etceterakoの勝手にエトセトラ

「生意気娘Kの勝手にエトセトラ」は改題いたしました。カテゴリ「ブログ改題について」をご覧ください。

またまたまたまたベルばら

2009年04月30日 | 宝塚歌劇

 なっ、なんとベルばら!!
 またまたまたまたベルばらですね!
(「また」を何個書けば、気持ちを表せますかね?)

 わたしは・・・わたしは嬉しいですが・・・。いいんですか?(おずおず)

 さーすがにしばらくは無いと思ってましたね、さすがの(ベルばら好きの)わたしでも。
 しかも脚本使い回・・・いえ、ご好評にお応えしての再演だそうで。
 中日劇場のアレをやるのかあ~。
 わたし、中日のベルばら、すっごく感動したんですよ。
 スターらしい輝きを持つタニちゃんが、床にはいつくばって(?)、全力でアランに同行を願い出て、「右・右・左ーっ!」ってやるところ、すんごーーーーく胸を打たれたんですよ。ラストも良かったよねえ。ろうそくの光いっぱいの中、タニちゃんが静かに階段を・・・。(じーーん!←思い出してまた感動)
 あのラストは、孤高のスター、タニちゃんによく合ってたな~。
 
 土佐弁は・・・あれは、「土佐弁」じゃなければ、方言を使うのはアリだと思ってます。中日劇場公演なのにナゼ「土佐」なのかわかんないから、笑いにくいと思うんですよ。名古屋弁でイイじゃんねえ。それか、宝塚の本拠地の「関西弁」だよねえ。

 脚本があーゆー展開だから、「なまり」を表現するために、日本のリアル方言を使うのはアリだと思うんですよね。(笑いづらい)方言をヤメにするなら、もう脚本から替えなけりゃならんと思います。わたし個人としては、宙アンドレ編の脚本は嫌いじゃなかったですねえ。

 一年、オスカル&アンドレが脇役ーな外伝を見続けたうえで、アンドレ編を見ると、やっぱり「アンドレとオスカル」の物語はイイなーと思ったし。

 ウメちゃんのマリーズも良かったー!振られる役・・・なのは、オスカル&アンドレのストーリー上しょうがないとして、見せ場が多くて、ちゃんと存在意義のあるヒロインだったし、ベルばらで無理やり創出される「ヒロイン役」のわりには、いい役だったと思うんだよねー。うん。いいよいいよ、アンドレ編。あの舞台、わたし好きだ。長さも、「興味本位」で見る初心者さんには、ちょーどいいと思うのよ。二本立てだから、レビューもしっかりあるしさ。おお。なんか書いていたら、どんどん気分が盛り上がってきたぞ。

 まとあやコンビの花組のアラン編は、何度思い出しても、しょーじき微妙ー(ディアンヌが無理矢理すぎる。つうか、作品の持つネガティブなムードとテーマが、根本的に植田しんじ先生向きじゃないと思う。)なので、あらためてわたしが好きなアンドレ編で、まとあやを見られるのは嬉しいぞ!

 しかし・・・あのう・・・。実はわたし、2009年の植田先生には「風と共に去りぬ」or「新作」or「ザッツ・レビュー」を期待してたんですけどっっ!

 いま、わたしの中で空前の風共ブームなのっっ。貸していただいて、はじめて見たんですよ。宝塚の風共を。うっかり大感動!はまったーっ!

 植田せんせい、風共もお忘れなくっ。そろそろ風共おねがいしまーす!
 中日劇場は風共orザッツレビューがいいです。(こっそりリクエスト)

 そうそう。全ツは雪組で柴田作品の旧作。やったね♪
 名古屋公演がある日程だし。
 今年は雪組が来るーーー!うれしいよーーーーー!

 星組の全ツは再会とソウル・オブ・シバ。
 ソウル・オブ・シバって、懐かしいなぁ。
 これは名古屋ないのか・・・。

 ちぎちゃん&コマちゃん、W主演おめでとうー!
 日本物なのね。
 日本物が似合う雪組素敵スターに育つために、がんばってっっ!!

 小林公平サマの原案で、イシちゃんと星組が公演するんだね。
 「ペドロとイネスの物語」というのは、有名なんでしょうか?
 ひょっとして聞けば「ああ、あれ~?」ってわかる話なのかな。

 今年もまだまだ盛りだくさんだなあ。


ドアラと2ショットを撮っちゃった!

2009年04月25日 | 雑文

 今日、たまたま名古屋駅をプラプラしていたら、ナナちゃん人形のあたりで、なんとドアラたちに遭遇っっ!
images

 なんかわたし、ドアラ運がイイわっ。
(いやいや。ドアラの露出が多いだけだって!)

