アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

佐々木久/中山たくみ『摩天楼の恋人』

2008-03-06 | 読書
男がいる。女がいる。そして愛が生まれる。
-社内不倫、淫らに響くその言葉の裏には蜜と刺が隠されている…。
不倫の甘さと苦さを描いた、佐々木久の人気シリーズ!!


芳文社さんの「週漫スペシャル」で『風俗記者・どぶねずみ』(原作: 武守仁)を連載されている佐々木久先生の過去の単行本をamazonマーケットプレイスで見付けました。

『HOUBUNSHA MY PAL COMICS』で同名の作品を読んでいたので発見。原作は『禁<タブー>忌』の中山たくみ先生。

「摩天楼の恋人」(「週漫スペシャル」平成10年3月号掲載)
「過剰接待の罠」(平成10年4月号掲載)
「愛人志願」(平成10年5月号掲載)
「美しい別離」(平成10年7月号掲載)
「蜜の標的」(平成10年10月号掲載)
「丸ノ内不倫倶楽部」(平成10年9月号掲載)
「団地妻色模様」(平成10年8月号掲載)
「古都の甘い夜」(平成10年11月号掲載)
「別れの盃」(平成11年1月号掲載)
の9本を採録。

「摩天楼の恋人」と「団地妻色模様」は『誘惑白書(3)』にも再録されてます。

絵のタッチが9年前ですね。男の表情が「風俗記者・どぶねずみ」の鮎原さんよりやわらかいです。
シガレットくわえるシーンはこの頃から既に頻繁に出ていて、キマってます。
「美しい別離」で男がベッドで「ピース・ライト」吸ってるけど鮎原さんの愛煙銘柄は何だろう?と気になったり。
鮎原さんはなんとなく「マールボロ」のイメージでしょうか。
絵を見る限りショートではないので「ホープ」ではないですね。

この単行本はHOUBUNSHA COMICSスペシャルセレクションの第1弾で(2001年5月31日初版)、巻末の広告によると
第2弾:ももなり高/中山たくみ『桜心中』
第3弾:成沢功/本間正夫『情<イロ>夫』
が、その他にももなり高/中山たくみ『禁<タブー>忌』(2005年7月30日初版)が出てます。

「情<イロ>夫」の「ないものねだり」「花の味」が『誘惑白書(3)』に、「餌食」「男を喰う女」「髪結いの虜」が『特報黒の事件簿(4)』に再録されてます。


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