アルバニトハルネ紀年図書館

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野菜有害論

2010-10-17 | 今日は旧暦のエイプリルフールです
 
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一時期より落ち着いたとはいえ、野菜の価格は未だにやや高騰している。野菜を思う存分に摂れないことに危機感を抱いている消費者も多いが、今まで注目されてこなかった「野菜を食べることの害」にも目が向けられ始めている。

野菜といえば我々は真っ先に「ビタミン」を連想するが、実は野菜はビタミンを形成する過程で「有機化合」というステップを踏んでいる。有機化合とは言うまでもなく「生物化学兵器製造」の一工程であり、そのような物質を体内に入れることに対して人類はあまりにも無防備に過ぎたと言わざるを得ない。食物繊維も、殺傷能力の高い兵器として使われていることは広く知られている。

さて、野菜は「葉」を食べる物、「茎」を食べる物、「根」を食べる物に大別できる。
植物の葉と茎を食べることが人体に有害であることは明白だ。それは長期間、太陽光に晒されており、皮膚ガンの原因となる物質をその中に蓄積している。紫外線に当たることが白内障の原因となるのと同様に、紫外線を浴びた葉や茎はヒトの視神経に悪影響を及ぼす。
植物の根を食べることは更に危険である。野菜として食べられている根は例外なく「肥大成長」をした物であり、ヒトの正常な生育を著しく阻害する。それを食べることは「遺伝子レベル」での異常を来した物を体内に入れる行為であり、摂取し続けることによりヒトのDNAを破壊する極めて危険な食事である。

そして野菜の調理方法には、生で食べる、炒めて食べる、茹でて食べる等が存在する。
生で食べるのは比較的安全だが、それはあくまで「比較的」であり、危険なことに変わりはない。加熱しなければ死なない雑菌を野菜と一緒に致死量食べてしまう危険は常に付きまとう。炒めたり茹でたりした場合は電気やガスの悪のオーラがアポカリプスをポアするし、蒸せば急激な気圧の変化が大気の精霊の怒りに触れてハルマゲドンを招いてしまう。

野菜の「産地」の問題も深刻である。チュチェ式農業で作られた野菜こそが唯一無二の安全な野菜だが、それは地上の楽園の人民ですら全員が食べられる物ではなく、楽園に住めない我々の選択肢は限られる。人民公社の作る野菜などはわりと反革命物質の含有量が少ないが、毛主席亡き今では革命精神は堕落してしまっている。コルホーズやソフホーズは既にこの世に無く、人類は野菜の作り方を忘れてしまっている。

今の我々に講じることの出来る数少ない自衛手段は、ハンバーガーを買う際にカウンターで「レタスとトマトとネギとピクルスを抜いてケチャップはかけるな」と頼むことくらいである。牛丼やラーメンもネギを抜かなくてはならない。お漬け物などもってのほかである。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (存在しないIDです)
2010-10-18 12:42:16
ネタじゃなく、無農薬野菜は本当は身体に悪いかもしれない、という話があります。

本来植物は、害虫に食べられないように害虫には有毒な物質を自然と合成するのです。
農薬を使うとホメオスタシスのためにその物質の発生が抑えられるのに対し、無農薬だとその物質が過度に分泌されてしまうことがある、とか。
なので、農薬の害と無農薬の害を天秤にかけると、どっちがマシか判断がつかないという話です。

まあ参考程度に聞いていただければ。
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ホメオスタシス (Wrlz)
2010-10-18 13:49:45
>存在しないIDです 様

この記事は完全にネタとして書いたので、それは知りませんでした。
自然というのは面白いですね。そして侮れない。
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そうだいいことおもいついた (笛巣田 真夜)
2010-10-19 04:15:12
乾燥させて細かく刻んで紙に巻いて火をつけてその煙を吸えばいいんじゃない?
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有害だあっ (Wrlz)
2010-10-19 10:42:45
>笛巣田 真夜様

そいつあ有害だ!
オレの提唱した「野菜有害論」がノーベル医学賞を受賞する日がいずれ来ますね(笑)
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