またまたお久しぶりでございますー!
先週は九州に旅行に行っとりました。え?ブログを更新できないぐらい長く行ってたのかって??・・・すいません、たったの二泊三日です・・・。で、帰ってきて翌日は名古屋で星ベルばらを見た!たかがその程度のスケジュールで、一週間グッタリだったのです・・・。
大分でレビューを見た!!という話は、まあ明日にしましてね。(あんまり期待しないでください。見た場所聞いたらガッカリしますよ)
本日はわたくしが最近凝ってる写真入りの記事をば・・・。
九州二泊三日の旅行、何を見たかというと!
すもう!!ドーン!(大相撲九州場所)
城!!ドドーン!(これは杵築城ですが、城は3つぐらい見た)
電車!!ドドドーン!(噂の0系新幹線。わざわざ小倉-博多間の短い期間を切符買って乗ったんだよー!)
うっ・・・。なんだこのダンナ殿用ラインナップはっっ。
九州は、旅行するの楽しいですねえ~。ホンット見るとこいっぱいあるし、何食べてもおいしいし~。マイナーなところも、行けば「おおっ」がたくさんあるし、メジャーなところはメジャーなところで、どれ見ても想像以上だし。
阿蘇のカルデラなんて、中学?高校?の社会の時間に習って暗記してテストに書いて以来、「山の上のへこみを見て、楽しいものかねえ」と正直思ってたけどねえ。だからあんまり気乗りしなかったんだけど、実際行ってみると感動した。あれぁ、スケール大きいねえ。
これは「あそ1962」っつって、阿蘇の観光列車です。1962年に作られたレトロ電車で、なんかスイッチバックで阿蘇をのぼるとか何とか・・・。おっとっ。電車って呼ぶと怒られるんだった。電気で動くんじゃなくてディーゼルだから汽車ですね、汽車!
別府の地獄めぐりもねえ、有名すぎるのでどんなものか、と思ってたんだけど、想像を超えるっつーか絶する見世物だった!それぞれの地獄ごとに(動物飼うとか植物はやすとか)工夫がしてあって、8つ全部回ると感心します。面白いですね、地獄めぐり。
これ、地獄の熱で蒸したプリンらしいです。300円で大きい!たっぷり!
マイナー?観光地では、ぶっちぎりでよかったのは岡城っていうところ。滝廉太郎が少年時代の一時期を過ごした土地で、「荒城の月」はココがモデルだと言われてるそうな。街自体に独特のムードがあって、すっごくイイところでしたよ。豊後竹田って土地です。
豊後竹田の街。
岡城址。はーるーこうろうーの~はーなーの~えーん~♪
太宰府天満宮行くのに合わせて見た、太宰府の近所のお寺。観世音寺?
なんか源氏物語に出てくるお寺らしい。
門司港は・・・時間なさすぎて林芙美子資料室に入れなかった(泣)
くうう。予習意味なーし!今度、尾道の記念館に行ってやるううう!
これ、門司港の名物「焼きカレー」。「べあふるーつ」ってお店の焼きカレー、すっごくおいしかったよ~。カレーが好きな男性にもオススメ。期待を裏切らないカレーっぷりです。
大分は「とり天」とゆーのが有名らしく・・・。鳥を唐揚げじゃなくて、衣つけて揚げてるんですよ。ちょっとチキンナゲットみたいだった。家で自分でやってみようーっと。
これは熊本の団子汁だな。ふっとい麺?・・・麺ではないか・・・なんか、粉を練った平たいもの、きしめんのもっと大きいようなのと野菜がいっぱい入った味噌汁です。味噌がユズ風味でおいしかった。団子汁ってユズ味噌なの??この店がユズっぽかっただけ?(カボスなのかな、それとも)
これは・・・今回は電車移動が多いし、阿蘇山登る観光電車、じゃない観光汽車もあるし、旅先でオヤツにしよっと♪と思って買っといたら家に忘れて行ってしまったお菓子たちです。わたしのバカバカバカ!
