幸 輸血対応




多発性嚢胞腎で、右腎臓摘出手術を予定している幸。

先週は貧血が進んでしまい

貧血改善のために食事を高栄養に変更し

ネスプ(造血剤)を接種して

1週間の造血(増血)期間を設けました。




そして1週間経過。



【 7月31日 手術予定日 】


術前検査


体重:3.38kg(-180g)

体温:39.1℃




かなり食べさせてきましたが体重は減少の一方。

1週間で180gの減。


そして・・・





《 血液検査 》





あれだけ食べても維持。数値的には減少です(._.)




結果から、院長先生との相談により

安全をみて、輸血を本日実施し

8月5日に手術を行うことに決定。




午後に輸血をしてくださるとのことですが

幸がB型だと、今現在 病院に供血できる子が居ない。

(猫の80%以上はA型・20%未満がB型・AB型は稀。猫種によって偏りも有)



通院してくれている とぉさんから

我が家にB型がいるかと連絡が入る。







私: いるよ







亡き 希喜のIMHA闘病時に調べておいたのが役に立つ (T ^ T)

それでも出動はないと踏んで、幸の血液型を調べずに

とぉさん帰宅 ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

まぁ大丈夫だろうが・・・






そう思ったのも束の間。

病院から





なんという悲劇

うちのB型の子とのクロスマッチが合わなければ

大掛かりな手段と、手術までの時間をロスしてしまう。







我が家のB型ナイト トラを即刻 連れて行く





体重:5.18kg

体温:38.4℃



《 血液検査 》





完璧!! しかも同血筋




願いながらのクロスマッチも

無事通過し、供血できる存在なのがわかりました(´;∀;`)

(本来 供血猫は1歳~7歳までの元気な子)




トラは4月に鼻腔狭窄症の手術を受け

復活して3ヶ月ほど。

それでも体調万全に戻ってくれていました。





苦しい呼吸が治ったとはいえ

トラの呼吸は通常の子とは違う。

もしものための気管チューブ(気道確保)も用意してくださり

50ccを無事採取。




これを2時間ほどかけて幸の身体に流し込む。




全てに立ち合い、落ち着いたところを確認して帰宅。

2時間後に2人のお迎えにあがりました。



幸は安全を考えて丸1日の見守りが必要。

(トラはもう大丈夫)



監視カメラで見守りながら

今朝




モリモリ食べて、舌の色も良好な幸が居ました(*゚ー゚*)

左腕には、まだ針が入ったまま。

今夜に処置します。

(スコさん達は悪環境からの保護により毎日拭いても目やにが出てしまいます)






幸・・・トラが助けてくれたんだよ




心からお礼を言っておくんだよ(´;∀;`)






そしてトラちゃん。

我が家では君しか幸を助けられなかった。




ありがとう。

そして本当にスコ女のナイトだね





優しい子 (´―`*)





幸はこの体調を維持しながら

8月5日の手術に臨みます。

トラに繋いで貰った分、幸が頑張ってくれたらと願います。





寝不足・全ての緊張感

暑さと冷房の繰り返しや 元々の胃腸の弱さから

帰宅後に私がダウン (;-ω-A メズラシイ

それでも何とか夜の見守りをしつつ

今朝からは復活していますw


まだまだこれからが本番。

気合いを入れ直します (*`・ω・)ゞ








末筆ですが

希喜が貧血の際、ご自身の子の血液型を調べ

報告してくださっていた方がいらっしゃいました。

その子の血液型は B型。(過去ブログ未掲載)



今回、早々に連絡させていただき

トラとのクロスマッチが適合しなかった場合のため

待機をお願いしました。




急遽の連絡・日曜日にもかかわらず、快諾の上の待機。

ご厚情痛み入ります。

お陰様で無事、我が子同士で輸血が出来ました。

あらためて 心より御礼を申し上げます m(v v)m









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幸 手術延期








前記事の通り、多発性嚢胞腎により

右腎臓摘出手術のため通院しましたが






帰って来られたのは嬉しいけれど

帰ってきた内容が・・・(=ω=。)





