ぼくは今日、『さよなら絶望先生』の19巻を読んで、すごく面白かったです。どうして面白かったかというと、このマンガは講談社漫画賞を受賞しているからです。漫画賞を受賞したマンガはほんとうに面白いです。
−−小石川区 久慈 一くん
人生のバイブル、『さよなら絶望先生』が人々に真理を説き啓蒙している。終末の時は近し、延命の必要ありやいなや、と。
第十九集で著者は、カルトと独裁国家に対する偏見を強く戒め、差別を無くし命を賭して地球環境(エコロジー)を守るべきだと激しく訴えかけている。作中である信者は叫ぶ。「世間やマスコミは オレらカルトをバカにするなー！」。そして至徳の教諭、糸色望はこう云っている。カルト宗教をカルトだと謂う理由で忌み嫌うのは大いなる誤りであると。この世の中にはカルトにしかできないムダな仕事が山積しており、政治はシュウキョウの存在無くしてはエレトリア学派の肯定命題を撚磋できず、鋤蝙に懺に過ぎず、げに「普通」であればサルトルの担ぐ御輿が如くと人は号泣する。
また曰わく。独裁政治に敬意を払えと。愚民は独裁の善政がもたらす恩恵を享受していながら自ら進んで隣国を滅ぼそうともせず、相対して独裁と自称する独裁者(政権)はこの世に在らず、斯くして其れは無言実行の美徳に他ならないと。地上の楽園から亡命した愚者を「敗北者」と呼ぶに至ってはパシレイオスの捕虜の如し。
学歴高き者よ、この書に綴られた高邁なるギャグを大いに笑え。愚鈍なる者は英邁な者に追従して笑え。そして萌えよ。光速で移動しながら留年を繰り返す2(-5)歳の10代女子と、キッチリの姉キッタネとに。この世には熟女も幼女も現存せず、何者も規制を怖れるに能わず。
世が2012年に終焉を迎えるにあたりこの久遠の名著は次巻の第二十集で完結し、現在、帰る家を失い新宿と謂う田舎で暮らす著者は新作『外交デビュー』の連載を開始している。全人類は平等に先生となり、シネ。
以下、講談社公式サイトの紹介文より転載。
ユキは地球の学校に編入したばかりの1年生。一緒のクラスになった尾沢クンは先輩風を吹かすケド、カレにはある野心があった。突然、生徒会長に選出されてしまうユキ。家来もいっぱいできて、ウキウキの気分で臨んだ国際コンクール。『拉致ってよ，Baby』の作者が贈る、友愛ドタバタコメディ待望の連載開始！
お薦め度：★★★★☆
投げ込みチラシによると『ちはやふる』第7巻は12月11日発売。
こんな土台の腐った3.01流マンガなんかより『ちはやふる』のほうが断然面白いよ！
すいませんすいません！私のような者がすいません！
『ちはやふる』が面白いのは本当
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【検索用】さよなら絶望先生 久米田康治 19
本編見るまでネタバレされてたまるものか!
19巻はまるで累積主義者の黙殺史観のような一冊でした。
自滅詞の語尾変化の間違いには気付いてもスイス語に自滅詞が存在しないことには気付かないとか。
こんな腐ったマンガより『ちはやふる』を読んで下さい。