでどうしたかというと・・・なんと実家から半期に五百円ぐらい(理由をつけて)仕送りしてもらった!んだってよ!(ええぇーーっ!?一三の年収の倍以上じゃんっ!)

 ちなみに仕事には宿直があって、宿直すると手当てで10銭出たんだけど、宿直手当てで稼ぎたい同僚が替わってくれるもんだから、一三はついに一回も宿直をしなかったそうな。(ええぇーーっ!?いいのか、それでっ!?)

 ・・・なんか、ヒンシュクな会社員だなぁ。(と思うのは、わたしが庶民だからでしょーか。いや、そりゃー、当時のエリート会社員なら、花柳界への出入りはフツーにあったんだろうけどさ~!程度ってものがあるでしょ!)

 ま、とにかく一三がイイ家の出だということはよ~くわかったっす。