(現在29歳11ヶ月、来月誕生日です・・・)
●ローソンチケットに真飛サマ
昨日ローソン行ったら、「ローソンチケット」ってゆー冊子の表紙が、真飛聖サマでしたねえ!店に入ったら遠目に「清く正しく美しく」って文字が目に飛び込んできて、白いオーラの人が映っていたので駆け寄ってしまった。太王四神記のプロモーションですね。ヒットするといいねえ、これ・・・。社運(劇団運?)をかけた一作でしょ、これ。
巻頭にロングインタビューがついてて、かなり読み応えあるね。中にも一頁まるまる使ったゆうくんの写真があるんだけど、オーラが白い・・・!王子・・・!
「これがタカラジェンヌのオーラなんだぜ。通りすがりの人たちみんな見て~!」
と、思わず自慢したくなる写真ですな。
●中日新聞には悠河サマ
11月17日の夕刊には、パラプリの宣伝でタニちゃんが出てたよー。黄緑のシャツに真白いジャケットで上半身だけ写っているんだけど、下半身のファッションも見たくて仕方ないわたし。きっとベルトもキメキメなんだろうになあ・・・。写ってない。惜しい!
記事内容はまあ・・・宣伝記事にありがちなカンジ?とりたてて目新しい内容はないな。キャラクターが一般公募だったことなんかを話しています。
「(公募キャラクターを)選べるのは一つだけですが、応募してくれたみんなの思いをスチュアートの役作りに反映したい」
というコメントがありました。タカラヅカに関わる全員の夢と希望を象徴するトップさんらしい、すごく綺麗なコメントだよね。
あと、その下に「すぽっ人(すぽっと)」っていう囲み記事にして、あすかちゃんの退団が出てます。写真もついてるー!タイトルは「11年間の応援に感謝」で、プロフィールと退団記者会見を簡単にまとめた内容です。
●放浪記って面白い!
今度、九州に遊びに行くことになってて、「門司」つうトコロに行こうという話が出ていたんです。で、ガイドブック見てたら・・・てゆーかわたしは、どっか行くとゆーと、文学者ゆかりのナントカとか地方文学館とか記念館とか、そーゆーのをついついチェック入れるんですけども・・・門司には林芙美子の資料室があるらしーんですね。
で、ちょうど中日劇場に森光子サマの「放浪記」が来ているので、ぜひ見に行こう!と思っていたんだけど・・・なんか最近、何かと赤字なんですよ!
おかしいですよね。春先にドコぞの占いを読んでいたら、「10月は金運がよい。臨時収入があるカモ」的なこと書いてあったから、それを心の支えに秋を迎えたのに・・・おかしいです。臨時収入どころか、臨時出費ばっかりですよ!
「臨時収入があったら、それを雪組カラマーゾフ見に行く資金にしよーっと♪」
なぞと企んでいた(とらぬ狸の何とやら・・・)のに、このままではカラマーゾフが見に行けませぬ。(←本当)
カラマーゾフな予算もないのに、放浪記に予算が回ろうはずもなく、仕方ないから本で読むことにしたんですよ。新潮文庫で買えば780円( 放浪記 (新潮文庫))です。ああ・・・わたし、思った。本って素晴らしい文化だ。数百円でこんなに長時間楽しめて、何度でも読み返せるなんて感激。舞台見ると、数千円が一瞬で飛ぶもんな・・・。ビバ出版文化!
で、意外にも放浪記おもしろい!読み出すと止まらん!まだ買って3日しか経ってないけど、毎晩読みふけってもう半分以上読んじゃったもんね。
なんとなーく、「地方から上京した人が、恋あり文壇への野心あり、貧しくとも楽しい青春です」みたいな話を想像してたのに、ぜんぜん違ったですよ。一部、二部、三部と分かれてて、それはよーするに昔は3冊出た単行本を、一冊にまとめて今は出してるんだけども、ぜんぶ日記なんですね。ご本人の日記。わたし、読む前は私小説だと思いこんでたよ。現在は「第一部」とされてるヤツを出版したらエラく売れて話題になって、それで二部、三部と出たもののようです。
一部は・・・暗ーーーーい貧困日記なんですね。いやもう、とりあえず生活はできているわたしが「びんぼう」などというコトバを使うのは恥ずかしく申し訳なくなるぐらいの貧困っ。一部はとりわけ感情的な日記ばかり集めてあるので、なんか前後の事情とか人間関係はよくわからん・・・わからんのだけど、暗いわせっぱ詰まってるわで、何か胸に訴えてくるんですよねえ。目が離せない。昔、ベストセラーになったのわかるわ。こりゃ面白い。二部になると、だいぶ理性的な日記が混ざってきて、オトコとの関係とか失恋の実態とかが明らかになっていきます。
一部、二部、三部と、おんなじストーリーからそれぞれに日記を抜いている(同時期の話が、それぞれの部に別の日記で収録される)ので、パズルみたいで解読が難しいねえ。キチンと読むともっとおもしろいだろうな。フツーの読者のわたしじゃあ、通して読んで終わりになっちゃうけど。明治~戦前の庶民の生活や風俗がチラチラ垣間見えるのも興味深いです。読んで面白いとなると、舞台も見たくなっちゃうのですが・・・。昨今の気温と同じぐらい寒い財布では、どーにもならんですなあ(遠い目)
週末からタカラヅカのほうの感想をセッセと書いていて、昨日今日にはUPするぞーと思っていたんですが、急に親戚の訃報が入って、行く段取りでワタワタしちゃって~。明日は仕事休んで行ってきます。Pitapaエリアだ。タカラヅカ以外でピタパを使うレアな機会だな。
明日の準備もイマイチな本日、急に出てきたのは・・・。愚痴です、愚痴!
おいおいおいおい宝塚公式ホームページさんんんーーーー!!
今日になって役替わりの話を出してくるって・・・どういうことっ!?
昨日すでにエントリーしちゃったじゃないかあああ!!
なにしろ地元でベルばらです。わたし的に祭りなので、もー絶対に初日から乗り込もうと思って、かなりやる気満々なのだ。それで昨日、友の会エントリーが始まった初日の昨日のうちに、張り切って初日と真ん中らへんをエントリーしちゃったじゃないかあああ!
役替わりがあるなら、役替わり両方見られるように日程考えたっつーの!
そおいう大事なことを、どーしてエントリーが始まってから言うんだーーーっ!!(苦情モード)
エントリーした日程じゃあ、役替わりが見られないじゃないのーーーっ。
あああっ。腹立たしいっ。ぷんぷん。
せっかく2回もっ。2回も行こうと思ってっ。高いチケットを、なけなしの金で2枚も買うんだぞおおおおおお!
(しょぼい経済力で歌劇FANをやっております・・・。時々思うんだけど、わたしって優雅に遠征して歌劇を見るよーなステータスの人間じゃないよね・・・。絶対、身の丈に合ってない趣味だよね)
ダンナ殿:「ほう。きみはまた同じ演目を2回も見る気だったのか!」
ぎくっ・・・。怒りにまかせて愚痴っていたら、ダンナ殿に聞こえていた・・・。
ダンナ殿:「たいしたお金持ちだねえ(いやみ)」
わたし:「あのっ。いえっ。なけなしの金で・・・!」
ダンナ殿:「『なけなし』なら、ふつう一枚しか買わん」
わたし:「・・・・・・・・。(しーん)」
ちょっとちょっとちょっとおおお!思わず愚痴が出たせいで、いらんことが家庭内で明らかにされちゃったじゃないですか!それもこれも、役替わり発表が遅れたせいですぞ!(←責任転嫁)
