32年間

今日は、笑っていいともが最終回です！というニュースが多い
確かに、32年間生放送を続けると言うのは並大抵じゃあ出来ないと思う、凄いなあ…
お疲れ様でした

32年前と言えば俺は18歳
子供の頃から、どうしても会いたい人が居たんやけど
母親との約束があって、高校を卒業して家を出てからと言う事になってた

あの当時、長年の悪事が祟り、卒業式の前日まで職員室に通う毎日ｗ
それでも何とか卒業できることになって、就職も大阪の某企業に決定

いよいよ4月から、生まれ故郷大阪での新しい生活が始まる
会社の寮に入るので何も心配事はないし、ひとりで生きてゆける
なによりも、あと1ヶ月でやっとあの人にも会えると楽しみにしてた

あの頃毎日考えてたのは
（あいつと会ったら何を話そう？まずは苦情から？）
（いやいや、ここは冷静に近況報告した方が…）

そんな3月のある日

母親が誰かと電話してる
「そうですか、はい、わかりました…」

受話器を置いて、俺の方に向き直り、困ったような表情の母親から発せられた言葉は

「この前、亡くならはったって…」

「え…！？」

あの時の衝撃は今でも覚えてる
悲しくはないけど涙が止まらない、頭が真っ白になるとはこの事かーｗ

あの喪失感は10年ぐらい引きずったかなあ
（何で早く会いに行かなかった、何で後1ヶ月長生きできんかった…）

思うことは沢山あったけど、いつからか
「会わす顔がなかったんだろう…」
と、思うことにした

傷心の18歳、頼れる人もなく毎晩ミナミのネオン街をうろつく毎日
あれから32年たったんかー

懐かしい1982年の入社式の古写真を出してきた
う～ん、拗ねた顔してるわーｗ