【 7月24日(日) 通院 】


体重:3.56kg

体温:39.4℃




沢山食べてくれていたのですが

1週間で100gの体重減。






《 血液検査 》








前回、貧血改善のために打ったネスプよりも

多発性嚢胞腎の進行が早く

貧血が進んでしまいました。

(ネスプは一度では効きにくい子も稀にいるようですが・・・)




選択肢としては




1. このまま手術をする

( 輸血をしながらとなり、危険度は増すことになる)





2. 1週間 手術を延期し、貧血改善のサポートをしていく

(栄養価の高い食事(今は腎臓病よりも優先)をさせ

鉄分(以前効果のなかったものとは別)のお薬を飲まる)






2を選択したとしても、多発性嚢胞腎が進行し貧血が進むこともある。

1週間後、貧血が抑えられなかった場合は 輸血をしながらの

手術を決行することとなります。







先生の判断と相談の上、2番を選択しました。

嚢胞腎の病状には猶予が無いため

何とかこの1週間でヘマトクリット値を上昇させ

手術の危険度を少しでも下げたいところです。






熱中症にならぬよう、車の中でも細心の注意をしておりますが

幸の身体で出掛けること自体が体力を使うこともあり

帰宅後半日はお疲れモードでしたが

その後は、高栄養ごはんを頑張って食べてくれています。




どの選択肢もかなり難しいものですが

まだ選択出来ることを有り難いと思います。


昨日は、選り好みされても大丈夫なように

高栄養のごはんを 見繕ってきました。




この先を穏やかに生きられるように

今を全力サポートしていきます。





上記の通り、幸の手術は延期となりましたので

ご報告させていただきます (。-人-。)