※作品の話はこの記事の最後にくっついてます。
いや、あのね。OSKの公演は、そりゃ松竹座が公演内容一番ゴーカで、レビューとしては松竹座がオススメなんだけども、しかし「OSKのファン」をやってみると、ワクワク感いっぱいのレジャー観劇が楽しめる武生(たけふ)公演は、なんか日本のドコにもない独特の楽しさがあって、ほんとハマりますよね。
入口には菊で作られた象さんの像がいるんだゾウ!!(←ダジャレくだらない)
「たけふ菊人形」の会場っていうのは、市役所とか図書館とか、越前市の公共施設が集中しているエリアの、大きな公園(遊園地?)が会場なんですよ。
観覧車もあります。
おととし、はじめて武生の会場に入ったわたしは、「こ、これは・・・昭和レトロだ!」と思った。
ちょっとした遊具があって、小さい子連れの若い家族や年配夫婦が、シート敷いてお弁当を食べているワケですよ。
こういうレジャーって、わたし(昭和53年生まれです)が小学生ぐらいの時、全盛だったよねえ。わたしが小学生の時分って、ディズニーランドはまだまだ今ほどブランド化していなかったし、バブルだ海外だ!って騒ぎは、まあ一部の家庭にはあったんでしょうけど、地方の公立学校でショボショボ家庭なわたしの周囲じゃあ、レジャーっていえば弁当持参で、こーゆー派手すぎず地味すぎずの公共っぽい施設に行くことでしたよね。イオンのようなショッピングモールもあまり無かったしねえ。
何度も書いているんですけど、東山動物園(コアラがウリ)とゆーのが、名古屋じゃあ昭和レジャー施設の筆頭で、3年ぐらい前まで、ホンットに人が入ってなかったんですね。それが旭山動物園の話題の飛び火と、不景気による「近場レジャー志向」のおかげで、いま東山動物園はスゴイ混雑なんですよ。
不景気と、あとはレジャーが世代的に一回りして、わたしらの世代が「小さい子の親」だから、自分たちが子供時代に行った「昭和レジャー」に回顧&回帰している、というのもあるんじゃないかと思うんだけど。
写真を見て、「うわっ。古いよっ」とお思いの向きもあると思うんですけども、これからはこういう昭和レジャーに結局、(世の中の志向は)回帰していくとわたしは思いますよ(真顔)
いろんなものが派手になっていったバブル~バブル後を、よく乗り切って残したなあ!と、感慨にふけっちゃうよね。
↑わたしが武生の会場で一番好きな場所。この噴水好きだ。
で、会場になってる公園の脇にある「大劇場」(といっても、そんなにおっきくない。古いからね。昔の「大劇場」です。)で、アトラクションのひとつとしてOSKがずーーっと公演するんですよ。
公園出口の近所なので、OSKを見に行こうとしてウッカリ外に出てしまうミスにご注意!(わたしはまーた今年も間違えて出てしまった・・・。)
ほら、旗がいっぱい立ってるので目印に~。
一回わずか600円で自由席。そうです。早く並べば最前列でも600円!!
日舞&洋舞あわせて80分ぐらいのショーで、平日は一日二回、土日祝は三回公演だ!トーゼン全部見ます。
公演の合間には、日替わりで上級生スターのサイン会(有料)と、下級生の写真撮影会(無料)があります。だから一度会場に入ると、けっこう忙しいんですよ。
その忙しい合間を縫って、今年は菊人形展もちゃんと見た!!(えばりっ)
一昨年は菊人形まったく見ませんでした。すみません、越前市様・・・。
今年の菊人形は「源氏物語」です。ほら、あれです。千年紀の・・・。
菊人形のポスターには、
紫式部を育んだ越前・たけふ
などと書いてある!
単純な生意気娘Kは、「へえー。紫式部は越前のほうの出身だったのかあ」などと思ったのですが・・・。菊人形の展示の記述によると、
紫式部は娘時代、越前に一年ぐらい逗留したことがあって、それが彼女の創作に大きな影響を与えた(要約)
のだそーです。ああ・・・。一年の逗留が創作に影響を与えたかもしれない、とゆー話でしたか・・・。
ではご覧いただきましょう!!
