今日6日、義父の二七日を了え、ひとまずホッとしています。
暖かくて春の真ん中にいるような陽ざしの日でした(^_-)-☆
古い方の家に祀ってある仏さまのお線香、蝋燭のお守を夫と交代で
行っていますが、少しの用事以外は一人で静かにしている時間が多くて、
なんだかホッとしたり、のんびりしたり…なかなか私には幸せな時間です(*^^)v
時間が充分にあるので本を読んだり、頂いたまま長く不義理をしている
歌集のお礼を書いたりしています。
なかなか面白いよ…と娘に薦められた『舟を編む』をいま読んでいます。
三浦しをんさんというまだまだ若い作家の本です。
有限の時間しか持たない人間が、広く深い言葉の海に力を合わせて
漕ぎだしていく。大きな辞典の編纂に…こわくて楽しい世界に関わる人達の
長い長い苦労とその人たちの人物描写がたのしいです。
心理に迫るためにその言葉を編む舟に乗り続ける、大きな出版社の中の
冷遇された地味な編集室の人々のお話です。
ちなみに私の一番初めて持った辞典は、亡き兄が譲ってくれた文庫本の
大きさくらいの『新明解国語辞典』三省堂のものでした。
中学に入った頃に貰ったかな~ ぼろぼろ状態でまだそれを持っていますが、
今はもう電子辞書が便利でそれを使っています。
昭和42年に自分のお小遣いで奮発した『広辞苑』も重宝しましたが、
何しろ大きすぎて… 本棚にあると見栄えはするのですが…(^_-)-☆
後は類語辞典、大きな活字の漢和辞典など(これは画数の多い字を見るの
に便利です)いくつかの辞典を持っていますが、
電子辞書はそれら全部に対応してくれ、嵩が低くて持ち歩けるのが重宝です。
『広辞苑』は、なんだかワクワクする買い物だったと覚えています!(^^)!
性格が出ていてずいぶん荒っぽく使っているようですが…(^_-)-☆
ちなみに辞書の本文用紙は、いかに薄く、軽く、裏写しないかを重視する…
指に吸いつくようにページがめくられていくにもかかわらず、
紙同士がくっついていなくて、ぬめり感があり、指の腹だけで難なく
ページがめくれる。ページをめくる人にストレスを与えてはいけない…
そういう紙を特注し、開発することもあるそうです(^_-)-☆
いままで何気なくページをめくっていたけれど…なるほどそうなんだ(^ム^)
記憶とは言葉なのだそうです。香りや味や音をきっかけに古い記憶が
呼び起こされることがあるが、それはすなわち、曖昧なまま眠っていたものを
言語化するということだとも…
言葉について、なるほどと改めて思うこと、言葉の重要さ、難しさ、
時代によって変わる言葉、読む人により微妙にかわる言葉…などなど~
楽しみながら考えさせられた1冊でした。是非お勧めの本です(*^^)v
もうすぐ映画化されるそうですが、はたしてどんな映画になるのでしょうか?
暖かくて春の真ん中にいるような陽ざしの日でした(^_-)-☆
古い方の家に祀ってある仏さまのお線香、蝋燭のお守を夫と交代で
行っていますが、少しの用事以外は一人で静かにしている時間が多くて、
なんだかホッとしたり、のんびりしたり…なかなか私には幸せな時間です(*^^)v
時間が充分にあるので本を読んだり、頂いたまま長く不義理をしている
歌集のお礼を書いたりしています。
なかなか面白いよ…と娘に薦められた『舟を編む』をいま読んでいます。
三浦しをんさんというまだまだ若い作家の本です。
有限の時間しか持たない人間が、広く深い言葉の海に力を合わせて
漕ぎだしていく。大きな辞典の編纂に…こわくて楽しい世界に関わる人達の
長い長い苦労とその人たちの人物描写がたのしいです。
心理に迫るためにその言葉を編む舟に乗り続ける、大きな出版社の中の
冷遇された地味な編集室の人々のお話です。
ちなみに私の一番初めて持った辞典は、亡き兄が譲ってくれた文庫本の
大きさくらいの『新明解国語辞典』三省堂のものでした。
中学に入った頃に貰ったかな~ ぼろぼろ状態でまだそれを持っていますが、
今はもう電子辞書が便利でそれを使っています。
昭和42年に自分のお小遣いで奮発した『広辞苑』も重宝しましたが、
何しろ大きすぎて… 本棚にあると見栄えはするのですが…(^_-)-☆
後は類語辞典、大きな活字の漢和辞典など(これは画数の多い字を見るの
に便利です)いくつかの辞典を持っていますが、
電子辞書はそれら全部に対応してくれ、嵩が低くて持ち歩けるのが重宝です。
『広辞苑』は、なんだかワクワクする買い物だったと覚えています!(^^)!
性格が出ていてずいぶん荒っぽく使っているようですが…(^_-)-☆
ちなみに辞書の本文用紙は、いかに薄く、軽く、裏写しないかを重視する…
指に吸いつくようにページがめくられていくにもかかわらず、
紙同士がくっついていなくて、ぬめり感があり、指の腹だけで難なく
ページがめくれる。ページをめくる人にストレスを与えてはいけない…
そういう紙を特注し、開発することもあるそうです(^_-)-☆
いままで何気なくページをめくっていたけれど…なるほどそうなんだ(^ム^)
記憶とは言葉なのだそうです。香りや味や音をきっかけに古い記憶が
呼び起こされることがあるが、それはすなわち、曖昧なまま眠っていたものを
言語化するということだとも…
言葉について、なるほどと改めて思うこと、言葉の重要さ、難しさ、
時代によって変わる言葉、読む人により微妙にかわる言葉…などなど~
楽しみながら考えさせられた1冊でした。是非お勧めの本です(*^^)v
もうすぐ映画化されるそうですが、はたしてどんな映画になるのでしょうか?