友達のお父さんが・・・

昨日、友達からショッキングな電話をもらった。

その子のお父さんが前日、肝臓がんで亡くなったそうだ。

しかも、彼女の弟の結婚式の真っ最中に・・・！！！

彼女は「ドラマみたいだったさー」と、淡々と喋っていたが、やはりちょっといつもと違うかんじだった。

私も、ついこないだ（たしか２週間前くらい前？）、病院にお見舞いに行ってきたばかりである。

そのときは普通に話もしたし、そんなに悪いようには見えなかった。


お父さんにはいつもすごくお世話になっていた。

江別から帯広に引っ越すときに、アパートを探しに連れていってくれたのがはじまりで、行くたびに厚いおもてなしをしてくれた。

阿寒湖に連れていってくれたこともあるし、一緒にスキーに行ったり、コテージで宴会したことも楽しい思い出である。

ただ、彼女と友達だというだけで、あんなに優しく接してくれるなんてなかなかできないことだと思う。



生きている限り、例外なく必ず「死」をむかえる。

それは判ってはいることだが、お別れって恐ろしくあっけなく、突然で、寂しいものである。

私だったら３日は寝込むかもしれないのに、次の日に私なんぞにもお知らせしてくれて、彼女は本当に強いと感じた。
心の中は寂しさでいっぱいのはずなのに・・・。


病院で別れ際に、「愛媛に帰っても元気でがんばってね！」と、ニッコリ笑ってくれたことを思い出し、胸が詰まる。

ご冥福をお祈りいたします。