コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

お葬式

2006年07月31日 | 日記
土曜日、おばあちゃん危篤。
朝の4時に病院へ向かう。
病院へ行くと、親戚連中が集まっていた。
おばあちゃんは息が弱かったが、しっかり生きていた。
何時間か経過し、まあ、いまのところ大丈夫であろう・・・と、みんなそれぞれ家に帰っていった。
私も、「西条の山の水を汲みに行ってくる」と言い、病院をあとにした。
水を汲むだけのはずだったが、最高の登山日和だったため、どうしても我慢できなくて、ピークまでは行かなかったが、尾根まで30分くらい歩いた。
すごく気持ちよかった。
山を降りると、私の周りをたくさんの喋々が舞っている。
もしや・・・と、携帯を見ると、母からメールがきていた・・・。
おばあちゃん亡くなったので、急いで帰ってきて、と。
結局、おばあちゃんの最期を看取ったのは母(母にとってはお姑さんなの)だけであった・・・。
おばあちゃん、ごめん!!!
でも、最高の天気の中、登らせてくれてありがとう!

その日はすっごい長かった。
泣くどころじゃない忙しさ。
そうそう、久々に弟と会った。(オカマ&変人の弟)
弟はすっごい日焼けしてて、顔の皮がめくれていた。
従兄弟の子供なんかは引いていたが、かなり気になったらしく、ついに

「なんでそんなに日焼けしているんですか??」

と聞いていた。
敬語なのが、距離を置いているかんじがする・・・

なぜかというと、
こないだ暑くてたまらなかったので、海に入ってきたらしいのだ。
ひとりで・・・!!

暑かったら海に入る・・・。たとえひとりでも。
我が弟ながら、よいアイディアである。
(私は暑かったら山に行くけど)

ちなみに従兄弟連中で結婚していない女性は私だけ。
みんな旦那さんを連れてきていた。

で、日曜はお葬式。
お葬式って、無駄が多いなぁ・・・。って。
そんなこと、言えやしないけど、見てて思った。
亡くなった人をあの世に送り出す儀式・・・っていうか、ほとんど見栄のような気がした。
気のせいだったらスマン!
私はお葬式なんてしてくれないでいいや・・・。
猫みたいに、誰にも見つからないところで死ねたらなあ・・・。
あ、保険金がおりないか。

棺おけの中に入れるモノを見たとき、涙が止まらなかった。
おばあちゃんがいつも着ていた服とか、自分で縫った88ヶ所の白装束とか・・・。
北海道は寒いだろう、と、おばあちゃんが編んでくれたチョッキなどのことも思い出した。
やさしくておとなしいおばあちゃんだった。
ありがとう。まだイマイチ実感ないけど、実感沸いてきて時が経ってもやさしくしてくれたこと、話してくれたことは絶対に忘れないだろうな・・・。