これが、武生の野にたたずむ紫式部の図。菊人形館の最初の展示だっっ。
ちなみに、菊人形はOSKを経営する「ワンズカンパニー」も提供いたしております。
菊人形を見たら、お昼をいただきませう。
もちろん越前そばで御座います。
「おろしそば」っていうのがどーやら名物で、そばの上にネギとカツオと大根おろしが乗っている、とってもシンプルな食べ物だ。生意気娘Kは、会場内の物産展で生そばを買って帰って、家で再現もしました。(写真は会場の食堂で出てきたもの。)
うどんやそばって、ツユの味付けや濃さが、地方によって特色あると思うんだけど。越前そばは、「薄すぎず、濃すぎず」だった。関西と関東の真ん中ぐらいの濃さじゃないかなあ。醤油のカツオ出汁です。砂糖とか、よけいなものは入ってないかんじ。
会場内の物産展(「おみやげ SUGEーざ」というインパクトある名前だ)、けっこうおもしろかった。福井県はメガネの産地らしくって、メガネの屋台(?)も出てたりするんだよーーー!
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ここからようやく公演内容の話。
●源氏物語
源氏物語、30分ちょっとなのに、なんかえらいセンスいい作品でした。
月夜に狸が二匹出てきて、紫式部に話しかけるんですね。で、狸と紫式部さんの会話を端緒に、舞台は源氏物語絵巻がスタート~、みたいな。
ストーリーとか設定はほとんどスルーで、まあほんと絵巻物・・・。「源氏物語のムードをお楽しみください」ってカンジでした。
一番びっくりしたのは、源氏物語って、こおんなに書かれたんですよおおーというのを示すために「一帖なんとか、二帖かんとか・・・」って、五十四帖(で合ってますでしょうか・・・。)の最後まで、巻のタイトルだけ読み上げる!!出演者をずらーーーっと並べて、音楽にのせてタイトルを叫ぶんですよ。
な、なんという大胆な・・・!!
源氏物語って、ウンチクとかディテールや設定を「細やかに語り合う」っていうのが、日本人らしい愉しみで、だから「源氏物語のなんとかかんとか」ってウンチク読み物がわんさか出版されてるはずなんですが・・・。そういう細やかさを潔く捨てて、「タイトルだけとりあえず読み上げまーーーす!こおおおんなに長いんですヨ」っていう、あっけらかんとした作風に口あんぐり(笑)←いい意味で
や。マジな話、源氏物語にあんまり思い入れのないわたしのよーな人間には、このぐらいで充分だわっ(笑)
「あー。源氏物語きれいですね~。雅ですね~」って、ムードだけ味わう30分。わたしにはちょうど良うございましたです。
月夜っていうのは、百人一首に入ってる紫式部の短歌、
「めぐりあひてみしやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな」
っていうアレからの連想なんでしょうねえ。
で、月夜といえば狸・・・と。
日舞ラストは、狸と紫式部の月夜の道ばたの会話場面に戻って、狸が「ぽんぽこぽんぽこ・・・」と楽しげに幕に消えて終わりなんですよ。
これが、わたしは見る前、てっきりネタだと思った(※笑える場面だと思った)んですけどね。ぜんぜん笑えないんです。ふつうにイイ場面だった。演出のセンスがいいんでしょうね。なぜあそこに狸がポンポコしてて違和感がないのか、まったく説明できないです。でも良かった。すごく良かったですポンポコ。
●ここから洋舞
で、ポンポコが終わると「やんしき節」?の総踊りがあって、つづいてトークコーナー。洋舞へのつなぎの時間に、「ポーニョポニョポニョさかなのこ~♪」を歌いながら、蒼音淳くんと紅いずみさんが登場。トークです。
わたしが見た日は、えーっと「福井の方言を教えてください」と「スターさんを見ていかがですか」と、あと一回が何だっけな・・・あ、そうだ。客席も一緒にポニョの振付をやってみましょう、ってやつだった。とにかく毎回ちがうんだよね。しかもお客さんへもうまく振るし、ちゃんとお客さんのコメントに返答も入れるし、いつ見ても思うけど入団して年浅いのにしっかりしてるなあ・・・。
トーク終わると、舞台の上に少女(鈴峯ゆいちゃん)が可愛い声で泣いてて、トークしてたいずみちゃんが「どうしたのー?」って聞いてあげるところから洋舞スタート。トーク係のふたりから万華鏡を借りたゆいちゃんが、万華鏡をのぞいていろんな世界をめぐりますよーっと、基本の世界めぐりレビューにしてありました。
まあ、世界めぐりにしてはちょっと短いからアレですが(フィナーレ前に、万華鏡と少女の設定は終わるのでけっこう短い)、ふくらませれば松竹座公演でも使えそうなしっかりした土台になってるから、レビュー公演として満足感がありますよね。
・いかにも少女歌劇ふうプロローグ
・どこかの商家で丁稚の少年少女がケンカする(日本でコミカル)
・スペインの悲恋
・見せ場の人数多いダンス
・ラインダンス
・フィナーレ
・・・だったかな。
一番おもしろいのは、もちろんコミカルなどっかの商家!