いつも温かい応援をありがとうございます。








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多発性嚢胞腎




本日は2件アップしております m(v v)m



まずは・・・

7月17日で、あのブリーダー崩壊から9年を迎えました。

酷暑の中、締め切った部屋で生き抜いてくれた子達は

生存保護頭数で 43頭。後に2頭は助からず

41頭の里親さま探しでした。


今も愛情をふり注ぎ溺愛してくださっている里親さま

あの子達を心から大切にしてくださった里親さまに

あらためて感謝申し上げます m(v v)m







その中のひとりが 我が家の 幸。




変形性脊椎症が進行し、歩行困難となっても

お気に入りのマイルームでゆったりと過ごしておりますが

動きも少ないため、食がすすむように試行錯誤しながら

少食の日もありつつ、1食25gを食べ 驚かせてくれたりと

TOTALでは まずまず摂取してくれています。




そんな中

お腹の張りが気になり

動きが少ないため消化に時間が掛かっているのかとも思いましたが

迷ったら通院の我が家。

身体の負担も考慮しつつ、行って参りました。






【 7月17日 通院 】




体重:3.66kg

体温:37.9℃




《 血液検査 》






これまでも貧血ぎみで対応した記録はありますが

今回の下がり具合は気になるところ。

腎臓数値のクレアチニンは前回と変化ないものの

BUNの上昇はみられる。




《 レントゲン検査 》





右腎が肥大し





他の臓器を圧迫してしまっています





《 エコー検査 》







腎臓の中に沢山の袋状のものが存在。




この時点で  《 多発性嚢胞腎 》 と診断されました。

腎臓内に嚢胞といわれる、中に液体の入った袋ができ

数も増え、その袋も大きくなってしまう。


人間にも同じ病があり、4,000人に1人。

猫では1,000頭に1頭といわれる

遺伝性の病。

しかも根治の手段が無いとされています。



この病は、両腎臓に同じ症状が同時に現れ

病に気づけたとしても、腎不全の場合の対応。

それでも増殖は抑えられないため

腎不全で・・・・・




という時間の経過を待つしかない

悲しく恐ろしいもの。




しかしながら、幸の現在の腎臓の数値は

正常値から少しオーバーし

それを維持できている。

左腎を調べると





左腎 : 28.4mm


大きさは正常で嚢胞がみられない。




多発性嚢胞腎 自体が稀な病ですが

片方の腎臓が冒されていないのは、もっと稀。

ネットで調べても、その際の対応すら出て来ません。



先生からは、とても幸運だと言われました。





このまま放置すれば

既に機能していない右腎は更に肥大し

他臓器を圧迫。

食欲は落ち、歩行困難は加速。

そして腎不全・多臓器不全となることが考えられる。





右腎を摘出すれば

まだ機能している左腎で生きていける。




幸の身体の現状を考えれば

難しい大きな手術となり

悪いこと、最悪な場合も頭をよぎりますが

今しか出来ない ” 生きられる選択 ” をしたいと思います。





貧血があるためネスプで造血を狙い

(貧血も嚢胞腎から来ている可能性大)

検査で隠れている腫瘍があるかもしれないため

現在は腫瘍対応用の輸液をしながら

今週末の手術に備えます。




ごめんね。 一緒にがんばろ!






崩壊から9年。

生まれながらの みんにゃの大病をひとりで背負ったような子。

精神的、サポートの時間、金銭面・・・

あらためて、幸を我が子として迎えて

本当に良かったと思います(これも運)。





まずは手術が成功すること。

術後の対応も、他の子より難しくなりますが

可愛くて 優しくて 頑張り屋さんで お利口な 幸が

また、のんびりゆったり暮らせる日を望み

共に頑張って参ります。













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幸 変形性脊椎症からの歩行困難(見守りへ)




本日は2件アップ致します





ブリーダー崩壊より我が子となった、 幸。

無知で無理な繁殖から

変形性脊椎症のブリッジを背負って生まれた子です。

今年になり、病状が進んでしまったところでした。

(既に掲載済み)




何処に帰るのかは・・・のちほど



これまで以上に歩行が困難になったため通院し

再診を重ねた記録から。




【 3月27日 再診 】



体重:3.96kg

体温:38.7℃



《 血液検査 》





歩行に変化はみられないものの

痛みを取り除くためステロイドを注射。

腎臓の数値、クレアチニンが上昇してきたため

自宅輸液を始める。





【 4月10日 再診 】



体重:3.96kg

体温:40.0℃


歩行に変化はみられず。

元々の変形性脊椎症の悪化ということで

この日から、様子見対応に切替ることとなりました。






後ろ足が滑り 危険なため

拡大ケージ生活(医師も推奨)をしていますが

少しは外の空間を楽しんで貰いたい、

動かなければお腹も空かないだろうと

『 幸のお散歩 』と称し、サポート付きで

お出掛けもしていましたが




一緒に居てくれる優しい?子に出逢い

またある時は




到着してゆっくりしてくれるのかと思いきや




もうですか (゚ロ゚;?

というほど自分のケージに戻りたがります。

最初の写真も、この時のもの。




千代丸ママさんにオーダーした

滑りにくい素材の高反発マットカバーを

とても気に入ってくれ




他の子との接触もないため

寂しいかと思っていましたが

不意の痛みを貰うこともないので

ころころとヘソ天で転がり

逆にここから眺めるくらいが丁度イイようです。




了解しました (´―`*)

幸がいいのが一番。



そしてこのマットカバー・・・




こんなに細やかな細工までしてくれてありました。

幸に引っ掛かることもなく安心。

千代丸ママさん、急ぎ注文でしたが

丁寧なお仕事、本当にありがとうございました (人-ω-)゚*。★。*゚



不自由ながらも、のんびり過ごして貰えたら

そう願っていましたが・・・





(次のブログに続きます)








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おいらは黒豹!(動画アリ)




注意)記事上に猫さんの鼻水や鼻血写真がありますのでご了承くださいませ(。-人-。)





鼻孔狭窄症により

鼻の奥の狭い気道を拡張するため手術を行ったトラ。


気道が狭すぎてバルーン処置もできず

先生の高技量で、ほんの少し拡張できたか・・・

という内容でした。



術後の炎症が治まったとしても

術前と変わらず辛そうな呼吸が続き

この先の手だてを考えなくてはと・・・





それが






だよね~っ ヽ(;▽;)ノ



※ 我が家では通常速度より早い快復を”黒豹のようだ”と表現します。

※ 黒豹がそういった生物なのかは存じません







何でもさせていただきます (=ω=。) ヨカタ




とぉさんにチリモミして貰ってご満悦です!