 明日の名古屋市長選挙のPRイベントだったようです。
 シャオロン、パオロンもいましたよ。
 ステージや司会やトークがあるワケじゃなくって、ホントに「いるだけ」イベント。天気が悪くて、土曜日の昼間イベントにしては、混み度がまあまあだったので、お願いすれば2ショット写真も応じてもらえた♪
 フフフ。ドアラと2ショットで写真撮っちゃったよっ!(ちょっと自慢)
 シャオロン、パオロンとも撮りました。
 しかしシャオロンは顔が長すぎて、正面から撮ってもらった2ショット写真、顔がただの青い物体として写っておる・・・。目も表情も写ってないよ!鼻が真正面からドーン!だよ!

imagesシャオロン

imagesパオロン

 中日スポーツのデザインの、号外広告を配ってました。

imagesドアラが配ってた。

 そしてイベントが終わると、ライトバンみたいなのに乗って、三人(三匹?)は帰ってゆきました。クルマが意外に小さかったです。あれによく、顔の大きい三人が乗り込めるなと思いましたよ。



 3月に出た「ドアラのへや」は、わたしの癒しです。
 今回の本は癒されるねえ。
 ドアラがコメダでシロノワール食べてるページが、一番癒される!
 相談コーナーは「CDの略を教えてください」って質問に、「C(かわいい) D(ドアラ)」と答えていたのに大受けだった(笑) 


中日新聞よりタカラヅカの話題2種

2009年04月23日 | 宝塚歌劇

 20日の朝刊の芸能欄は、タカラヅカの話が2個もあったよ!

①愛知県N市出身18歳の方が宝塚音楽学校にご入学

 写真がついてるんだけど、この方、すんごーいキレイ!
 漠然とした感想だけど、キレイさがなんか宝塚っぽい!首が長いし、はにかむ笑顔が上品ですね~!
 受験した動機は、

・母がかなえられなかった夢を受け継ぎたい(お母様が宝塚ファンなんだな)
・周囲に勧められた(身長169.5センチだそうです)
宝塚の受験方法が変わったから。

 おお!新試験制度に反応して受けたんですね!
 中学・高校はバトンをやってて、歌ダンスは経験なし。受験を決めた昨夏から、名鶴ひとみステージングダンスに通ってダンスを勉強したらしい。(地元密着、中日新聞なので、地元スタジオ名を敢えてハッキリ書いてある・・・。)

 名鶴ひとみステージングダンスって、どっかで広告みたよなー。名古屋だよなーって思っていまHPを見たら、美牧冴京さんもココ出身なんだ?美牧さんは、愛知県の名門男子校にベルばら?風共?なんか、宝塚の演目を文化祭でやる男子学生を指導に訪れたって新聞記事を何年も前に読んで、愛知出身だと知ってたけど、ダンスも名古屋で習ってたんだね。あと、元OSKの春咲巴香さんも、ココでダンスしてたのか~。(HPに名前のってた)

 二十七倍の難関をくぐりぬけて合格、おめでとうございました。
 厳しい音楽学校生活がんばってね!
 二年後の初舞台をいまから楽しみにしてます。

②ささやか芸能史 中日新聞編集委員の黒川光弘さんの宝塚の思い出

 黒川さんの「ささやか芸能史」は、芸能担当記者時代の思い出を語っていくコーナー。黒川さんの前の連載でも、「少女歌劇の光芒」(青弓社)が紹介されたり、古い時代からの記者さんなので、宝塚を(敬意は払いつつ、むやみに特別扱いしないで)ちゃんと「芸能のひとつ」として見る視点が感じられるところが好きで、愛読してたのだ。

 で、「ささやか芸能史」の先回の終わりに、「宝塚が好きで通ってた」って話題がチョロッと出てきたので「おお!こりゃ次回は宝塚の話題だね♪」とワクワク待っておりましたことよ。

 はたして今週は、字数ぜんぶを使って宝塚を語っておりました。

・宝塚ファンのオジさんは意外に多いと思う。隠れキリシタンみたいに意外な人が宝塚にやたら詳しかったりする。
・朝日新聞のU記者は相当なもので、宝塚に関する著書もあったし、研究者のようだった。
・男性記者は楽屋に入れないから、ツタの絡まる建物入り口で待ってて、広報さんに呼ばれて入口そばの事務所でインタビューをする。
・広報さんが「行き届いた」人で、(中日新聞とわかると)中部地方出身の有望な生徒を教えてくれたりした。
・一路真輝さんを「あの子はトップになるわよ」と耳打ちしてくれたこともあり。


 で、最後に上月晃さん、真帆志ぶきさん、甲にしきさん、古城都さん、鳳蘭さん、安奈淳さん、郷ちぐささん、初風諄さん、汀夏子さん・・・とズラズラ名前を挙げて、

「彼女たちとの愉快な話などは、また次回にゆずることにしよう」

 で、文章は結ばれ・・・「次回!すこしも早く、次回カモーン!!」とわたしがだいぶ興奮したところで、「お断り」が目に入った・・・。

▼お断り 「ささやか芸能史」は、筆者の体調の関係で、来週からしばらく休みます。

 な、なんですと!!

 黒川さんのお早いご快復をお祈りします。


DVDディスクを買い間違えた!

2009年04月19日 | 雑文

 少し前に、我が家に「DVD録画機械」(←何かはよくわかってない)が登場したので、

「よしっ!これを機会にトゥウェルビでやってる宝塚レビューを永久保存!」

 と思い立って、DVDディスクを買いにいったのです。
 一番安いのを買ってきてデッキに入れたら、NGが出た・・・。
 旦那殿に相談したら、

「あー。著作権保護だね。CPRMのディスクを買わないとダメだ」

 と教えてくれたので、「シーピーアールエム!!」の呪文を暗唱して、翌日再度、電器屋に突進!! 
 (宝塚のことになると、ものすごく行動が速い。普段からこのぐらい迅速に何でもやれよっ)

 張り切って「CPRM」を買ってきて、昨日、DVD保存を試みたんですが・・・。なんかまたエラー・・・。

 今度は、間違えて「DL」っていうの(ダブルなんとか?)を買ってしまったらしい!
 (うちのはDLっていうのに対応していないらしい) 
 何!?DVDって、フツーのかブルーレイかの二種類じゃないの!?
 

