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お休みばかりで神様とヨナ以外には期待していなかった12号ですが、「うおおっ!」という新展開がありましたよ!
『LOVE SO LIFE』第27回/こうち楓
双子が「借りる」という概念を学ぶ(学んだのか?)という回。なかなか微笑ましい。私は子供が好きではないのでこういうのはどうでもいいんですが。
『神様はじめました』第43話/鈴木ジュリエッタ
コミックス第6巻も出て、絶好調ですよ!
黄泉の穴に落ちた地上の神・奈々生、人間のはずなのに冷静な霧仁。二人は黄泉国主宰神のイザナミに招かれる。香夜子の姿を借りて現れる黄泉津大神(よもつおおかみ)に、連れの男の体は既に死んでいると奈々生は教えられる。人間ではないからこそ自分を助けてくれると言った香夜子の言葉を思い出し、その男が霧仁だと気付く。奈々生は神になりきれていないと突き放されるが、何も知らないままで引き下がれないと黄泉の食物に口をつける。
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そして奈々生がお札を貼ったキノコはきちんと、本村屋のほかほか肉まんになっていた。
『月刊なかとば』/山口舞子
まんがを描くには脳内での対話が欠かせない!
『王子と魔女と姫君と』STORY 10/松月滉
王子達を盗撮して写真を売りさばいている染井吉野(そめいよしの)さん登場。昴のハーレムがさらに強化されてしまう。結局みんな「いい人」なのだという…。でも昴はかっこいい。繰り返し読もうという気にならないのでストーリーはあまり覚えてません。
『声優かっ!』voice.20/南マキ
久遠千里のマンションに上がり込んでしまう、男の子の格好の姫。落ち込んでいた姫はカオス状態の部屋、料理もできないアホな久遠が声優の仕事にだけは見えない所で必死に努力している姿を見て、頼み込んで自分に罵声を浴びせてもらう。
「お前が何をやっても無駄だドシロウト」。
演技力抜群の久遠千里に実際に言われてみると、すっごいムカつく。こいつを負かしたいという気持ちを思い出し、ふっきれる姫。そして少しだけ久遠千里が好きになってしまう。
『咎人とメロディ』/モリエサトシ
読み切り。面白かったですよ。音楽狂いの王様の国、国中のピアノから音を奪った「音泥棒」、かつて国の至宝と呼ばれ、自由でいたいと王の申し出を拒み、今はシスターになっている伝説のピアニスト。
エリザベスは自分にとって何よりも大切だった自由を、処刑を明日に控えたフランツを救うために王に捧げてしまう。
外国の絵本のような雰囲気がいいです。絵がもう少し上手ければいいですね。
『俺様ティーチャー』第50回/椿いづみ
決して慣れ合わない孤高の番長・桶川に憧れていた河内。憧れていたものが崩れていく姿を見るのは耐えられない、だから潰してしまえばいい。
憧れていた桶川番長に自分(てめえ)の理想を押し付けてるだけだと、癇癪起こしてるガキにしか見えないと殴り倒され、単純なことに気付いて泣いてしまう河内がなんだか可愛い。
「もし大事な宝物が壊れてしまったとしたら 桶川さんならどうしますか」
「あ? なんだそりゃ 直せばいいだろ」。
最強なのに繊細な桶川番長が大好きだ(笑)
この子達はヤンキーである前に「思春期の高校生」なのだ。
『星は歌う』第53回/高屋奈月
二人で星の写真展を見に行く千広とサクヤ。自分にまっすぐに向き合ってくれる叔父は、人間らしさがすぎて、突き刺さりそうにもなると言う千広。しかし数年後、お腹抱えて笑いあってる二人になってるかもしれないと言われ、そんな自分に会ってみたいと千広は微笑む。
忍び込んだ学校の屋上で、寒いならと手を差し出してくれる千広。いつもいい匂いがすると言われ、香水ではなく叔母の洗濯の仕方じゃないと答える千広。それが目には見えない愛情だと、千広はサクラがかつて幻想(ファンタジー)だと言った世界はいつだってそこにあったと気付く。
世界は何色にも変わるのだとようやくわかり、叔父にここで暮らしていきたいと今やっと告げようと意気込んで帰ると、叔父夫婦は留守で、一本の電話がかかってくる。電話の向こうの、看護士に付き添われた車椅子の少女。
『今日も明日も。』Step.39/絵夢羅
稜の仕事場に一度も足を運ばず、夏澄と親しくなっていくちか。ちかがいなくなった現場に助っ人に入ったはるかは、最近の稜の仕事には魂が入っていないと酷評する。雑誌サイズになると目立つ、自分の原稿の粗。その内誰もいなくなっちゃうという南の指摘。
体が心を裏切り、ちかのマンションの玄関前まで来てしまう稜。小学生レベルの言い争い、全身水玉模様で逆襲するちか。
はるかは、飾らずにバカをやれる相手がいる稜を見て安心する。
修学旅行前のちか、取材旅行に出る稜、お互いに行き先を教えていない二人が同じ空港内にいた頃、稜の知らない所で夏澄のちかへの告白。
『暁のヨナ』第17話「待望」/草凪みずほ
うおおーっ! むちゃくちゃ面白かった! 草凪みずほさん、ついに本領発揮。
ヨナを我が主と呼び、その前にひざまずく白龍。古より守り続けた神の力がようやく今日報われるのだと高揚する里。「私は自分と仲間を守る為に神の力を欲しがる 不届き者」と打ち明けるヨナに、あなたが誰であろうとどんな目的があろうと自分は今からあなたの龍だと答える白龍。
「光栄の極みにございます」。
しかし白龍はこれから先、姫は自分がお守りするのだと、金を握らせてハクを追い返そうとする。四龍でない者は帰れと。「ハクは一緒じゃなきゃ嫌!!」というヨナの一言であっさり折れる白龍。
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「何だ そういう事でしたか! この者が弱いから私に救いを? お任せを!」(笑)
白龍がお役目を終えて戻る時に先頭で出迎えるという婆との別れ、そして白龍は亡き父と母しか呼ばなかった名前をヨナに呼んでもらう。
第2巻も買ったぞー!
そして律儀にアンケートを送る(笑)
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【検索用】花とゆめ 白泉社 201012