辛い期間、5にゃん部屋に入り浸っていたトラ。




気が楽だったらしいのです。

みんにゃ、ありがとね (´―`*)









さて、どうしてこんな状態になれたか。

まず術後の通院から記録します。




退院から2日後の再診

【 4月3日 再診 】


※ 鼻水・鼻血が継続して出ている

※ 菌が悪さをしている可能性があるため鼻水を採取し外部検査


先生から、鼻水が詰まらないよう




(ジェクス株式会社の商品)


こちらを紹介されました。

人間の赤ちゃんの鼻水を吸い取るアレです。


出てくるものを排出できれば

少しは呼吸が楽になるそう。



帰宅後に薬局で購入しサポートを始める。

息苦しい時に押さえて行うため

とても気がひける (T ^ T)






【 4月9日 再診 】



※ 開口呼吸継続中

※ 鼻水・鼻血継続

※ 投薬・点眼点鼻を異常に嫌がる



体重:5.18kg(前回を維持)

体温:39.2℃



《 血液検査 》





投薬類を嫌がり、呼吸も苦しいため

ストレスを受けているよう。

体温も高い。



そして前回、外部検査に出した結果が出て来る。




緑膿菌が 2プラス


緑膿菌は常在菌で健康なら悪さをしないが

免疫が落ちていると日和見感染となるため

今のトラからは除去せねば!

点眼点鼻薬に ゲンタマイシンをプラス。






そして4月10日。


とぉさんは他の子で通院。

私は自宅で見守り。

するとトラの呼吸に鼻グシグシ感が。

トラを確保し 『 鼻水キュートル 』 で吸う。





すると







かなりの量の鼻血混じりの鼻水を採取 (゚ロ゚;




また鼻血が続いてしまうのかと

しかも




これ・・・なに?

長さ4-5cmの大物です



すぐに通院中の とぉさんに写真を送り

先生に見ていただくと







『 良かったですね~ (*´∀`)ノノ 』 と満面の笑みだったそう






要約すると

先生はこの詰まり物の存在を把握。

しかし手術でこれ以上の処置は不可能。

自宅で全ての排出も無理だろうと思われていた。

ずっと鼻の奥に詰まったままでいれば

苦しい呼吸も元には戻らず悪化も。

少しでも呼吸を楽にできるように鼻水キュートルを紹介。






しかし







出た! (´;∀;`)






