Time flies

写真で綴る日々の出来事

描かれた病

2024-06-21 00:01:02 | 書籍 雑誌

「描かれた病」は2016年発売、ケンブリッジ大学の先生でもある「Richard Barnett」さんの著書で定価4180円

帯に「各紙誌大絶賛!ゾッとするが魅力的な本」と「医学と社会をめぐる衝撃のイメージ博物誌!」とあって興味本位に買ってみた…


装丁も凝っていて、まだ写真のない時代に描かれたという大量のイラストを掲載…しかし…
いや、これはアカン奴w

レンブラントやダヴィンチの描く解剖図系なら平気やけど「病」になるとキツいなあw
特に皮膚病、天然痘、コレラ、性感染症あたりは「ひえ~~っ」としか言えない

久しぶりに「サラッと全部見たから、もう手放してもええかな?」と思った本
怖いもの見たさで買ってみたけど、ホンマに怖かったw
どれくらい衝撃的なのか知りたい人は自分で買ってみてね

とは言え「シリーズ3冊」出ているなら他のも見ておきたい


「描かれた歯痛」タイトルだけで、歯の痛みが蘇るような気がするw
帯の「神経を逆なでする究極の医療画」って…


裏表紙も痛々しいイラストで
「歯医者や歯に関することが苦手な人は、すぐ目をそらしたほうがいい」
そりゃそうでしょうともw

でも、内容的には大昔の医療器具や広告など興味深いイラストも多くて、処分しようとまでは思わない
俺はたぶん「ぶつぶつ系」が苦手なんだろうと思う、最初の「病」は酷かったからなあw
なので「歯痛」はセーフ


もう1冊「描かれた手術」は、帯に「眼を背けたくなる美しさ」とあって表紙からはあまり過激さが見えない


裏表紙は「目玉はやめて~っ!」系のイラストにビビるけど
「エレガントで示唆に富む論考」
「美しくも陰惨な図版」
など、脅し系のコピーでばないのが救いか


「眼」や「生殖器」は「痛えぇ~っ」な気持ちになるけど、他は比較的大丈夫w
これも一応手元に残しておこうと思う


まあとにかく「病」はアレやけど「歯痛」と「手術」は、19世紀、200年前の古い絵画として楽しめた
今なら「病」以外の2冊は半額で、3冊揃えても8000円台で手に入るので買い時かもw

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