 今回は(宝塚がらみだし、DVD録画って未知の領域だから)ちゃんと取り扱い説明書を読んだんだよ!?ちゃんと読んだ読んだ!(自己主張)
 けど、ディスクの種類うんぬんなんて、書いてあったっけな・・・。
 え?そのぐらいは常識??機能一覧を見て考えろ?
 そうなんですか・・・。わたしが疎すぎるのですね・・・。だいたい、リモコンにボタンが多いし・・・。どうしよう。ちゃんと録画できるか段々自信がなくなってきた(弱気)


「ムーラン・ルージュの風刺は税金とか大臣とか!」69へえ!

2009年04月16日 | レヴューのトリビア

「ムーラン・ルージュの風刺は税金とか大臣とか!」69へえ!

キングアーカイブシリーズ「ムーラン・ルージュの灯は消えず」
引用はすべて、このCDの歌詞ブックレットより
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 「歳末ブギ」は、こんな感じ。以下一部を引用します。

 忙がし 忙がし とにかく忙し
 商店売出し 会社はボーナス
 役所は宴会 電車はストライキ
 仕方がないから テクテク歩いて
 税金納めて あゝしんど!


 曲調といい歌い方といい、あきらかに笠置シヅ子様の買い物ブギを意識しているけど・・・曲をパクッてパロディにしてるわけじゃなくて、いちおー別の曲だな。作詞、作曲は山本浩久。何年の作品かは不明です。戦後編に入ってるから、戦後なのは間違いないけど。

 歳末ブギの「税金納めて あゝしんど!」は、ぬるいほうで、税金とか大臣とかの風刺ネタでは、もっと一曲まるまる風刺な曲があるよー。

 タイトルっから税金が出てくる。その名も《猫と税金》税金ネタのコメディなのだ!

・猫がデモ(!)をして騒がしい。
・猫いっぴきごとに税金が課されることになりそうなのだ。
・そのデモを聞きながら、大蔵大臣夫人と病院長が会話。
・院長「大臣から依頼を受けて、猫をねずみ算式に増やすクスリを開発したのです!」
・注射一本で猫が多産になる。(そうすると猫の頭数が増えて、猫税の収入が増える、という企み)
・院長「それなのに畜生のあさましさ、すっかり誤解をしましてな、あのようにデモったりしておりますのじゃ」
・夫人「ほんとにねえ。税金を払うのは飼主の人間さまときまってますですのにねえ、おほっ」

 で、締めくくりは司会者(?)が、「なるほどなるほど、猫に税金・・・・・・まったく、どこかの国の大臣に教えてやりたいようなグッド・アイディアですなあ」で終わります。

 ほかにCDに収録されている中では《そうじゃない・そうじゃない・わからない》っていう小品が、「GHQ」とか「関東配電」とか「三鷹事件の真相は」とか、「(電話かけて)総理大臣を」なんてフレーズ満載で、全編これ風刺です。
 
 伊馬春部さんは解説文で、吉行エイスケなどの文人たちが脚本を寄せたことをあげて「つまり〝初めに文芸部ありき〟である」と書いてます。

・商業主義に煩わされることなく、文学青年の同人誌のように、それぞれ自由に書きたい放題ができた。
・(自由ゆえに)テーマは「満州事変以来の非常時態勢下のもと抑圧された小市民の反撥」になった。そのための風刺であり、現実逃避のための朗笑だ。

 そして観客はインテリ層で、それを理解して喝采する、すばらしい循環だったそうなんですね。

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「ムーランルージュの演目は・・・ダジャレもパロディも最高!」79へえ!

2009年04月15日 | レヴューのトリビア

「ムーランルージュの演目は・・・ダジャレもパロディも最高!」79へえ!

キングアーカイブシリーズ「ムーラン・ルージュの灯は消えず」
引用はすべて、このCDの歌詞ブックレットより
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 ムーランの演目、CDにおさめられた細切れ歌曲を聴くだけで、
「こ、これは面白い!ていうか、わたしのツボにストライクすぎる!」
 と思った。大ファンになっちゃったよっ。

お気に入りポインツ
・ハイカラで明るい楽曲(外国志向の軽音楽)
・ストーリーが複雑すぎない
・泣かせるところはベタベタで
・笑わせるところは、これでもか!
・風刺、皮肉を練り込んだ笑い。
・ダジャレが最高!

 うん。そうなの。笑いのオチがねえ、わたしのツボを狙い打ちなんだよね!