それから日々、呼吸は落ち着き

今現在のトラ坊は




私のルームシューズを嗅ぎ




むぎくんからのお見舞いを受け




短い あんよをパッテンコしながら




5にゃん部屋で遊び、楽しく暮らせています。









辛い時、苦しい時

いつも応援をありがとうございます(人-ω-)゚*。★。*゚






この状態をいつまで維持できるのかはわからず

先の高度医療も考えておかなければなりませんが

またひとつ、奇跡のような出来事が起こり

あの苦しそうな呼吸からは

今現在、開放されています。


ご報告と共に御礼申し上げます。






そして

難しい状況の中、少しでもと気道を広げ

呼吸を楽に保てるように色々と考え

お教え下さる院長先生に感謝申し上げます。



















【 トラの現在の呼吸音 】





庭のアーチには




昨年、1年生で購入したクレマチスが

綺麗に咲いてくれました。





トラの呼吸は、まだフガッといいますが



猫魂 トラ 鼻腔狭窄症手術後の様子



術後25日の4月25日の様子です。

開口呼吸もなく、無音の状態が通常となっています。



ひとりひとり、丁寧に状態を改善していけたらと思います。




もうすぐゴールデンウィークですね。

皆様も体調に気をつけながら

楽しい連休をお過ごしくださいませ。












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トラ 鼻腔狭窄症手術



トラは 元ブリーダー崩壊っ子。




悪環境から、鼻腔膜性狭窄症となってしまっていたところ

施術により約8年、呼吸を穏やかに維持できていました。




呼吸音の再発で、同じ施術を実施することに。




しかし・・・






【 3月31日 手術日 】



体重:5.18kg

体温:38.4℃



※ 心臓の検査は前回実施済み



《 血液検査 》





すべて正常の健康体。

まだ臓器への負担は来ていない(*´Д`)=3ホッ






そして施術へ。




CTを撮影すると




前回の膜の再生ではなく

もっと奥の気道部分(長さ2-3cmほど)が狭くなっていることが判明。



前回の鼻腔膜性狭窄症のような

膜を広げる簡易な施術ではなくなりました。





気道拡張のため、バルーンも試して頂いたようですが

気道が狭すぎてカテーテルが通らず。

それでも少しでも楽に呼吸が出来るように

器具で広げてくださいました。




術後のトラは、手術の炎症から

更に辛そうな呼吸に (T ^ T)



猫魂 鼻腔狭窄症




酸素室ですが苦しそうでした。







※ 病名は 鼻腔狭窄症


※ 今回の炎症が治まったとしても術前の呼吸音はそのまま残る


※ 現在の状態が続き、気道が閉塞していけば肺炎や肺水腫となり命の危険がともなう


※ 改善を求める場合の残る選択肢は ステント手術のみ(高度医療)


※ まずは3-4ヶ月かけて体重を5%落とし、呼吸の様子をみていく







《 投薬 》


ステロイド錠(1日1回/1回1錠)

抗生物質 (1日2回/1回1/4錠)

止血薬 (緊急時)



抗生物質の注射(4月3日再診時)

点眼点鼻 (1日4回)4月3日より追加






写真では穏やかに見えますが

呼吸は術後のままで、いつ鼻から出血し止まらなくなってしまうか

もしくは鼻の穴が詰まってしまうか わからない状態でしたので

何かあった場合、すぐに対応できるようにと

静脈の針を残したまま退院してきました。





くしゃみのような咽せをみせると

本日現在も




出血はしてしまいますが

止まらないことはなく、お鼻も拭かせてくれるので

止血剤は使わずにいます。

(先生方も、その点は安心してくださいました)




元気も、食欲も まだまだ戻らず

少し ほっそり顔になっていますが

意識していない時の呼吸は無音の時があります。






深夜に呼吸が・・・そんな心配のある日々でしたので

夜間もずっと監視カメラで見守っていました。

昨日、静脈の針も取れましたので

段々と落ち着いてくれるのを待ちつつ

今後の事も考えていかなければと思います。






トラの体重を落とすのは大変。

現に、食事量は我が家一少ない。

しかも尿路系の、常に石を溶かすような 療法食。

そのうえ消化も遅いことがわかっている。

運動をさせるには呼吸が荒くなるため気道が・・・

どうしたものか。

取り敢えず、更にごはん量を減らすしかなさそうです。









今回のトラの施術は

比較的安全な施術と思っていましたが

なかなかハードな日々でした (;-ω-A

まだ気を抜けるわけではないので引き続き見守ります。












【 桜 前 線 】


今年の静岡の桜の開花は不安定。

開花している樹と、まだ蕾の樹。

桜マイスターの私がみるに 

例年とは少し違いを感じます。

それでも




近くには、こんなに綺麗に咲いているところもあり




自宅花壇のチューリップも やっと咲き揃いつつ




3月30日の大安には

我が家の染井さんが5輪花開き

開花宣言となりました




毎年恒例の 桜のバトンタッチを花音さんへ!!

