くぅの体調不良(輸血)

本年2月末より不調だった くぅ。
通院&対応しておりました。

前日まで元気いっぱいに走り回っていましたが
急に元気がなく 『便秘』 も気にかかるところでしたので
通院しました。
(ここまでも便秘は、サプリ等でずっと対応してきていました)
まずは、古いですが未掲載分から。
2023年7月8日

BUNのみが高く
腎臓病を懸念し外部検査を行いました。

心臓は問題なし。
腎臓は正常値ギリギリだったため
翌月も再度検査。

結果は変わらずの正常値を維持していましたので
注意しながらの見守りという判断をしました。
そして本題の
本年2月末の不調で通院。
【 3月1日 】

腎臓の数値も悪化しているため
腎性貧血を疑いましたが
元気が無くなるほどの数値でもなく
レントゲン・電解質検査等をかさね
尻尾近くに変形性脊椎症のブリッジがみられ
それが便秘に繋がっているのが
原因のひとつにあげられましたが
ハッキリとした不調の原因は不明 。
《 対応 》
造血剤・漢方系の便秘薬を投与。
消化の良いごはんで対応することに。
【 3月15日 】

貧血が進んではいるものの血液は作られている。
腎臓の数値は正常値になったため
腎性貧血の可能性が薄れ
何処かからの出血がある可能性を懸念。
(検査では判らない腫瘍や内臓から)
食事サポートによるストレスも有。
《 対応 》
造血剤・漢方系の便秘薬を投与。
調子は良くなったり落としたりの繰り返し。
ハッキリとした原因が不明な中での対応は
くぅを応援しながら自分達を鼓舞するしかない。

食事サポートをしていると
毎回モカどんがやってきて

くぅ姐さんを守れとせがまれる (T ^ T)
なんて優しい子なのかしら。
説明しつつ乗りきるが
気に入らない彼女は

姐さん占用のベッドに手をかけ

添い寝してあげようという作戦だったらしいが
くぅ姐さんは、このあと別のベッドに

うまくはいかないけれど
気持ちだけは届いてるよ ( *´・ω)/(;д; )
こんな感じで
モカどんの愛を受けながら
かなり調子を戻し
4月の中旬くらいからは
このまま治っていくのだろうと思えるほどでした。
しかし

【 4月21日 】
どう見ても、また調子が下り坂。
普通に自力で歩いてはいるものの
気になり通院。

ヘマトクリット値が 10.3%

CREAは正常値ながら、BUNが上昇。
急激な貧血で命の危険がある。
くぅは17歳で輸血もリスクが高いけれど
何もしなければ・・・
ということで緊急で輸血をすることとなりました。
供血猫さんとの交差適合試験(クロスマッチ)を
無事にクリアし輸血。
長時間の輸血に私達はハラハラドキドキ。
それなのに
輸血後の くぅ姐さんは

帰る気満々

この目力をくれた
供血猫さんに心から感謝です

しかし帰れるはずもなく
泊まり込みをさせて頂きました。
【 4月22日 】
午前の検査。
ヘマトクリット値 20%に行っている予定だったのですが

残念ながら 16.3%
血小板も減少しており、血液が造られていない。
かといって、再度の輸血はリスクも更に上がります。
くぅの目力と様子で対応を決断。
ここからは投薬で身体の復活を狙うことにしました。
肝臓の数値、グルコースは正常値。
ステロイドを入れていくと肝臓を痛めるため
加減を見ながらの対応です。
そして何処かからの出血があると想定し止血もしていきます。
希喜の時の対応を思い出します。
《 対応 》
造血剤・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤
帰宅し、通院にて
投薬量を調整しながら対応していきます。

身体を起こし、こんな時でも凛としている くぅ。
【 4月23日 】

更にヘマトが落ち、血小板が減って行きます。
グルコースも上昇してきており
自力で造血しなければ危険な状態。
造血剤の効きが遅い子もいるため祈るのみ。
《 対応 》
造血剤・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤
【 4月24日 】

ヘマトが微かに上昇してくれましたが
体重等を加味すると減少傾向。
血小板は上昇を見せている。
《 対応 》
造血剤・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤
【 4月26日 】

ヘマトも血小板も減少してしまい
今度は腎臓の数値も上昇。
この原因は、血液を増やそうと
栄養重視で a/d缶を与えていること。
優先順位がもどかしい。
《 対応 》
造血剤2種・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤
(先生に相談し、別種の造血剤を追加してもらう)
【 4月29日 】
便秘が酷く、体力を使ってしまうため
5月1日に浣腸処置をして頂くよう相談。
【 5月1日 】

ヘマト 17.5%に上昇 (T ^ T)
血小板も反応あり。
ステロイドによりグルコースが上昇
高値になりすぎると糖尿になるため
ステロイドを減薬(急に抜くと危険)
腎臓数値を抑えるため
a/d缶をやめ、腎臓療法のウェットに切り替える。
又、くぅ自身がごはんを飲み込めるようなら
腎臓療法食のカリカリで体重を維持する。
浣腸処置により、大量放出

とても楽になったようでした。
《 対応 》
造血剤2種・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤

不調の間は、ずっと気を張っているような感じだったけれど
やっと甘えてくれるように。(いつもの くぅは甘えん坊です)
【 5月8日 】

ヘマト 23.6% キター!!(ノД`。)
血小板も倍以上に上昇。
腎臓の数値も良好に。
グルコースだけが悪化していますが
更にステロイドを減薬していけるので
貧血改善 → ステロイド減薬 → グルコース安定
と徐々に徐々にですが身体を整えていきます。
《 対応 》
造血剤2種・漢方系の便秘薬
ステロイド・抗生物質・吐き気止め・止血剤
まだまだ本調子とは程遠い数値で
身体は大変なのですが

彼女は

生きる気満々

この目力に私達も着いていきます。

見ていると心が痛くなるほど
モカが本当に心配しています。
まだ先は不透明。
時間はかかるけれど
どうにか、元の元気なくぅに戻って欲しい。
『 頑張ること 』 と 『 無理をさせること 』
は違うと思う。
この先も、親でなければ判らない
くぅの意思 を尊重して
対応していけたらと思います。
“ 頑張ったから今日がある ”
そう言える日が来ることを願っています。
(毎日言ってるけど

応援していただけると嬉しいです。
《 記録 》
ヘマト//(4/21:10.3)(4/22:16.3)(4/23:14.7)(4/24:14.9)(4/26:13.9)(5/1:17.5)(5/8:23.6)
血小板//(4/21:91)(4/22:81)(4/23:66)(4/24:72)(4/26:49)(5/1:56)(5/8:127)
グルコース//(4/21:179)(4/22:115)(4/23:178)(4/24:**)(4/26:215)(5/1:153)(5/8:192)
ALT//(4/21:77)(4/22:97)(4/23:**)(4/24:**)(4/26:196)(5/1:280)(5/8:233)
クレアチニン//(4/21:2.2)(4/22:2.1)(4/23:2.5)(4/24:**)(4/26:3.5)(5/1:3.2)(5/8:2.7)
BUN//(4/21:46)(4/22:38)(4/23:55)(4/24:**)(4/26:79)(5/1:90)(5/8:71)