 たとえば、こんなダジャレ。

 CDに収録されている《お経の合唱》より。(青字は引用です。黒字は要約)

 お坊さんがお経を上げるだけのストーリーです。
①結婚式でお経をあげーの。
②つぎはお葬式でお経をあげーの。
「やれ、花嫁さんのお次は仏様か。なんと忙しいこっちゃ」
③お経をあげ終わる。

合唱:なんまいだ、なんまいだ・・・
小坊主:和尚様、お布施です。
和尚:おうおう、お布施か。どれどれ、チョッと軽そうじゃな、開けてごらん。
小坊主:はい、一枚ー、二枚ー、三枚
和尚:なんまいだー
小坊主・コーラス:おしまいだー


 和尚さんが「(お布施は)ナンマイダー(何枚だ)ー?)」と尋ねて、小坊主は一枚、二枚・・・と数えて札がなくなったら「おしまいだー(お経の調子で)」。

 はっきり言って、これ最高じゃないでしょうか!(真顔)
 こりゃ面白いね~。ウケただろうね~。こういう、くだらなーい罪のない笑い、大好きなんですよねえっ。

 わたしのツボに最もヒットしたのは《歳末娯失譜(やりくり バラエティ)》の曲たちだっ。

 引用してみます。
 「きよしこの夜」の曲で歌ってみてくださいよ(笑)

 きよしこの夜

 苦しこの暮 欲しい物ばかり
 すくいの神は 現れそォもなく
 越すに越せぬ おゝ晦日ー


 ジングルベルの替え歌もヒドイ(笑)
 
 ジングル・ベル ジングル・ベル
 金がない
 貴方も私も 金がない!
 ジングル・ベル ジングル・ベル
 金がない
 貴様も俺も 金がない!


 そして、最後は「ジングル・ベル ジングル・ベル 金がない ないないづくしの年の暮ー」で終わるんですよ。ああ、腹抱えて笑ってしまう~(笑)
 くだらない!くだらないけど、面白いんだよっ。曲が明るいので、聴いてるとスゴク笑えるんですよねえ。(字だけじゃあんまし面白くない・・・?)

 歳末娯失譜はもう一曲収録されてて、それは「歳末ブギ」というんです(笑)

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「舞台の定番、芝居+ショーの組み合わせはムーランの発明?」91へえ!

2009年04月14日 | レヴューのトリビア

「舞台の定番、芝居+ショーの組み合わせはムーランの発明?」91へえ!

キングアーカイブシリーズ「ムーラン・ルージュの灯は消えず」

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 平井賢さんの解説からまだまだトリビアが!
 宝塚歌劇はもちろん、演歌歌手の舞台興行ナドで定番の、

 一公演を芝居+ショウの組み合わせで!

 っていう形式は、ムーランルージュが定着させたものなんだそーです。
 平井さんの解説から引用してみます。

 幾多の名優、珍優や歌手を生み、数多い名作を残した優秀な作家を育てはぐくんだムーラン・ルージュ。
 ドラマとヴァラエティー・ショーの組合わせは、四十余年前のムーランが創作した公演形式である。これが現在の美空ひばり、三波春夫、江利チエミ公演に受け継がれている。思えば斬新な企画だったものである。ヴァラエティーという言葉自体も、ムーランが初めて使い出した言葉である。当時、「ヴァリエテ」というドイツ映画が、大ヒットしていて、それからヒントを得て、山本浩久氏が名付けたといわれている。


※四十余年前のムーラン・・・レコードは1974年に出て、解説も当時のものなので、1974年の四十余年前です。

 オドロキだよね!
 「ヴァラエティー」って言葉も、ムーラン発だというんですよ。

 まあ、「芝居+ショウ」の組み合わせというのは・・・ムーラン以前にも当然、存在はしてたと思うんですよ。探せばあると思います。
 ただ、当時の宝塚のプログラム見てると、3本立てとか平気であるし、踊りばっかりのこともあるし、「芝居とショウの二部立てで行くぜ!」という意志はまだ芽生えてないんですね。この解説が言いたいのは、

「芝居とショウの二本立てを、『意識的に』やって、それが広まっていったのはムーランがキッカケなんだよ」
 ※追記:すいません。「二本立て」とは限らなくて、複数本立ても入れてのニュアンスかも。芝居とショーをいっぺんにやるっていうのが新しかった?

 ってことだとわたしは解釈します。
 座席数500の小さな劇場だし、時代が時代だから、いまと違って「全国から詰めかける」ような興行ではなかったと思いますが、東京に住んでいる文化人がいっぱい見ていたから、クリエイティヴな業界に、影響力があったんでしょうねえ。

 どんな人が見てたか、このCDの解説書に出てくる具体的人名をひろうと・・・。

・志賀直哉(熱中して毎公演並んだ時期があった)
・菊池寛(よく2階席にいたそうな)
・吉屋信子(よく2階席にいたそうな)
・新居格(わたし、この方を知らないんですが・・・)
・斎藤茂吉(ムーランを詠んだ歌があるらしい)

 さらに「学生」・・・っていうと、当時はすごいインテリ層ですよね?・・・がすっごく多くて、学生さんが軍事教練の帰りにムーランによって、ダンシングチームに声援を送っていたそうな。学生が多いことといったら、六大学それぞれの席がおのずから決まっていたほどだそうですよ。すごいねー! 

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「ソーラン節を広めたのは新宿ムーランルージュだった!?」85へえ!

2009年04月13日 | レヴューのトリビア
「ソーラン節を広めたのは新宿ムーランルージュだった!?」85へえ!

キングアーカイブシリーズ「ムーラン・ルージュの灯は消えず」

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 ムーラン・ルージュの曲やオペレッタを収録したCDが、「キングアーカイブシリーズ」から出ましたね。このアーカイブシリーズ、新聞で記事になった時から「何が入るかな♪わくわく!」と、ヨダレたらして待ってましたが、まさかムーランルージュのレヴューが入るなんて!(感激)

 インテリが愛した新宿ムーランルージュ。文人たちが熱い思いで書いた台本の数々がいまよみがえる・・・!(←そうゆう売り文句はキングレコードが考えるから、ただの視聴者は黙ってろって!)

