アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

Jazz, Miles Davis, ネットサーフ

2008-02-10 | Weblog
昨日に引き続きJazzのブログです。
昨日、私は生まれて初めてJazzと呼ばれる音楽、以前知人が勧めてくれたMiles DavisのCDを購入したわけです。関係ないけどamazonが「輸入盤CD2枚購入で10%OFF」をしていたのでちょっと得した(笑)




さて、昨日のブログは自分が初めてJazzに触れたこともあり「すごく良かった」「すごく良かった」となんだか子供の作文のようになってしまった(笑)
今日もむにゃむにゃと起床するなり昨日届いたCDを聴いているわけですが、少しネットで情報収集というかジャズのことを調べてみることにしました。

「miles davis ジャズ 入門」等のキーワードで検索すると様々なサイトがヒットしますね。
検索して比較的上位に出てくるのは
Miles Davis Japan - マイルスデイビス日本非公式ファンサイト
http://milesdavis-japan.com/

ジャズ大好き!~初心者向けジャズ入門~
http://miles.jp/advise/classic.html

とかなんですが、こういう大手(?)のサイトは得てしてディスコグラフィー等のデータは充実していても単に事実を淡々と書き連ねているだけで、「読み物」として面白かったり勉強になる情報といったものはあまり載ってないものなんですね。CDのデータを見ようとするとamazonへのアフィリエイトリンクのようなものが張ってあるだけだったり(笑)

ただし
vol.3 ロックファンのための入門盤 - [ジャズ]All About
http://allabout.co.jp/entertainment/jazz/closeup/CU20050804A/
では「ジャズとロックの融合?」と称して"Bitches Brew", "You're Under Arrest"に次ぎHerbie Hancock"Headhunters"等が簡潔に解説されていてちょっと面白かったです。
昨日購入した二枚を聴いた感じでは、私は特にJazzにRock的要素は求めずに楽しめる、そんな気がしましたが。
「ジャズ楽器の基礎知識」では「●ピアノの巨人たち」の項目にレッド・ガーランドの名が、「トランペット」にはルイ・アームストロング、マイルス・ディヴィスの名があり、サックスは「アルト・サックス」と「テナー・サックス」の2項目に分かれてました。
「●テナー・サックスの巨人たち」に名前が挙げられていたジョン・コルトレーンとウェイン・ショーター は"COOKIN'"と"MILES SMILES"の参加メンバー。
この二枚はJazzなど聴いたことのなかった私が一発で気に入ったアルバムなんですが、なるほど、「巨人」と呼ばれるメンバーが参加していてかなりメジャーな作品だったのかと、思っていたよりすんなりJazzを楽しむことができたことになんとなく納得。
「ジャズ喫茶」の項目には単に各お店のリンクが並んでいるだけでしたが、高田馬場Introは私にMiles Davisを勧めてくれた人が、学生時代から親しんできた店なのでここに連れて行ってあげるよと言っていたことを思い出しました。

しかし狙いというか面白いのはむしろ書き手の主観で綴られたような個人サイト。
「リンクフリー」と断っていないので一応URLは出さないでおきます。

個人サイトでまず発見したのが、入門者には「ing四部作」と呼ばれた"Walkin'", "Steamin'", "Relaxin'", "Cookin'"や同時期の"ROUND ABOUT MIDNIGHT"を勧めるのが無難だという一般的な風潮に疑問を投げかけていたサイト(私はいきなり"Cookin'"聴いて気に入りましたが(笑))。
ここから入るとMY FUNNY VALENTINEやROUND ABOUT MIDNIGHTといった有名曲を聴いてお終いになってしかねないので、Milesがバリバリ吹きまくっている"FOUR & MORE"から聴いてみろ、との内容でした。

もう一つ興味深かったのが、日本に於ける「マイルス中心主義」を批判的に捉えるページのあったサイト。書き手はMilesは好きなミュージシャンだが、Jazzの歴史の流れが全てMiles発であるかのように捉えることはMilesを本当の意味で評価していることにはならず、もっと等身大の評価をすべきだと述べてます。
Miles Davis Japan
>マイルス・デイヴィス。さあ、これであなたの人生は明るい未来が約束されたも同然です。
とありましたが、漫画の世界で言う処の、「手塚治虫は漫画の神様で作品は傑作ばかりだ」と手放しで絶賛してしまうようなものでしょうか_
更に書き手自身のJazzの入り口となった「枯葉」に如何に魅せられたか、何故これほどまでに魅せられたのか、その個人談が書かれており興味深く読みました。

「枯葉」をある特定のアルバムの邦題だと勘違いした私が原題を調べようとして飛んだ先にあったページも少し面白かった。
Wayne Shorterが参加た作品"E.S.P."、今までライブアルバムを制作していたMilesだったがこれはShorterが参加して初のスタジオ盤となったことなど。

音楽性と密接に関係があるわけではないけど、「miles davis 人種差別」で検索するとMilesの経歴-麻薬問題から立ち直った経緯や人種差別に批判的だった人物像も浮かび上がってきますね。
「いいプレイをする奴なら肌が緑色の奴でも俺は雇う」と云う発言にはなんだか「人間の器の大きさ」のようなものを感じます。
日本人(東洋人)の赤城恵がMilesの没年1991年までピアニストとして参加していたことも知りました。
『星の歴史』と云う漫画で黒人の殺人犯の少年がギターの「ショバ代」として刑務所のボス格の主人公に自作の曲を聴かせるシーン、
「-あんた何にも知らねぇな 黒人がやりゃ何でもソウルなんだよ」
をなんとなく覚えていたのですが、「Jazzは黒人だけのものというわけでもないんだな」、そう思えてきました。

月に何枚もCDを買うほど裕福じゃないけど"FOUR & MORE"やHerbie Hancockの"Headhunters"とかは大いに興味ありますね。

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でポイント貯めてまたamazonギフト券に交換するかぁ…。

昼食を済ませるとなんだかまったり(決してダラダラ怠けているわけではない(笑))
コンビニで買っておいたカフェラテ、いつもDVDを観たりしている椅子にゆったり腰掛けて少し短め(123mm)の「FLOR DE COPAN」のRothchildをカットしてシガーの紫煙をぼんやり眺めながら昨日買ったCDを堪能する。

COPANはCoronaも良いがRothchildは先端から吸い口まで一貫した味なのだ。
管楽器の音を聴いているとなんだかすごくまったりする_


本日煙になったたばこ
Cigarette
hi-lite RUM MENTHOL:
2本
HOPE:
2本

Pipe
latakia blend:
1ボウル
Peterson IRISH OAK:
1ボウル
(Dunhillの数量限定銘柄が出ていたのに気付いた時はもう売り切れていた…)

Cigar
FLOR DE COPAN Rothchild:
1本

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2 コメント

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Unknown (J.G.Yu)
2008-02-11 20:17:26
マイルズ・デイビスいいですねー!
私も安いCDしか持ってないですけど、好きですよ。
返信する
Miles Davis (Wrlz)
2008-02-12 14:12:18
>J.G.Yu様

今までRockばかりでJazzを聴いたことがなかったんですが、ちょっとはまってます(笑)
Miles Davisいいですねー。
今度"FOUR & MORE"とか色々買おうかと思ってます。

「ジャズ喫茶」ってのがこれまた面白そう。
一人ではなんとなく入りにくいから誰か連れてってくれないかな(笑)
smokin' drinkin' never thinkin'ってのがいいですね。
ジャズ聴きながらまったり夢心地でパイプ吹かしたりしたら楽しそう_
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