聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

聖書トランプ 
週一の追記予定です。

【に】

2008年08月17日 | Weblog
 旧約聖書では、労働禁止という表現方法で、「安息日」が登場します。この「禁止」の解釈に関するのがイエスとファリサイ人たちとの論点です。「癒す行為」は労働か?、ということです。元来、聖書の「禁止」という書き方は、奴隷・子息・被雇用者・家畜までちゃんと休めるようにするためでした。
「どんたく」というサディスティック・ミカ・バンドの曲があります。「♪~ 七日に一日は仕事もお休みさ ~♪」と出てきます。年に一度の福岡どんたくではなく、毎週の日曜の様子の歌です。「どんたく」というのはオランダ語の日曜日Zondag が語源だそうです。
ちなみに、このブログの4月の【え】のコメントにもミカバンドは登場しています。お暇があればさかのぼって、読んでみてください。
【イエスはそこを去って、会堂にお入りになった。すると、片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、「安息日に病気を治すのは、律法で許されていますか」と尋ねた。そこで、イエスは言われた。「あなたたちのうち、だれか羊を一匹持っていて、それが安息日に穴に落ちた場合、手で引き上げてやらない者がいるだろうか。人間は羊よりもはるかに大切なものだ。だから、安息日に善いことをするのは許されている。」そしてその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、もう一方の手のように元どおり良くなった。ファリサイ派の人々は出て行き、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。】