 そんな音源、よく残ってたな・・・と思ったんですが、1974年にレコード録音したもののようです。そりゃそうか・・・。さすがにライブは残ってないわな。

 で、ついてる冊子には、思い出話がついてるわけですよ、関係者の。すごいです。知らなかったことがざくざくと・・・。

 順番に行きます。まずはこのCDにも収録されているソーラン。解説書いてる平井賢さんがおっしゃるには、ソーラン節はムーランルージュの「にしん場」というオペレッタで使われたことで、全国区に有名になったんだというんですよ!すご~い!(でも本当かいな・・・?)

 CDには12分20秒にわたって、この「にしん場」のオペレッタが収録されてます。

・舞台は積丹(シャコタン)半島
・漁師たちの会話(要約できない・・・。けど、ニシン漁に関わる男達の葛藤を表現した、明るくもシンミリした内容。)
・ここでソーラン節を唄う
・今度はこの街の女が出てくる。
・女は先代親方の子を産んだ秘密を持つ。
・父娘のシンミリした会話
・人生いろいろあるけど、明日もニシンの群れが来るぞ!
・ヤーレンソーラン♪ソーラン♪


 演歌歌手の舞台で、いますぐ使えそうです。ぜんぜん古くない。いや・・・古いは古いんだけど・・・なんつうか、普遍的??なので、いま聴いても

「うわっ!さすがに古っ」

 ってカンジはしないですねえ、どの作品も。NHKのステージショウって、今でもこういう感じだよな~。しかもみんな、演技うまいっっ。戦前編と戦後編の二枚組になってて、戦後編はほとんどが当時の出演者そのまんまのキャスティングらしいです。(戦前編はさすがにムリだったそうです)

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「あきれたぼういずの川田義雄は、新宿ムーランルージュのレヴューで大目玉!?」71へえ!

2009年04月12日 | レヴューのトリビア


「あきれたぼういずの川田義雄は、新宿ムーランルージュのレヴューで大目玉!?」
71へえ!

「東宝」(昭和16年5月号)より

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 「東宝」って雑誌を、古書店でみっけて買ったんですが・・・文字通り東宝の機関誌??あれか・・・名古屋で出てた「東宝レポート」の東京版かな。東京っぽい内容ばっかしだもんな。名古屋の「東宝レポート」より、圧倒的に分厚くてリッパです。

 伊馬鵜平とゆーお人が、「あきれたぼういず」(昔の浅草で鳴らしたコミック・ショウ集団?)で活躍した川田義雄さんの思い出を語っているんですが、

川田義雄の速射砲的独白ー赤風車の思い出よりー

 ってタイトルになってて、「赤風車」ってことはアレですよ。インテリが通ったという新宿のムーランルージュのレヴューですね!

 水守三郎という人が、ムーランルージュの文芸部長(島村龍三)や経営者(佐々木千里)に、「この人、歌もいけます」っつって、川田を推薦したんだそうです。

 で、「じゃあ、テストのつもりで一場面」って、出してみたんだけど、この川田さんが機関銃みたいにアドリブをしゃべりまくった!
 例まで書いてある。

例)
●台本
秘書 お早うございます。
社長 やあ、お早う
秘書 早速でございますが○○氏よりのお電話の用件を申し上げませうですか?

●川田アドリブ版
秘書 (おや、社長の奴やっと来やがったぞ。フン眠い目をしてやがる・・・社長)お早うございます。
社長 やあ、お早う
秘書 (なにがお早うなもんか。昨夜はさんざんあの妓にふられやがったくせに。ちゃんとネタはあがってるんだ。・・・アノ)早速でございますが○○氏よりのお電話の用件を申し上げませうですか?(フン、それどころじゃあるまい。昨夜は眠れず頭はガンガンだろうからな。ヘッヘッ。・・・アノ社長、申し上げませうですか?)


 カッコの中は、ぜーーーーんぶアドリブなワケです。で、ムーランルージュの制作サイドは「茫然自失」。

 けっきょく、社長役だった役者が、

「君、君、よけいなセリフをしゃべると警察へ引っぱって行かれるぜ!新宿はやかましいんだからな!」

 って言って、川田は「あ、そうですか。しゃべっちゃいかんのですか・・・」でおさめたらしい。

 どういう背景があるかとゆーと、要するにそういうのは「浅草ふう」なんですね。で、社長役だった役者さんも、そーゆーの得意だしやりたいのはヤマヤマなんだけども、「ここは新宿だ」と。レヴューを浅草の「いんちきレヴュウ」から、「純粋演劇形式」(それがのちの「新喜劇」だとこの人は言ってます)へ高めるために、新宿で頑張ってるんだぞ、ということですね。そこにヒョコッと現れた川田さんは、あまりにも浅草ふうだったと。

 この文章のいう「レヴュウ」は、笑えるヴァラエティ・ショーってニュアンスです。歌って踊るだけじゃないんだね。少女歌劇がやってた歌踊りの華やかなレビューより、浅草の軽演劇が直接のルーツなんでしょうな。

