マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

【OF-01】ゴムブッシュのチェック【走りの要】

2022年01月05日 | OlderF


先日ホームコースのKスタジアムにて、
OlderF OF-01の新規ユーザーさんからセッティングのご相談を受ける機会がありました。
このマシンの特徴であるゴムブッシュの重要性を再認識させてもらう結果となりましたので
今回はそのお話でございます。

すでにある程度走り込まれているシャーシでしたが、装備はほぼキット標準状態。
タイヤの選択、車高、キャンバー、リンケージなど主要なところは問題ありません。
あえていうと気になったのは、ボールデフの緩みとゴムブッシュのヘタり。

まずデフはメンテ状態が良かったので、締め込むだけでOKでした。
特にDD(ダイレクトドライブ)のマシンは最重要ポイントなので
ここは妥協したくないところですね。


次にゴムブッシュです。
リヤグリップに大きく影響する後ろ側の締め込み量が大きかったので(画像くらい)
緩めたところから様子を見たいと思ったのですが、
どうもヘタっている様子。


締め込みクセがついた状態で緩めるとグラついたりガタが出たりするだけで、
ハイグリップコースの場合かえって走りが不安定になる可能性があります。


新品に交換してみたところ、軽い締め込みでメカプレートもしっかりとホールドされ、
見た目の形状もしなやかでとても良さげです。
最近は自分もストック状態でのテストをやっていなかったので、
再確認の意味も含めてこれで走ってもらいました。

やはり結果は上々!
しっとりとコントローラブルに路面を掴んだ走りとなります。
ユーザーの皆さん、ここだけは贅沢に手を掛けてあげてくださいね~m(_ _)m

スポーツで言うところの下半身、足腰が出来上がってくると、
俄然次のステップへと進みやすくなってきます。
もっと応答性を上げたいなら
フロントゴムブッシュガッツリ締め込む作戦や、
フロントステフナーを入れてみたり。

曲がらせたいならFスプリングを柔くしていったり、
トレールアップライトに交換してみたりなど。

Alpine A521

ちなみにKスタジアムのショップに展示中のOF-01デモカーは、
ハースに加えてもう1台アルピーヌもそのまま走れる状態になっています。

こちらの中身はほぼノーマル仕様(フロントサスアームはタミヤF104)ですが、
とても走らせやすくセットアップされており、レースにも参戦できるレベルです。
ストック状態のナロー仕様が見たいって方はこちらをご参照くださいね~。

つーか現在のショーケースはF1グランプリ状態ですが・・( ≧∇≦)


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