工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

玄関地蔵

2011年05月25日 | 作品紹介

 自宅の玄関に置いてあるお地蔵さんです。

Dsc04443

 これも以前に紹介したお地蔵くんシリーズと同じ

くらいの大きさで、親指よりやや小さいくらいです。

何かの余った粘土を使ったのだと思うのですが、

ちょっと思い出せません。玄関にお地蔵さんという

のも不釣合いだし、下の敷物はツレアイの韓国

旅行のおみやげの「ハンカチ」でしょうか、これまた

不釣合い。この不釣合いのままでも何年も玄関に

飾っているとなぜか「ありがたみ」さえ感じて来る

のは何故でしょうか。

 不釣合いついでに、このお地蔵さんはあまりに

小さいので玄関の一番目立つところに置いてある

のに誰にも気付かれることもなく今日も微笑んで

います・・・。

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コンペイトウ用の器

2011年05月24日 | 料理と器

 コンペイトウだけを入れる器です。

Dsc04743

 正確に測ったことはないのですが、だいたい

金平糖をこのくらい入れるといっぱいになって

しまうので、手のひらにすっぽりと入るくらいの

大きさのかわいらしい器です。

Dsc04742

 土は半磁器土、「ぬる釉薬」でまわりをカラフル

な水玉模様とカタカナでコ・ン・ペ・イ・ト・ウの文字

を描きました。これがコンペイトウ専用の器である

ことの証明です。しかし、なぜこんなコンペイトウ

専用の器を作ったかというと・・・。

Dsc04748

 何かの本で読んだのですが、江戸時代もだいぶ

末期になると茶事でコンペイトウをだしていたこと

もあったそうです。そこで、当庵(工房のこと)でも

いつかこの器でお出ししようと思い作りました。

 しかし、今まで一度も茶事などやったこともなく

ワタシが「緑茶」を愛用の赤楽茶碗で飲む時に

使っているだけという現実。コ・ン・ペ・イ・ト・ウ

なんて器に書かなければほかの使い道もあった

かもしれないのに・・・。

他言引用 = 「私は写真が大嫌いです・・・

           自分の過去を写真という形で

              残すのがいや、という気持ち

               でしようか」 (天声人語より)

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群馬私好麺食堂・2

2011年05月23日 | 食・レシピ

 東中野のチョーナンのリクエストにお答えして

さっそく今日はラーメンのご紹介。

Dsc04551

 場所は信越線の終点になってしまった横川駅

から碓氷鉄道文化村方面へ歩いて約10分。

新幹線の開通以前を知っているワタシとしては

ちょっと悲しく寂しい信越線沿線です。

Dsc04556

 お店へ行く途中に「碓氷関所跡」に立ち寄って

しばし歴史の勉強など。

Dsc04559

 めざすお店は「関所食堂」です。本当に関所跡

から歩いて何分もかかりません。まだ11時ちよっと

過ぎたところなのに肩からポーチをさげたオトコの

二人連れがお店へ吸い込まれていく。さらにその

後からも黒い日傘のオバサンが・・・と思いつつ

実はツレアイの後姿です。

Dsc04561

 さて、肝心のラーメンはこのとおりシンプルそのもの。

マスコミなどでも何度も取り上げられる超有名店なの

ですが、ひと言で言うと、お店もラーメンの味も本当に

昭和にタイムスリップした感じでした。いろんなウンチク

はもう聞き飽きたと思っている中年オヤジにはまさに

ぴったりど真ん中の450円のレトロ・ラーメンでした。

本日の「関所食堂」さん 星 ★★★★☆ 4つでした。

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意志ある石はアートなのダ

2011年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 この石の名前と役割がわかりますか。

Dsc04163

 「止め石」、「留石(とめいし)」、「極石(きめいし)」

「関守石(せきもりいし)」、「踏止石(ふみとめいし)」

などなど、いろんな呼び方があるそうです。シュロ縄

で石を十文字にしばっただけのものですが、茶道の

約束事で、茶室の庭などでこの石を見かけたらこれ

以上は「立ち入り禁止」というマークなんだそうです。

要は、駐車場などで見かける赤色のナントカコーン

ですね。昨年お茶を習っていた時にいろいろと茶道

のことを勉強していた時に覚えました。当然、本物

は見たこともないのですが、さっそく家で使っていた

つけもの石で作ってみました。作っただけでは寂しい

ので、工房前の「ミニ・ハーブ園」においてみました。

これでは、工房に出入りする人が誰もいなくなって

しまう・・・と思いつつ一年以上も誰もこの石の存在

に気付かず現在に至っています。お茶を習っている

人も確か数人いたはずなのですが・・・。

 でも、昔の日本人は粋ですね。たかが石ころにも

こんな風流な名前をつけるし、茶道も「不自由さ」を

楽しむ遊びと考えると、もの凄い奥深さを感じます。

とりあえず、工房の石は独断と偏見で「関守石」を

採用しています。そのうち真夏になるとペパーミント

が伸びてきて隠れてしまいますが、一年中置いて

ありますので、ご覧になりたい方はどうぞおでかけ

ください。そして・・・

Dsc04164

 関守石の後ろには手作りのシーサーが口から

なぜかヘパーミントを出してお待ちしています。

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アートな贅沢芳香剤

2011年05月20日 | 作品紹介

 今日は試験管を使った一輪挿しのご紹介。

Dsc04595

 白い部分が陶器で出来ています。ここに試験管

が差し込めるようになっています。後ろの板は普通

の木を雨ざらしにしておいて茶色のオイルステイン

を塗りました。上の金具も蝶つがいを雨ざらしに

してわざと錆させたものです。

Dsc04597

 白い漆喰の壁に淡いピンクのバラの花はあまり

映えませんが、このバラは色より匂いが大切です。

それはなぜかと言うと・・・

Dsc04599

 正解は・・・トイレの中にあるからでした。まさに

バラの咲くこの季節(秋も咲きますが・・・)ならでは

の贅沢です。因みに、このピンクのタイルに漆喰

の壁のトイレは築27年のややレトロ感漂うトイレ

ですが、この角度から見るとピンク色のバラの花

がよく似合っているアートな雰囲気のトイレに見え

ませんか。今だけは一人だけでじっくりとすわって

視覚も嗅覚も楽しめるアートな場所に変身です。

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