 で、ムーランルージュに合わなかった川田義雄さんは、ムーランルージュはそれっきりで、浅草の「花月劇場」(東京吉本の劇場なのかな)で頭角を現しましたとさ。

 「浅草ふうを脱する」っていうことが、ひとつの命題になるぐらい、当時の浅草のパワー(「いんちき」も含めてのエネルギー)はスゴかったんだね。

★へえボタン★


第6回「春のおどり」

2009年04月10日 | OSK日本歌劇団

いまさらUPするのが恥ずかしい感じではございますが・・・。まあ、なんといっても年に一度の「春のおどり」だし、パンフレットを眺めつつアッサリと思い出話をば。

【桜彦翔(はし)る!】

●今年は一部がミュージカル

 こ、これがウワサの北林作品!あの「闇の貴公子」(見たことないけど・・・)を作ったお方なのだそうですね。

 闇の貴公子って、OSKにのめりこむ前から、なぜかタイトルだけは知ってるぞ。どこで知ったか覚えてないけど・・・。それだけ有名ってことですよね。

 この「桜彦翔る」は「走れメロス」の歌劇向けアレンジ版とゆーことで。

「は、走れメロス!あれは・・・太宰様の文章で読むから面白いんであって、ストーリーだけ使うと、単純すぎてどうですかね!」

 と思ったんですがー。
 北林先生、うまい!さすが!
 だいたい、時間が短い(一時間ぐらい)から、この程度のストーリーでないと消化できないもんねえ。一時間という時間に詰め込める限度を、よくわきまえていらっしゃる!!これって結構大事なことだよねぇ。ムリすると、歌劇なのに歌がおろそかになったり、ダンスがなくなって物足りなくなったり、舞台としての満足度をかえって下げちゃうもんね!

 役がアテ書きなのもヨカッタよねーえ。
 桜花さん!!すごい似合うよ、桜彦!!
 正義感一直線(まあ、「愚直」という面もなきにしもあらず・・・なトコロも含めて)の白いヒーロー!こんな桜花さんを待っていました!
 花道をものすごい勢い(本当にスゴイ勢いだった・・・。桜花さん、まさに「疾走」っ!)で突っ走ってくる姿に、どうしてこんなに胸がキュンキュンするの!!

 あの走り方が、役の解釈にかなっているかとか、そういうことはどうでもいいのだ!(ホントかよ!)
 もっとスカして走ったほうがいいのかもしれない(歌劇的には)・・・とか、ちらりとそんなこともアタマをよぎるわけですが、それもまたどうでもいいの!(棚上げ)

 ただただ、弾丸のごとく突っ走ってくる桜花さんにキュンキューン!
 桜花さーーーーん!はやくわたしを助けに来てvv(←イタいなりきり)

 そういえば、布で表現された川を泳いで進む場面、あるじゃないですか。あのときちょうど、桜花さんが進んでくる方角の延長線上の席にいたので、

「桜花さんがこっちに向かってくる!!」

 という事態に、相当きゅんきゅんしてました。困難を越えて走っているとか、親友がタイヘンとか、ストーリーは超どうでもよくなる幸せな瞬間でございましたねえ。
 あらためて、

「うん。歌劇の筋は単純でもいいのだ!スターさんを輝かせる装置になりうるなら、深みなんかなくても、予定調和でも上等っっ」

 という確信を深めてしまったよ!

 でもまあ、ほんっとに単純でオチがミエミエの話だから、一見さんを捕まえて唸らせようと思ったら、もうすこし凝った話のほうがいいかもしれませんねぇ。それって、作家である北林先生のせいじゃなくって、時間の都合ですよね。一時間じゃ、まあこのくらいだよ、っていう。ゼヒまた北林作品を見たいと思いますが、時間をもうすこし差し上げて欲しいと思います。

●ファンタジー

 北林せんせいって、世界観がファンタジィーなんだね。ほんとのファンタジー(ファンタジー文学の舞台化)とかもできるんじゃないの??(やったことある?)

 ・・・先に断っておきますが、わたしがあらゆる活字文化のなかで、いっちばん疎いのがファンタジーなんです。面白いと思う。思うよ??読めばそれなりに楽しむんだけど、なんか決定的に「ファンタジーを読むセンス」が欠落しているらしくって、読んでも、

「ふーん。ファンタジーだね」

 っていう、ほんっとにしょーもない感想しか出てこないのです・・・(まことに情けない)
 魔法とか剣とか動物が空を飛ぶとか、非科学的なモノを楽しむための想像力が、足りないらしいんだよねえ(遠い目)
 動物が空飛んでると、「なっなんで空を飛ぶの!?」って、その発想にビックリして置いて行かれるというか・・・。あああ、なんてセンスがないんせうか!それでも本人としては好きなつもりで、たまーにファンタジー作品に感動したり感心したりするんですが、それについての感想を口に出すと、

「アナタはファンタジーにはコメントしないほうがいいよ」

 って、すごい白い目で見られるんだよね・・・。(トラウマ)
 わたし、わかってないらしいです、ファンタジー。

 はい、そんなわたしが、控えめに発言しますが・・・。
 ファンタジーにありがちな「魔女」が、OSKの娘役が演じるのにピッタリだと思った!

 アリアンローザねえ、あれってわたしが宝塚の座付き作家なら、絶対「魔王(男役)」にして、アリアンローザは魔王の娘とかシモベとか、そういう設定にしちゃうね!だって自立した役割を持った「女」の役だもんね!
 
