名前だけは知っているのにきちんと読んだことがなかった『ワイルド7(ワイルドセブン)』。この度、文庫の第1巻を購入しました。
1969年~1979年作品。
自分が生まれる前に発表された作品というのは、私はその時代を生きていないのであまり上手くご紹介できませんが、とにかく面白いんですよ!
閉鎖された高速道路、銀行から金塊を奪った犯人一味と、それを追う7人の白バイ隊。
日本の警察はごていねいだ . . . 本文を読む
相変わらず面白い。今回は中の上くらい。
ひたすら食べ物で遊ぶだけの『スイーツマカロンの巻』と、警察官の副業につっこむ『副業人生の巻』はかなりどうでもいい話でしたが。
『仏像ブームの巻』。
「売る為」に仏像を彫っている両さんに感動してしまう部長、それを叱られて開き直って「物像(ぶつぞう)」を売り始めてしまうのが最高だ。
仏像って信仰がないと、しょせん「萌えフィギュア」だよね。
『アナ . . . 本文を読む
僕はどうも、このマンガは正当に理解を得られていない気がしてなりません。僕なんかに言われたくはないでしょうが、その奥行きを少しだけ説明したいと思います。
その前に、添付画像は新刊であるにもかかわらず「帯」が付いていませんが、これは段差があってスキャンする時に影が出来るからと僕が取り外したためです。22集の帯は、フレームとレンズ部分を切り離して組み立てると「3Dメガネ」になるんです。本の状態 . . . 本文を読む
半分まで買い揃えました(文庫だと全10巻+1)。
東京に辿り着いた少年は、虎から逃げ回っていて銃声を聞き、生き残っている人間がいるのだと確信する。しかしその出会いは残酷で、酒をあおり、野心のために金をかき集める粗野な男は、野菜を育てる術を知り、物覚えが良く便利な存在である少年を奴隷扱いする。
形だけの「共同生活」の中で、少年も男も互いに名乗ろうとはせず、少年にとっては孤独よりもつらい状況 . . . 本文を読む
だいぶ前に続きを買いました。
ボートが流れ着き、あの惨劇以来、初めて「人間」と出会う少年。彼女にすがりついて泣き、彼らはアキコ、サトルと名前を教え合う。
アキコが備蓄していたわずかなコーヒーと米を食べてサトルが「文明」の香りに感激したのもつかの間、海沿いの大都市はすべて海の底に沈んだという情報。そして待っても来ない救助に人々が暴徒と化してしまったと聞かされる。
鼠咬症(そこうしょう)に . . . 本文を読む