花音さん、また桜便りを待ってるね(*゚ー゚*)





4月に入り、花冷えが続き

明日からはまた、暖かい日が戻ってくるようです。

体調を崩しやすい季節ではありますが

皆様、どうぞご自愛くださいませ。











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幸 歩行困難に




幸はブリーダー崩壊から救出された子。

保護当時は超威嚇娘でしたが

現在は甘えん坊さんに大変身しています。

それは きっと、私達が幸の身体の状態を理解したから。




保護から私の子として迎え、検査したところ

『 変形性脊椎症のブリッジ 』 と判った。




この子の身体に負担の無いようにと

丁寧に過ごして参りましたが

あれから8年。

とうとう、その時が来たようです。







まずは未掲載分の通院記録からを綴ります。



【 2021年4月11日 】


爪切り・手足裏等の局所毛刈り




※ 幸の身体を考慮し、以降 出来うる限り自宅爪切りと毛刈りを実施




【 2021年9月25日 】


以前と同様、食欲減退。

食べた時に口腔内に痛みがあるのかクチャっとする。



体重:4.54kg

体温:37.8℃


《血液検査》







・歯のがたつきなどの問題は無し

・これまでと変化のない結果だが赤血球があまり作られていない

・抜歯時にコンベニアを打っている。

・前回からの回復はコンベニアの影響が考えられる





《 処置 》


コンベニア注射




※ この後もお口の違和感は感じながらも

食事量は回復してきました。








そして今







3月12日の朝から歩行に異変を感じる。

お昼くらいの歩行を見ると

腰から下が流れるような、おさまりのない歩行。




写真は左後ろ足。

座っている状態では、足が浮いたような感じです。





歩くのには支えがないと危険な様子だったため

ケージに居させることに。


しかし少しでもケージ内での生活を快適にするため




以前の家で使っていたケージを改良することに。

丸洗いした後、2つのケージをつなげる。




生活の広さは保つことができました。

そしてモカとゆず。

このふたりは、いつも幸の傍にいてくれるようになりました。




痛みからか食事量も減っていたので通院。



【 3月14日 通院 】



体重:4.12kg

体温:37.5℃


《 血液検査 》





食事量が減っていたためか

腎臓と肝臓の数値が悪い。

総白血球数は上がっていない。



歩く姿も見て頂きましたが

やはり変形性脊椎症からのものでした。




《 対応 》


痛みを取り除くため、ステロイド注射

BUNが高いため、200cc/週1回 輸液実施




次回:2週間後再診




ステロイドで痛みが取れると

治っていないのに歩き回り悪化させてしまう可能性があるため

先生からもケージでの対応を指示されました。




とぉさんが組み立ててくれたけれど




増築だと、どうしてもできる段差。

幸のためには フルフラットにしたい・・・






すると、丸ノコを借りてきてくれ

今の家を建てたときの端材を使って

(今回はフローリング端材)




ピッタリはまる台座を作ってくれました ヽ(。´∀`。)/




今は段差も解消し、可能な限りのバリアフリーです (・ω・)b


夜や目を離している時

外出先からも見られるカメラも設置してくれ




こんな感じで見守れるようになりました。


寝ているクッションは骨に優しい高反発。

滑らない生地が使われていますが

それでも後ろ足が滑ってしまうため

現在、千代丸ママさん(ちよよ)に

生地を渡してカバーをオーダーで作って貰っています。










威嚇娘から、心を許してくれた幸。

同じ環境で育ち、人間を憎んでいた希喜に

いつも優しく寄り添い、大丈夫だと教えてくれた。



身体に不自由があっても

私達を見かけると、ゆっくり歩いてきてくれて

毎日、おトイレ掃除に同行してくれていました。




とっても愛らしい子。



いつか来るかもしれないと心に留めておいた8年。

逆に、これまでよく身体がもってくれたと感じます。





これからは恩返しの時間。

今は自力で排泄も出来ていますが

この先も考えながら

幸が快適に、心穏やかに過ごせるように

お世話をしていきたいと思います。
















【 お ま け 】




我が家の朝のシンク♪




お水とごはん皿で60皿くらいを洗いまくります ┗(`・∀・´●)

(朝が一番多く、晩ご飯後、サプリ後と3回)




同じごはんを食べてくれたら どんなに楽かと思いますが

療法食・好みや食事量を考えながら

日々、ごはんのメニューが変わります ヽ(´o`;