ことりちゃんと、桐生さんがケンカするんだけど、ほんと笑えます。小学校の教室みたいだ(笑)悪ガキの桐生さんと、気が強いことりちゃんが、「あんたなんか、あんたなんか」って子供のケンカをずーーっとするんですよね(笑)
で、番頭さんに怒られてもなお、ふくれっつらで結局ケンカをやめない!っていう設定が最高だと思った(笑)あそこでシュンとして反省したりショゲたらつまんないよね(笑)あそこで反省させなかったのは、おもしろいよね。あの懲りない感じが最高です(笑)
で、次のスペインは・・・高世さんがとーーーーってもカッコイイんですが、全体のバランス考えると、ここだけ悲恋で重くするのは不自然かなあとは思った。もっと深い意味がない「女の取り合い」とかにして、スペインも楽しい場面にしたほうが、全体のバランスは良かったかもねえ。悲恋が入ったほうがバリエーションは豊かだけど、あの短い時間では、バラエティより統一感優先でいいんじゃないかな、とわたしは思いました。
●その他、特筆したいこと
・やんしき節のところの高世さんが、超ーーーーかっこよかった!粋だあー!水もしたたるいい男だあーー!
・真麻くんのラインダンス姿がキレイでびっくりだった。目を疑ってしまった。ふだん男らしい舞台姿でも、ほんと皆さん素は女性らしい美しさを持ってるんだよねえ。
・有佐さんが、すっごーーーーくステキだった!サイン会で、有佐さんを間近に拝見して、プロらしい身のこなしと美しさにすっかり「落ち」てしまいました。ほんとキレイだった~。サインいただきました~。高世さんとのデュエットダンス、表情から手の動きから、娘役かくあるべし!!っていう完璧な振る舞いで、プロの舞台のすばらしさを堪能しました。すばらしい・・・本当にすばらしい・・・。上級生は何やらせてもすばらしいですね。タカラヅカだと、あーゆう役(スター男役とデュエット)なんて、いわゆる「路線」娘役にしか回ってこないですよね。有佐さんが高世さんと踊るプロのデュエット、OSKでしか見られないものだし、本当に惚れ惚れしましたよ。若い娘役が踊るのとは、ぜんぜん違う雰囲気だよね。甘すぎないデュエットだねえ。
缶バッチのガチャガチャ、面白いですね。
「桜花さんんんんーーーーーーー!」
と念力入れて引いたんですけど、桐生さんでございました。(もちろん嬉しいです。)
娘役さんのも当てたかったな。なんか残量少なかった(入荷待ち中だった)ので、妙な遠慮心が働いて一回にしたんですが。
あ、それからついについにやっと「桜の会」の申込書を出してきました。
前々から「そのうち入るぞ」と思ってたんだけど、振り込みが面倒くさくてズルズル今に至り・・・。しかし、なんか来年から劇団員さんのサインやらメッセージやらが入った、誕生日カードとか年賀状が届くらしいぢゃないですかっっ!!その特典に見事に釣られて、あわてて武生で申し込んできました。
武生で申し込むと、好きな劇団員さんのサイン色紙がもらえるそうな。フフフ・・・桜花さんの色紙、はやく来ないかなーーーーっ!!