 OSKのファンタジー路線、だから向いているのでは??
 宝塚では「魔女」っていう敵役は使えないんじゃんね。OSKの独自色だと思うんですが。

 そーいえばフェミニズムには、魔女とか継母とか、「おはなし」に散りばめられたモチーフには、女性に対するある種の偏見(「年を取った女が嫉妬する」とか。)が含まれている・・・みたいな見方があるんじゃなかったですっけ。

 遠い昔に読んだアレは・・・若桑みどりの・・・(検索中)・・・ちくま新書の「お姫様とジェンダー」か。これだな。


※ただし、この本をわたし自身が強く推薦できるかというと微妙。同じ内容でも、もっと別の良書がある気がする。この分野をあんまし読みあさってないので、このぐらいしか紹介できないですが。

 本棚を探したけど見つからんかったです。新刊で買って一度読んだきりだもんねえ。再読してないのにアレですが、いちおうamazonにリンクしとくよ。ココです。

お姫様とジェンダー―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門 (ちくま新書)

 えーっと、何が言いたかったかというと、まあ、若桑さんのこの説の「賛否」は置いといて(思想的なことは、ここでは措くよ)、こういう考え方を裏返すと、魔女とかそういう「強い」女性キャラクターというのは、受け身(の抑圧)を背負ったお姫様とちがって、「意志のある女性」なワケで、そういうのはOSKの娘役さんの独自の魅力にすごく合うと思うんですよねぇ。

 だってアリアンローザ、本当にステキだった!すごい素敵な敵役だった!朝香さん、強い役が似合うね!

 企みを持つライバル、ラバーナの高世さん。
 お人好しで囚われの友の瀬戸、桐生さん。

 みんなアテ書きで良かったねえ。

 まっすぐ王子の桜花さん vs 智に働く高世さん

 っていう構図、単純だけども、ふたりのキャラにめちゃくちゃ似合ってて、桜花さん、高世さんのトップ・二番手コンビを最大に生かしたと思います。桐生さんは、久々にすごーーーく普通の人だったね(笑)普通のイイ人をやっても、なんて上手いんだ桐生さん!!

【RUN & RUN】

 ショーの記憶はさすがに遠いぞ・・・。はやくDVDで見直したい!!

 まーなんですか。とにかく白鳥だよね!あれはOSKレビュー史に名をのこすであろう、なかなかの場面でしたな!

 事前に「白鳥の湖」っていうキイワードは脳内に仕込んで出かけたわけですが・・・実際見てみて唖然!でしたよー。

 なんで白鳥の湖なのに耽美じゃないんだー!(大笑)

 こ、これはチャイコフスキー様も草葉の陰でビックリですよ!
 現代的な白鳥の湖といえば、まあふつうに「マシュー・ボーン」を思い起こすわけですけども、あれとも全然違うし!(マシュー・ボーンは筋とテーマを今ふうにしたけど、やっぱり耽美だもんね。)

**ここから余談**

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ザ・カー・マン」 [DVD]

 amazonを検索したら・・・何これ!3作品のセットで売ってんの!?これお得じゃん!なんだよお~、のちにお買い得版が出るなら教えといてよお~。「まあ、会場じゃないと買えないでしょ、バレエDVDなんて」って思って、会場で定価で買ったのに・・・(個人的愚痴)

 昨日、ひさっしぶりにマシュー・ボーンのDVDを出してきて見てたんですが。(OSKの白鳥を思い出していたら見たくなった)旦那殿がパッケージの写真を見て
「な、なんで男が腰みのつけて踊ってるんだ!?」
 と言い出して、生意気娘Kは倒れそうになった・・・。ここここ、腰みの!?言うに事欠いて「腰みの」かっっ。あれは白鳥の羽根を表現してるに決まってるでしょ~(頭抱え)

**ここからOSKの話に戻る**

 しかし、見終えてから知ったんですが、横澤せんせーのは白鳥じゃなくて、極楽鳥なんだよね!

 南の島っぽいところで明るく踊る極楽鳥っ。

 たぶんさあ~、「白鳥の湖で極楽鳥」と思うから違和感があるだけで、ほんとは作家側の発想は逆なんでしょうね。

※ここから根拠なき想像

「ここは明るい場面だナ。色鮮やかに極楽鳥なんかいいね・・・」
  ↓
「極楽鳥・・・鳥・・・鳥・・・鳥といえば『白鳥の湖』?あの有名な曲使っちゃおうかな~」
  ↓
「カップルで踊れるし、ちょうどいいじゃん。ストーリーも白鳥の湖っぽく、黒と白の鳥が男を惑わす、と」

 わたし、「白鳥の湖をアレンジ」して作った場面だと思いこんで見たのです。ちがうよね。逆だよね。まずは「南で鳥」って発想があったんだよね??鳥だから白鳥の湖(の曲)を連想して、そこから広げたんだよね、きっと。まあ、それにしてもインパクト最高の名場面だと思います。耽美を意識せずにチャイコフスキーを使えるオリジナリティは素晴らしすぎる・・・!

 ことりちゃん、お顔が可愛いのが良いほうに出てましたね。配役した時点では、あそこまでの効果は想像していなかったんじゃないのかねえ。すばらしかったねえ。リフトでぴたりと足あげポーズ、かーっこよかったねえ。ああいう軽業みたいなのがヒョイと決まる瞬間、OSKレビューの醍醐味だよね!

