赤い椅子

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突然ですが…辞典の話です

2013-03-06 21:14:00 | ノンジャンル
今日6日、義父の二七日を了え、ひとまずホッとしています。
暖かくて春の真ん中にいるような陽ざしの日でした(^_-)-☆

古い方の家に祀ってある仏さまのお線香、蝋燭のお守を夫と交代で
行っていますが、少しの用事以外は一人で静かにしている時間が多くて、
なんだかホッとしたり、のんびりしたり…なかなか私には幸せな時間です(*^^)v

時間が充分にあるので本を読んだり、頂いたまま長く不義理をしている
歌集のお礼を書いたりしています。

なかなか面白いよ…と娘に薦められた『舟を編む』をいま読んでいます。
三浦しをんさんというまだまだ若い作家の本です。

有限の時間しか持たない人間が、広く深い言葉の海に力を合わせて
漕ぎだしていく。大きな辞典の編纂に…こわくて楽しい世界に関わる人達の
長い長い苦労とその人たちの人物描写がたのしいです。
心理に迫るためにその言葉を編む舟に乗り続ける、大きな出版社の中の
冷遇された地味な編集室の人々のお話です。

ちなみに私の一番初めて持った辞典は、亡き兄が譲ってくれた文庫本の
大きさくらいの『新明解国語辞典』三省堂のものでした。
中学に入った頃に貰ったかな~ ぼろぼろ状態でまだそれを持っていますが、
今はもう電子辞書が便利でそれを使っています。

昭和42年に自分のお小遣いで奮発した『広辞苑』も重宝しましたが、
何しろ大きすぎて… 本棚にあると見栄えはするのですが…(^_-)-☆
後は類語辞典、大きな活字の漢和辞典など(これは画数の多い字を見るの
に便利です)いくつかの辞典を持っていますが、
電子辞書はそれら全部に対応してくれ、嵩が低くて持ち歩けるのが重宝です。




『広辞苑』は、なんだかワクワクする買い物だったと覚えています!(^^)!
性格が出ていてずいぶん荒っぽく使っているようですが…(^_-)-☆

ちなみに辞書の本文用紙は、いかに薄く、軽く、裏写しないかを重視する…
指に吸いつくようにページがめくられていくにもかかわらず、
紙同士がくっついていなくて、ぬめり感があり、指の腹だけで難なく
ページがめくれる。ページをめくる人にストレスを与えてはいけない…
そういう紙を特注し、開発することもあるそうです(^_-)-☆

いままで何気なくページをめくっていたけれど…なるほどそうなんだ(^ム^)

記憶とは言葉なのだそうです。香りや味や音をきっかけに古い記憶が
呼び起こされることがあるが、それはすなわち、曖昧なまま眠っていたものを
言語化するということだとも…

言葉について、なるほどと改めて思うこと、言葉の重要さ、難しさ、
時代によって変わる言葉、読む人により微妙にかわる言葉…などなど~
楽しみながら考えさせられた1冊でした。是非お勧めの本です(*^^)v

もうすぐ映画化されるそうですが、はたしてどんな映画になるのでしょうか?

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ひな祭り

2013-03-03 19:54:00 | ノンジャンル
     

デパートに行くたびに欲しいな~とみているマイセンのお雛様を
お借りしてハリコしました。 

娘たちのお雛様を飾らなくなってもう何年になるだろう?
我が家の古雛たちは箱の中で居眠りをしているだろうか…(^_-)-☆

恒例の雛ちらしを作りました。
今年は私のお寿司を何時も喜んで食べてくれた義父母にも小鉢に盛りつけ
お供えをしました。
精進ではなくて穴子も海老もマグロもイカも卵も入っているけれど…
美味しかったらいいよね~(^_-)-☆
きっとおいしい~!と喜んでくれていると思います。





義史君、真理ちゃんお供えをありがとう<(_ _)>
ブログで催促しているみたいで申し訳ないで~す(^_-)-☆
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