痕跡本のすすめ

痕跡本のすすめは2012年発行で定価1300円

実はつい先日、ネット上の古本屋さんで購入した書籍に酷い痕跡があって、がっかりしてたところだったので良いタイミングだったｗ
その本は、アメリカのお医者さんが書いた健康に関する本を日本で翻訳した286pほどの書籍なんやけど
そのうち50p以上に赤や黒のボールペンでのラインや○印、書き込みがあった

それはもうどんだけ線引くの？ってぐらい目立ってて腹立たしかったｗ
古本なので返品もきかないし諦めるしかないんやけど、せめて鉛筆で書かれたラインなら消せるのになあ…

で、この「痕跡本のすすめ」は、ライン引きから始まって、イラストや落書き、自作の詩に切り抜き、挟まれた手紙など
バラエティーに富んでいて面白い
けど、これは許せないなーという痕跡も多かった、特に切り抜きとか塗りつぶしはやめてーと思うｗ

個人的に嬉しい痕跡は、本に挟まっていた古い栞や当時のレシート、付箋、押し花など、読む分には問題ないもの
破かれたり文字が書かれているのはちょっと嫌やなー


本編には実際の痕跡を写したカラー写真が豊富に使われていて、見ているだけでも楽しい本だった
著者の優しいお人柄が伝わってくるように思う

俺はと言うと…
先日買った酷い痕跡本を思い出して、また腹が立ってきたｗ