工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

マイ・アート・コレクション 購入編

2011年05月12日 | インポート

 数回に分けて世間ではアートと呼ばないような

コレクションを紹介しましたが、実はお金を出して

買った絵画も少ないながらコレクションしています。

Dsc04401

  「花篭と少女」 吉井 淳二

Dsc04406

   「鳥が来た」 正田 壌

Dsc04409

  「五月の白馬付近」 小間 政男

Dsc04410

  「妙義錦秋」 小間 政男

Dsc04421

    「華観音」 吉川 清

Dsc04403 

     「無題」 辻野 雅彦

Dsc04405_2

   「早春谷川岳」 飯塚 満之

 以上七点のうち、吉井淳二さんの作品だけは

父親が生前に購入したものですが、それ以外は

なけなしのポケット・マネーで買いました。

 なんでこれを買ったの? ・・・と思われる作品も

あるかもしれませんが、当たり前のことながら

価値基準は自分自身ですから、ワタシ自身が

お金を払っても欲しいと思ったから買っただけ

で、それ以外の理由はありません。

 以前はなんとなくお金を出して絵を買うという

行為に反感と後ろめたさのようなものを持って

いたのですが、いわゆる「身銭」で作品を買って

みると、大げさでなく本当に世の中が変わります。

どのように変わるかというとお金という「モノサシ」

と「価値観」に対する感覚が違ってきます。絵画

などは生きてゆくためには一番必要とされる物

とは対極にあるものですが、そんなものにお金

を出すことの意味が最終的には人間の生きる

ことの意味につながってくるような気がします。

つまり、なぜ「なんでも鑑定団」のような番組が

人気のある長寿番組なのかも理解出来ます。

 なかなか言葉では説明出来ないので、もしも

チャンスがあったらお金をきちんと出して絵画

を一枚買ってみてください。洋服や本などを買う

のとは全く違った感覚がわかってもらえると思い

ます。(もちろん自分の気に入った絵画であって

どうしてもその作品が欲しい場合に限ります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする