『別冊 マーガレット』11月号

　

毎号買い始めて一年経ったので、今日から「別マを毎月買っている」と堂々と言おうと思います(笑)


『君に届け』episode40/椎名軽穂
巻頭カラーです！　胸一杯です。
何度も同じシーンを思い出し、夢ではなかったと確認する爽子。そして迎える、学校祭2日目。
自分が今着ている衣装が、爽子が縫った物だと聞かされる風早。

黒沼にもう一度ちゃんと言いたい事があるという風早、自分から先に言いたいと爽子。風早くんをひとりじめしたい、新しい関係を作りたいと声を振り絞って立ち去る爽子、「…黒沼！　……すきだよ！」と笑って見送る風早。立派にうらめしい演技をするからと言った爽子に、「頑張れ」じゃなくて「すきだよ」！
ちがわない、おなじだよと気持ちが通じ合う二人。「……夢みたいだ………」と爽子の手を握る風早。「……やっと届いた………」。


『少女少年学級団』#17/藤村真理
6-2女子貸し切りの部屋に呼び出され、責め立てられる遙。
「中谷遙有罪！」という夢で目が覚め、学校をずる休みしてしまう。お母さんは、殴らないならガッカリしないと、なぐらなくてもヒドイ事して友だち傷つけたらガッカリよりも悲しいと言ってくれる。「友だち傷つけたことで遙がずーーっとおふとんの中から出れなくなったらもっと悲しいな」。
自分も健兄が好きで、お姉さんに協力はできないと泣いて謝る遙。美咲は本音を打ち明けてくれた遙を「同じ好き仲間」と言ってくれる。うそつくよりぜんぜん気持ちいい、これが正解だったんだと、ようやく笑える遙。


『ベリーダイナマイト』STAGE 6/中原アヤ
STAR BERRYとドラマで共演したいと言ってくれた、人気俳優・響玲(ひびきれい)。そのことを水無月に報告すると、少し沈んだ声。こうしてSTAR BERRYは大スターになっていくんだと寂しい顔をするが、ここまで来られたのは水無月くんのおかげだとお礼を言う麻衣。

ところがドラマの台本を読んだ、響玲のマネージャーは、うちの響のイメージに合わないと、時代劇である原作を今風のオシャレの最先端に作り替えろと言う。『はぐれ侍 純情伝』は『アゲアゲ侍 大江戸パラダイス』とタイトルが変わり、渋谷で買い物をしていた主人公が江戸時代にタイムスリップしてくる。麻衣が自分達を指名してくれた礼を言おうとすると、響の狙いはくるみらしく、「オレおっぱいない子興味ないんだよね」とあんまりな言葉を麻衣に浴びせる！
このワガママで気まぐれな人気俳優は何を考えているのか。キスシーンの代役はくるみがいいとか。
前髪を上げているプライベートの麻衣がたまりません。
そして第1巻がついに！10/23に出ます。


『ストロボ・エッジ』#26/咲坂伊緒
麻由香ときちんと話をする連。
その後の展開がなんだかとても微笑ましい。借りたパーカに必死にアイロンをかける仁菜子。

掃除している連を横目で見ながら日誌を書き、返すタイミングを見計らう。さりげなく一緒に帰ることが出来る二人。下駄箱から落ちてくるラブレター。
「ごめん私連くんを大人と思った事はないや」という仁菜子の台詞がちょっとうけました。
みんなに自分を分かってほしいとは思わないけど、もし誰かひとりにでも分かってもらえればと言う連。「木下さんは　分かっててくれてんじゃないかなって　思ってる」。
自分といる時には笑いたいと思ってくれる。仁菜子の歌う鼻歌の、同じところが頭の中流れてたとシンクロ。安堂の元カノ(真央)が引っかき回すんだろうなー。


『好きって言わせる方法』/永田正美
7月号に掲載された読み切りの続編です(タイトル同じ)。恋人同士になれても相変わらず「モテ技」を駆使してハルに自分を好きでいさせようと必死な菜乃花(なのか)。
「あたし以外の女子にちょっとでもときめいたらコロス!!」と本音を言ってしまうのが良かったですね。読み切り3本採録して単行本になるようです。『恋はスイッチバック』はデラマで読んだ気がする。鉄道マニアに恋しちゃうお話。あれ良かったです。


『夢みる太陽』25TH DOOR/高野苺
大家さんと別れてから、あの家に戻っていないしま奈。新学期を迎え、善とクラスは離れる。
今年から英語担当の中川先生から、藤原君の誕生日の前日に連絡を取ったと、21日が大家さんの誕生日で、今年は彼女がいるからと楽しみにしていたと聞かされる。
逃げていただけの自分が恥ずかしくなるしな奈、その頃、女子高生はやめとけと警官の友達の三浦に言われている大家さん。自分の気持ちをぜんぜん理解してない大家さんが笑える！
前に進まなきゃと決意するしま奈。



『爛爛』第4話/いくえみ綾
鹿の子の頭の中を覗くあずき。有平とほぼ同時にあずきを守ってくれた琥珀。
今起きたことを話し、ドン引きかと思いきや、次の一言は「すげえーーええっ　あずき超かっけえーーええ〜〜〜〜っ」。
何が何だか分からないけど面白い！


『シーイズマイン』#7/美森青
自分が変わってるなんてわかっていると言う美礼。普通にしててもダメで、考えて行動しろと言われて考えてみたけどできなくて。自分がどうすれば遼太郎は満足なのとキレてしまう。
「美礼ちゃんはちょっとズレてる」というだけでここまで来ているので、もう少しお話を進めて欲しい。


『青空エール』15TH YELL/河原和音
「………私が大介くんのこと………友達だと思ってなくて……好きだったら困る？」。
後で返事すると言って走り去る大介。授業が終わり、さっきの場所。今は野球に集中したいと答える大介。「ごめん」。
あ　　　だめだった
真っ暗になる視界。
「サボろ!!」と連れ出してくれる陽万里ちゃん。なんで断ったのと大介に訊く城戸。

野球に対して真剣すぎる。そこが大介のいい処で、そういう人だからつばさも惹かれたのでしょうが。
気まずくなったのに、「これからも!!　オレ　ずっと話かけるから!!」と言ってくれる大介。
定演の時に吹いた失恋の曲を聞きながら、ほんとに大好きだったと溢れる涙。
産休で次号お休みで、続きは1月号です。柱のコメントが笑える。一回休んだくらいで読者は忘れません(笑)


ふろくの「君に届けミニファンブック」、椎名さんのインタビューが載ってました。
こうやって物語が出来てきたんですね。今後の展開も楽しみです。


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