今年は こども達の事でも色々とあり

この3月は、義母の骨折もあったりと

特に目まぐるしい日々ですが







寒の戻りや雨もあるなか




春は着実に訪れていて




幸の誕生日に植えたチューリップも

可愛らしく咲き誇ってくれています。




悲しかったり悩むことは勿論あるけれど

時間は待ってはくれない。




前をしっかり向いて

こども達と共にいられる大切な時間を

少しでも長く、そして笑顔でいられるように

気分転換を上手にしながら頑張って参ります (*`・ω・)ゞ












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むぎの分子標的治療




口腔内に腫瘍が発生し、手術によって摘出した むぎ。

2月に入り、異常を感じたため通院し

腫瘍の再発が認められました。



そこで提案された 『 分子標的薬療法 』

散々 悩みましたが、全ての状況を考慮し

治療を始めることにしました。




抗生物質(コンベニア)とステロイドを打った

2週間後の再診から綴ります。






【 2月26日 通院 】




体重:6.42kg(220g減)

体温:39.4℃(前回39.3℃)



《 血液検査 》





ヘマトが高いのが気になります。

白血球は少々下がってきており

触診でも、前回腫れていたリンパは治まってきていました。






そして分子標的治療を開始することに。




副作用は少ないと言われるものの

抗癌剤のため、吐瀉物を食べてしまう子を

通常時間、別のエリアに移動させたり

別エリアにお引越させたり。

排泄物を他の子に触らせないように対応したり

涼音一族の入隊は、むぎが安定してからと

治療開始を悩んでいた時間に色々と決めました。





そして治療開始。




まずは2週間の治療サイクル。

1クール目となります。

心配していた副作用は的中し

食欲減退に繋がっておりますが




ぴっちや、兄妹の ひなに励まされ

甘えん坊が更に甘えん坊になって

気持ちは穏やかに過ごせていました。





そして2週間後の再診。





【 3月12日 通院 】



体重:6.10(320g減)

体温:39.9℃(前回39.4℃)



《 血液検査 》





またまたヘマトが高くなってしまっていますが

総白血球数は正常値に入り



なんと!!

腫瘍が小さくなっていました (´;∀;`)






副作用が出てしまう子なので

身体を酷使させてしまい

体重もどんどん減ってきてしまっていますが

先生曰わく

『 今がタタキ時。上手くいけば腫瘍が消えるかも 』 ということで

再度2週間、投薬を継続することになりました。




お口の中に ぷよっ としていた腫瘍は

とても小さくなっています。

しかしながら、リンパの辺りに

石のように固い塊ができました。

これが段々と無くなってくれたらと願います。








応援して下さる皆様に

早々にお伝えしたかったのですが




2クール目に入り

食事量が減っていく日々に

何とかならないかと考えたり対応したり。

記すのが怖い日々が続いていましたが

昨日の夜分のごはんを沢山食べてくれたので

今日は少し(*´Д`)=3ホッ として綴っています。



体重測定、検温、輸液、血圧測定をしながら

日々を過ごしています。




ありがとう。




腫瘍消滅は夢のまた夢。

それでも希望を持って対応していきます。

まずは、元のサイズより

腫瘍が はるかに小さくなったことをお伝えします。




応援、ありがとうございます!!




日々 記録している食事量データを

備忘録(無くさないように)アップします。





腫瘍再発前は 1食30g/1日60gを食べていました。



あまりに食事量が下がると投薬も怖くなります。

先生にも了解を取り、食べてくれることを大前提に

治療を進めていくことにしています。
















【 お ま け 】


庭のシンボルツリー、染井さん(桜)。

庭木なので初めての剪定をしましたが

剪定した枝を捨ててしまうのが忍びない・・・


染井さんは特に剪定に弱い種類ですが

ダメ元で花瓶にさしてみました。

それから1ヶ月後の3月。




新芽が出て来ました (゚ロ゚;


桜は花が先、葉は後なので切り枝ではこれが精一杯なんだろうと

思っていたところ




桃の節句が過ぎた3月4日。

室内で見事に咲いてくれました ヽ(。´∀`。)/




そして不思議なことに

庭に沢山の てんとう虫が!!

(数えたら15匹もいました




幸運を運んでくれているんでしょうね。

その幸運を活かせるように

こども達のサポートを頑張って参ります (*`・ω・)ゞ











トラの鼻腔膜性狭窄症のバルーン手術ですが

一度の手術では治らないことが判り

検討の結果、以前と同じ施術をして戴くことにしました。

手術は今月末。

成功して、また以前のような呼吸に戻ってくれると嬉しいです。







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綿毛の避妊手術




唄の避妊手術の翌週

今度は姉妹の 綿毛(わたげ)ちゃんの避妊手術でした。




すっかり猫さん風味に成長しました(´―`*)








【 2022年3月12日 】



体重 : 2.40kg

体温 : 39.1℃




『 血液検査 』





仔猫さんなので少しの高低値が気にはなりますが

健康的には問題なし(・ω・)b








『 心臓のエコー検査 』



FS-Avg : 58.8%

AO≒LA  : 1:1.63

厚み     : 5.0mm




TOTAL的には、まずまず正常なのですが

仔猫にしては数値が高すぎとのことで

今後心臓に注意をしていくことにします。







綿毛さんも無事に手術が終わり

翌日の午前中にはお迎えにあがりました。




涼音、唄、綿毛の3避妊手術のなかで

帰宅後に一番元気いっぱいだったのが綿毛。



そこは安心しつつ




気にしている様子が心配 (;-ω-A トルナヨ


私 『 わたげしゃん、気にしないようにね~ 』





・・・ほんとかよ ヽ(´o`; ← 信じてない




ねっこさん (´;∀;`)  頼んだよ!


ママが見ていてくれるとほんと楽。




ひとりでできるんだもんね、わかってるよヾ(´∀`*)






あんなに ちんまかったのに

少しずつお姉ちゃんになっていくんでしょうね。



この子は、ごはんが大好きなので

この状況を守っていけたらと思います。

心臓に気をつけながら、成長を見守ります。










3月に入り、目が回るほど色んな事が起きています。

お伝えしたいことも、記録しておきたいことも沢山あるのですが

まだルーティーンに慣れず、時間が取れない状態です。

記事によってコメント欄を 開けたり閉じたりしますので

どうか気長に 応援、見守って下さると嬉しいです (人-ω-)












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唄の避妊手術




涼音の避妊手術の翌週

今度は娘の 唄(うた)ちゃんの避妊手術でした。






謎の不調も乗り越え、元気いっぱい。








【 2022年3月6日 】


体重 : 2.20kg

体温 : 38.5℃



『 血液検査 』





完璧ですね(・ω・)b

この先も、この数値をずーっと維持したいな~





『 心臓のエコー検査 』



FS-Avg : 45.1%

AO≒LA  : 1:1.21

厚み     : 4.7mm




正常です (*゚ー゚*)




そして避妊手術が行われ

夕方にはお見舞い




瞬膜が出まくりの覚醒したばかり。

頑張ったね (´;∀;`)



この子も翌日の午前中にお迎えにあがりました。

自宅での室温にも気をつけていたため

膀胱炎もなし




唄は、チビなのに ごはんに執着しない子。

ごはんで元気を伺うのが難しいのですが

よーく観察していきます。




現在の 唄さんは・・・

以前、しじみのためにと

hanasaku さんから戴いたバスが大好きで




涼音教官の指導を受け




お客さんも乗せている毎日です (´―`*)



抜糸は3週間後。

なるべーく大人しく過ごしてほしいものです( ´-∀-`)ムリムリ












3月に入り、目が回るほど色んな事が起きています。

お伝えしたいことも、記録しておきたいことも沢山あるのですが

まだルーティーンに慣れず、時間が取れない状態です。

記事により コメント欄を 開けたり閉じたりしますので

どうか気長に 応援、見守って下さると嬉しいです (人-ω-)












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