Time flies

写真で綴る日々の出来事

アントワーヌ・ウィールツ

2015-04-19 17:00:12 | 書籍 雑誌
バーゲンブックで手に入れた画集、アントワーヌ・ウィールツ

表紙の絵に何となく見覚えがあったので買ってみた
さっそく何気にページをめくっていくと、段々普通じゃないことがわかってきた…

一番最初はページいっぱいの骸骨のアップで始まり、ふたりの乙女、早すぎた埋葬(おいおい生きとるやないかい!)と来たあとに
最大のインパクト「飢えと狂気と犯罪」
ああ、昔見たこの恐ろしい絵画はウィールツの作品だったのか…

最初にこの絵を見た時は、ただただその切り取られたシーンに驚いたけど、今回ちゃんと見てみると印象が全然違う…
ネットで検索して出てくる画像では、母親の狂気の表情、それも半笑い…がとても恐ろしかったけど
実際は女性の目元に幾筋もの涙が見える…

目を見ただけでも強烈な印象なので閲覧注意↓






















ただ取り乱している狂気から、言いようのない悲しみを抱えた狂気へと印象が変わった
やはり、絵画はちゃんとデカイのを見ないと、作者の伝えたい事や物語が伝わってこないわ


興味のある人は「飢えと狂気と犯罪」で画像が出てくるけど「死や狂気を描いた超現実的・幻想的な作品を遺した作家」との紹介がある人なので自己責任でw
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