 芝居、ショーともに大きな減点対象がないし、スターの個性がちゃんと生かされてるし、それなりのインパクトや印象に残る場面もあり・・・と、良い公演でしたねえ~。

 あ、そうそう。矢島美容室の曲のネタ、すごい笑った(笑)あれは可笑しい(笑)
「(替え歌で)とおくから♪来ています♪ ラセツから♪来ています♪」
 あー、おかしい!思い出しても笑えてくる(笑)だってピッタリじゃないですか!(笑)

 今年の春のおどりはなんと言っても、ブログで仲良くしていただいているksracingさんが桜を見て桜咲く国を思い浮かべてくださる日が来たことに感激ですよ!→ココの記事

 嬉しいので、記事を全部リンクさせてください!

http://ksracing.exblog.jp/10538064/(初見)
http://ksracing.exblog.jp/10567395/(千秋楽)

ブログMotorsports & Revueより


最近のトピックスいろいろ

2009年04月07日 | 宝塚歌劇

 なんか最近、

仕事から帰る→微々たる家事→グーと寝てしまう

 のくり返しで、ちっともブログに出てこられません。おっかしいなあ。昔は「グーと寝てしまう」の前に、「パソコンに張り付く」の時間が2時間はあったのに・・・。これはやはり、年!?寄る年波ですか!?(←気にするお年頃)

 というわけで、またもやお茶濁しっぽい記事で恐縮ですが、さらっと最近のトピックスをいってみよー!

●BSが見られない!

 BSで雪組の放映がありましたね。

 ・・・・・・・・・・(涙)
 ・・・・・・・・・・(めそめそ)

 う、うちは今、マンションの外壁改修工事中でパラボラアンテナを外させられてて、向こう半年はBSとCSが見られないのじゃああ!!(おたけび)

 そんな時を狙ったかのように、愛する雪組を放映するとわっっ!!なんと無慈悲なNHK様。よよよ(涙)

 絶対に再放送をよろしくお願いします、NHK様!
 きっと年末にやるよね?やるよね??

●太王四神記ポスター

 かっこよすぎる!ゆうくん、あやねちゃん、かなめちゃん、みんななんて衣装が似合ってかっこいいのー!
 ほんとに、「人間」が演じてるとは思えない、作り物ような美だなぁ・・・。ファンタジーだなぁ・・・。テンション上がりました。

 太王四神記たのしみーっ!
 期待してるよ、小池せんせーっ!

 人気シリーズになるといいよね、この作品。

●エリザ配役

 何にビックリしたって、城咲あいちゃんがゾフィーってのが一番びっくりでした。そりゃあ、ゾフィーはやりがいのある面白い役ですが・・・大人びて美しいあいちゃんがやるの!?
 どんな感じになるんだろうねえ。
 あいちゃん、また演技の幅が広がるね。

 少年ルドルフが、しずくちゃんなんだー!

 あとーは・・・特筆したいところは・・・ヴィンディッシュ嬢が夏月都ちゃんが、どんな役作りをするのか楽しみかな。 

●yahooニュース

 今日の午後、ヤフーニュースのエンタメジャンルのトップの画像が、産経新聞の「新タカラジェンヌがラインダンス披露」になってましたね。yahooのサイトを開いたら、いきなり黒レオタードのタカラジェンヌが目に入ってきて、「おおおお」と思いました。ちっちゃい写真でも、即座に「なにか宝塚っぽい!」と反応できるもんですな。衣装やメイクが派手な写真じゃないし、遠目じゃわかんないと思うんだけど。もう、目に入った瞬間に「歌劇ーーーーっ!!」と反応できた自分に感心。

「新タカラジェンヌがラインダンス披露」(Yahoo!ニュース)リンク↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/takarazuka_revue/?1239087101
 


中日新聞に遼河はるひくん登場

2009年04月04日 | 宝塚歌劇

 せっかくの桜満開シーズンだというのに、今日は天気が悪かったねえ。愛知県の「犬山まつり」(山車が練り歩く系の祭り)ってゆーのに行ってみたんですが、山車はビニールで覆われててカラクリ人形が全然見えないし、帰りの名鉄電車は事故で遅延してるし・・・散々でしたよー。

 帰ってきて昨日、今日の新聞をまとめ読みしていたら、タカラジェンヌを発見!!あひちゃんだー!!

 昨日(2009年4月3日)の中日新聞夕刊、芸能面の「すぽっ人」コーナーです。(ここは時々タカラジェンヌやOGが出るね)

 タイトルは「ふるさとに感謝の思い」となってます。

・三月のディナーショーには「あなたに出会えたから輝いていられる」と感謝の思いを自らつづったこの時のためのテーマ曲があったらしい。
・幼少のころから日舞やってて、名取り。名取りの名前が「西川」なんですねえ。秋に中日劇場でやってる「名古屋をどり」の西川流なんだあ~。
・母の友人に勧められて宝塚を初観劇。ちょうど背が伸びた時期だったらしい。
・見ず嫌いだったけど、「ここでなら」と思うようになったらしい。
・48倍の難関を突破。宝塚受験は内緒にしてて、大学の受験勉強も並行してやってたのでタイヘンだったらしい。
・「こんなお姫さまみたいな人がほんとにいるんだと」入学してびっくりしたらしい。(綺麗な人がいっぱいなのに驚いたってことかな)
・宝塚入団以来、名古屋への帰郷は年に2度ぐらいらしい。故郷の友達には「変わらないね」と言われるそうです。
・「自分にしか伝えられないことを伝えること」が舞台人としての目標だって!

 名古屋の星のあひちゃん、がんばれ☆